大学入学試験の方法は国によってバラバラです。アメリカの場合には、アプリケーションの提出できる時期と選考によって3つの申し込み方法があります。
アメリカ大学入試の3つの種類とその締め切り
アメリカ大学入試にはEarly decision, Early action, そしてRegualr decisionの3つの種類があります。最も一般的なのはRegular decisionですがそれぞれに特色と利点があるので、自分のシチュエーションに合わせて分けて受験することがおすすめです!
Regular Decision、Early Decision、Early Actionの比較!
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Regular Decision |
締め切り |
1〜3月頃 |
合格通知 |
3〜4月頃 |
入学義務 |
なし |
メリット |
願書の締め切りが一番遅いので、 |
デメリット |
Early decisionやEarly actionによる合格者が多かった場合、Regular desicionによって入学できる生徒が少ない場合がある。 |
どんな学校の入試で利用すべき? |
どんな学校の受験にもおすすめ。Early actionやEarly decisionも利用している場合、滑り止めの学校などの受験に利用すりことができる。 |
備考 |
もっとも一般的な受験で一番選考の裾野が広い。 |
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Early Decision |
締め切り |
9〜12月上旬 |
合格通知 |
11〜12月末 |
入学義務 |
あり(合格した場合、必ず入学しなくてはならない) |
メリット |
合格した場合には年末までに進学先を決めることができ、受験期間が短く済む。 |
デメリット |
合格した場合必ず入学しなくてはならないので、後から気持ちが変わっても変えることができない。選考はRegulard decisionよりも厳しい。 |
どんな学校の入試で利用すべき? |
本当に行きたい学校を受験する場合。 |
備考 |
ここに行きたい!という強い気持ちで思っている学校があり、偶然ではなく受かる自信がある場合にはおすすめ! |
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Early Action |
締め切り |
9〜12月上旬 |
合格通知 |
11〜12月末 |
入学義務 |
なし |
メリット |
年末までに合否が分かるものの、受かっても入学義務がなく、3月頃まで入学を決めないでいい。
(学籍は合格した時点で確保してもらうことができる。) |
デメリット |
大学受験準備をRegular decisionで出願する場合よりも早く行わなければならない。
選考はRegulard decisionよりも厳しい。 |
どんな学校の入試で利用すべき? |
行きたい学校のリストの上位校を受験する場合。 |
備考 |
場合によってはDifferと言って、年内は合否が保留され、Regular decisionでの出願者が出揃ってからもう一度選考対象になる場合がある。 |
Early decisionと Early actionは両方がすべての学校で行われているわけではありませんが、殆どの場合、どちらかは行われていて、両方行っている学校も少なくありません。
Early decisionやEarly actionを利用する場合、願書の提出を年内に終わらせる必要があり、アメリカの大学入試の場合、大学受験書類の8割方はどの大学も共通していることが多いので、自然と受験準備を早く終わらせるになります。なので、受験を早く終えたい人にもおすすめです。
また、Early decisionとEarly actionは大学側にとっても優秀な学生をRegular decisionでの入試の前に確保する意味も兼ねているので、選考はRegular decisionと比べると厳しくなっています。それぞれ自分の意図にあった方法での受験がおすすめです。
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