どう違う?イギリスとアメリカの大学院

大学院は海外で進学したいと思っているけれど、どこの国で留学するかで迷っているひと多いと思います。そこでイギリスとアメリカの大学院の違いを入試方法や学校の形態という観点から比較してみました。(オーストラリアや他の国の大学院との比較もリサーチ中なので、アメリカやイギリス以外で考えているよーという方は暫しお待ちを!) 大学院留学

 ざっくりここが違うよ イギリスとアメリカの大学院

イギリスの大学院の場合

大学院数:約120校 運営:国立または私立 コース期間:1年間(修士課程) 進学準備コース:多数あり 世界ランキング:Top 50に8校 英語能力証明試験:IELTS 進学適正試験:稀にあり 条件付き入学:あり 出願の時期:11月頃に受付開始 審査:rolling 審査 入学時期:秋。年に1回

アメリカの大学院の場合

大学院数:約3000校 運営:州立または私立 コース期間:2年間(修士課程) 進学準備コース:ほぼ無し 世界ランキング:Top 50に20校 英語能力証明試験:TOEFLまたはIELTS 進学適正試験:GREやGMAT 条件付き入学:なし 出願の時期:9月頃に受付開始 審査:締め切り後に一斉審査 入学時期:年に2回 さて、ざっくりとした違いを表にしてみましたが、もう少し詳しく説明していきたいと思います。 大学院数と運営形態についてですが、イギリスはほとんどの大学院は国立ですし、大学院同士の間で教育の質に違いは少ないと言われています。一方、アメリカは州立と私立の大学院があり、どちらもレベルはピンからキリまでです。 コース期間についてですが、これはイギリスもアメリカも、専攻によって期間が変わってくることがありますので、あくまでも一般的には、と思って下さい。 大学院留学 英語能力試験ですが、イギリスではTOEFLが現在認められていないので、イギリスとアメリカで併願する人はIELTSを受験しましょう。 進学適性試験については、イギリスでは評定平均だけで、GRE(Graduate Record Examination)やGMAT(Graduate Management Admission Test)のスコアが求められることはあまりありません。アメリカの場合ほとんどの場合必要です。(Optionalにしている学校もあります。)アメリカの大学院でも評定平均は求められます。わたしも大学院に行けるように大学の勉強がんばります。 条件付き入学は英語能力などなんらかのスキルが入学資格に満たない際に、合格をもらってから入学するまでの間にその資格を満たすことを条件に入学許可が降りる、というものですがアメリカにはありません。イギリスの大学院は条件付き入学や進学準備コースがありますので、英語力に自信がないひとにはおすすめです。 大学院留学 出願時期についてですが、どちらも秋に始まります。出願開始時期の詳細は学校によりけりということが多いのかなと思います。アメリカの場合、締め切りも学校によって違います。 イギリスの大学院で取られているRolling審査とは出願が完了した受験者から順番に随時審査が行われる審査方法のことです。受け入れ可能の合格者数に達した時点で締め切りになります。なのでイギリスの大学院を受験するときには早めの出願が大切です。アメリカの場合はほとんどの大学院では締め切り後に一斉に審査がスタートします。 入学時期はイギリスは秋に年に1回ですが、MBAなどコースによっては頻度が変わってきます。

おわりに

ざっくりとイギリスとアメリカの大学院の基本を比較してみましたが、今回取り上げた以外の観点での比較や、他の国の大学院との比較も考慮して、大学院留学への準備を進めていきましょう! 留学エージェントにパンフレット取り寄せ

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