個人vs集団 寮にもいろいろあるんだよ

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留学中の寮生活。楽しみな人もいれば、不安な人もいるでしょう。そもそも寮とは、どのようなものなのだろう。寮の中はどのようになっているのだろう。一概に寮と言っても、その特徴はそれぞれ。今回は、そういった基本的な情報を、体験談に基づきご紹介します。

 

学生寮 ~その種類はいろいろ~

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留学中の住居候補は様々。アパートで一人暮らし、貸家をシェア、ホームステイ、そして学生寮と選択肢に幅があります。それぞれメリット、デメリットはあるかと思います。ここでは、学生寮の基本情報、違いにフォーカスします。

寮では多くの学生が共同生活を送ります。

どこまで共同か、というところがポイントです。これは寮によって異なります。

場所によっては、トイレの個室に入っている時以外ひとりになる時間がない、といったこともあり得ます。寝室、トイレ、キッチン、シャワー、洗面所すべてシェアというケースですね。

その逆のケースでは、トイレ、シャワー、キッチンなどすべて個室にあり、ホテルのようにプライベート空間を維持できる寮もあります。

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食事つきの寮もあれば、すべて自炊という寮もあります。食事付きであれば、ご飯がおいしい寮も、そうでない寮もあります。

現地の学生ばかりの寮もあれば、留学生だらけの寮もあります。

このように、一概に寮と言っても、そのタイプは様々です。ひとつの大学にいくつも寮はあるので、事前に念入りに調べて自分に合った寮を探しましょう。

 

 

Wabash Collegeの場合 ~もちろんすべて男子寮~

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さて、ここでは私の寮事情をご紹介したいと思います。男子大学に留学していたので、もちろん全て男子寮。私の通っていたWabash College(ウォバッシュ・カレッジ)には、フラタニティの他に、当時5つの学生寮がありました。

Cole Hall(コール・ホール)、  Martindale Hall(マーティンデール・ホール)、 Morris Hall(モリス・ホール)、Wolcott Hall(ウォルコット・ホール)、そして私の住んでいたCollege Hall(カレッジ・ホール)です。

すべてキャンパスの中に位置しています。授業開始5分前に目が覚めたにも関わらず、なんとか間に合った経験があります。移動が本当に楽でした。

Morris HallとWolcott Hallは、全部屋個室。トイレシャワー洗面所は隣り合った部屋同士の共用でした。残りは、基本的にプライベート空間がない寮です。

 

College Hallの場合 ~これが男子寮だ~

1.部屋

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私の住んでいた学生寮、College Hall。2階建て。部屋は2人部屋か3人部屋で、隣の部屋と共有しているスペースがありました。鍵なしで共用スペースをまたいで隣の部屋まで行けます。4人で一組です。このひとセットの空間をSuite(スイート)と呼びます。

ルームメイトに加え、スイートメイトもいるのです。ルームメイトもスイートメイトもアメリカ人の学生でした。

共用スペースを勉強部屋にするグループもいれば、クローゼットにするグループもいました。私のグループは、クローゼットとして利用し、私のロードバイクを置くスペースにもなっていました。

 

2.バスルーム

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部屋にも、スイートにもトイレ洗面所などはありませんでした。フロア全体でトイレ・シャワー・洗面所を擁したひとつのバスルームを共用していました。なぜかアメリカのトイレの個室は日本のように地面から天井まで完全に密閉されているわけではなく、下が外から見えるようになっています。隣に入っている人の足も割と見えます。完全にひとりになれる場所はなかったのです。

 

3.コインランドリー

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クオーター(25セント硬貨)のみ使えるコインランドリーがありました。洗濯はここでします。外であまり買い物をしなかったので、手持ちのクオーターをすぐ切らしてしまい、いつも友達に崩してもらっていました。お金の節約のため、洗剤で手洗いしたこともあります。デリケートな服はかえって手洗いの方が良いかもしれません。

 

4.娯楽スペース

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ビリヤード台や卓球台がありました。私は地下の広いスペースを利用して自転車の室内トレーニングを行っていました。

 

5.キッチン

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ひとつキッチンがありましたが、鍵がかけられていたので意味がありませんでした。Wabash Collegeの学生は全員Meal plan(ミール・プラン)に入る必要があったからです。あらかじめお金を払って、3食キャンパスのカフェテリアでご飯が食べられるというものです。キッチンがないので、日本からもってきた保存食を温めたりするのに苦労しました。

 

6.多様性

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私のいた寮は多国籍というわけではなく、現地の学生が多い印象を受けました。白人が圧倒的多数でした。私の居住フロアにいた外国人はふたりだけ。私とガーナ人の学生です。ある意味、現地人と一緒に生活する良い経験でした。

 

完全共同生活

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寮といってもそのタイプは様々。プライベート空間がある度合いは寮によって大きく異なります。その中でも、個人空間が極めて少ない例を今回はご紹介させていただきました。このような、すべて他人と共用する生活において、トラブルやストレスがないわけがありません。次回は、寮生活でのトラブルやストレスについてみてゆきたいと思います。

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この記事の著者

Leo

Leo★アメリカ大学(男子校)1年間

イタリア生まれの日本育ち。大学2年次から3年次にかけて1年間、アメリカ中西部の男子校に留学。国際関係、紛争、芸術(制作)を学ぶ。留学中は自転車部と民族音楽サークル所属。趣味は自主映画製作。イギリスの大学院へ進学予定

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