語学留学先として近年人気のフィリピンは、東南アジアにある国です。
3分に1人赤ちゃんが生まれ、毎年約2%ずつ人口が増えているとされ、2014年には人口1億人を突破している新興国です。
日本と同じで、大小7,104の島々からなる群島国家。日本の各都市から直行便を利用して4時間程度で行くことができます。
公用語はフィリピン語と英語ですが、英語話者の数はアメリカ、イギリスに次ぐ世界第2位です。フィリピンでは地域ごとに100以上の現地の言葉があるので、異なる言語を母語に持つ人々の間のコミュニケーションの手段として英語が使われています。
ただ、あくまでもフィリピンの多くの人々にとって英語は第二言語であり、英語を母語としない人から学んで身に着けた英語です。ネイティブの英語とは違うということを理解しておきましょう。
フィリピンはもともと美しい島々があることで知られる観光地なので、日本以外からの渡航者も少なくありません。観光地の街の多くは整備が進み、多くの語学学校もその周辺に集中しています。物価が安いことや、日本から近いことなどから欧米留学よりも留学のハードルが低く、人気があるフィリピン留学ですが、治安面など日本や欧米よりも注意が必要、ということは覚えておきましょう。
フィリピン留学で人気のある都市をご紹介します。
都市によって特徴はさまざま。あなたにぴったりの都市を探してみてね!
フィリピン中部のビサヤ諸島にある、南北に細長い島がセブ島です。セブ島とその周辺の群島からなるセブ州の州都・セブは、セブ島の東海岸に沿って広がっています。セブ市沖にあり、海岸から繋がっているマクタン島が、一般にセブ・リゾートと知られる島で、外国からの移住者も多くなっています。
セブの都市圏であるメトロ・セブは、メトロ・マニラに次ぐフィリピン第2の都市として知られ、利便性が高いです。語学学校が多く集中している都市でもあり、留学にも人気です。
クラークは、マニラから北に70㎞ほどのところにあるエリアです。現在特別経済区として外国企業の誘致に力を入れるなど、急激に成長をしています。
戦時中は日本海軍の飛行場があった場所で、戦後はアメリカ軍の空軍基地であった歴史があります。そのため、警備体制が他のエリアよりも厳しく、フィリピンの中で治安がいいことで知られています。語学学校にはネイティブの講師が多かったり、生徒が多国籍だったりという特徴があります。
アジア一の歓楽街アンへレスが近くにありますが、夜に遊びに行く場合には注意が必要です。
マニラは『東洋の真珠』とも呼ばれるフィリピンの首都です。マニラを中心としたフィリピンの首都圏をメトロ・マニラと呼びます。
マニラは、日本から一番近い英語圏といわれるように、日本から直通便で行くことができます。
メトロ・マニラの南東にあるマカティは“フィリピンのウォール街”と呼ばれるように高層ビルが立ち並ぶ、フィリピンにおけるビジネスの中心地として知られています。メトロ・マニラの中でも整備の行き届いた区域です。
マニラにはオーストラリアやアメリカ資本の学校や、中東など多国籍な生徒の集まる語学学校が多くなっています。
バギオは、フィリピンの中でも大学や士官学校がある、学生の多い街。犯罪の発生率はセブやマニラの1/20といわれるほどです。フィリピンの避暑地としても知られ、近くには世界遺産もある観光地です。
標高1500メートルほどのエリアにあるため、年間とを通しても最高気温が20度程度を過ごしやすいところも魅力です。
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語学留学
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語学留学
フィリピンは英語語学留学先として日本人の間で高い人気があります。日本から近いこと、時差が1時間しかないこと、物価が安いことなどから、欧米留学に比べて留学のハードルが格段に低くなっています。
フィリピンの語学学校の多くは、マンツーマンの授業を多く取り入れているので、自分のレベルやニーズに合わせてみっちり学んでいけることが特徴です。
ただ、語学学校の英語講師にも英語が母語ではない人は大勢います。ネイティブの発音やネイティブの英語にこだわりたい場合には、現地の欧米のネイティブスピーカーによる語学学校を見つけるなど工夫が必要です。
フィリピン留学ならマンツーマン授業が中心なので、1か月未満の超短期留学でも充実した留学体験ができます。学校や仕事の休みに合わせて留学することができるので、会社を辞めたり、学校を休学したりせずに留学が可能。渡航費を含め、留学費用も安価で済むので、長期留学前のお試し留学にもおすすめです。
マンツーマンなので、自分が特に鍛えたいスキルを集中して鍛えたり、帰国後も使える英語学習方法を学んだり、短期でも実りある留学にすることができます。
フィリピンの語学学校にはインターンシップ留学を行っている学校が多くあります。インターンシップ留学では、インターン生として語学学校で留学生のサポートや事務などの仕事をする代わりに、語学学校の英語レッスンを無料で受講することができ、現地の生活費を補助してもらえるものです。インターンは、学校にもよりますが3ヵ月からできるので、費用を抑えて留学したい人におすすめです。
英語力に自信があるなら、スタートアップ企業をはじめとした現地企業でのインターンシップもおすすめです。
自然豊かなフィリピンには、景観の美しいコースから自然を生かした雄大なコースまで、様々なゴルフコースがあります。語学と同じで、リーズナブルにマンツーマンでレッスンが受けられるのが、フィリピンゴルフ留学の特徴です。
初心者から始められるプログラムや、一週間未満の短期プログラムなどプログラムの種類も充実しているので、気軽に始めることができます。もちろん、語学学校の英語レッスンと組み合わせたプログラムもありますので、ゴルフも英語もバランス良く楽しみながら上達することができます。
フィリピンでのマリンアクティビティは、セブ島でのダイビングだけではなく、サーフィンもおすすめです。Cloud 9やラ・ウニオンやバレルなどは、日本人にはまだあまり知られていないものの、人気のサーフィンスポットです。レベルに合わせたサーフガイドやスクールをしてくれる日本人スタッフもいるので、安心して楽しむことができます。
ラ・ウニオンは語学学校の集まるバギオから車で1時間半ほどなので、平日はバギオで英語を勉強して、週末にはラ・ウニオンでサーフィンをする留学スタイルもおすすめ。
親日国のフィリピンは、シニア留学にもおすすめです。日本から直行便があり、飛行時間も欧米諸国への渡航に比べて格段に短いので、フライトも楽々。気候は温暖、自然豊かで過ごしやすく、リフレッシュにも最適です。
語学学校のコースは、マンツーマンで受けることができるので、自分のレベルやペースで気兼ねなく学んでいくことができます。日本人在住者の少なくないフィリピンでは、日本人スタッフのサポートも受けやすいので、もしもの時にも安心です。
もちろん英語以外のアクティビティも充実しているので、趣味に打ち込みながら英語を身に着けることもできます。
具体的なプログラム例をご紹介します。ステキな留学選びの参考にしてくださいね!
都市 | クラーク |
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目的 | 語学+ゴルフ |
期間 | 4週間 |
価格 | 223,000円~ |
マンツーマンとグループの英語レッスンをしながら、ゴルフを学ぶことができるコース。寮の滞在費も費用に含まれています。
都市 | セブ |
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目的 | 語学留学(TOEIC対策) |
期間 | 3週間 |
価格 | 175,100円~ |
毎週模擬試験を受験し、スコアを確認しながら学ぶことができるコース。費用は寮の1人部屋の場合。また食費や洗濯代も含まれます。
都市 | セブ |
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目的 | 語学留学 |
期間 | 2週間 |
価格 | 63,800円~ |
スピーキングに力を入れたコース。ボランティア活動も多くあるので、実践練習にもなります。費用には滞在費を含みます。