エメラルドの島、アイルランドは、世界で最もフレンドリーな国に選ばれたことのある国です。
首都は18世紀に建造された美しい街並みが今でも残るダブリン。公用語はアイルランド語と英語ですが、一部の地域を除いてほとんどの地域では英語が日常的に話されています。
アイルランドは高緯度にありますが、暖流のメキシコ湾流の影響で冬でも雪が降ることは稀で、一年を通じて穏やかな気候をしています。緯度が高いために夏は日が長く、冬は日が短いため、冬は寒そうなイメージがしますが気温は東京よりも少し寒いくらいなので、日本人にとっては過ごしやすいです。
アイルランド人はフレンドリーなため、街中で気軽に話しかけあうことも多いので、自分から話しかけることが苦手な人でも、現地の人々と会話が生まれやすいです。ホスピタリティ精神旺盛で旅行者や留学生にも優しいです。
伝統的なアイリッシュ・パブや、古代ケルトの遺跡やケルト音楽などを大切にしています。
アートも盛んでストリートライブをはじめ、ライブハウスやパブでのパフォーマンスも盛んに行われています。
アイルランドの治安は、ヨーロッパの中で最も犯罪率が低いといわれるほど良いことでも知られています。
中世の時代から聖人と学者の島とされてきたアイルランドは教育の質が高いので留学にも最適です。
アイルランド留学で人気のある都市をご紹介します。
都市によって特徴はさまざま。あなたにぴったりの都市を探してみてね!
ダブリンは、アイルランド全人口の1/3が集まるアイルランドの首都です。人口の40%は30歳未満という若いエネルギーの溢れる街。海外のスタートアップ企業・ベンチャー企業が集まっていてビジネスの活気と創造性があることでも知られています。
旧市街では18世紀から残るクラシカルな美しい街並みが広がりますが、エリアによってはモダンな建物も増えてきていて、街には伝統と新しいものが混在しています。
イギリスの古代の大学群の一つであるトリニティカレッジをはじめ、多くの高等教育機関が集まるアカデミックな街でもあります。
コークは、アイルランド第二の都市と知られる街です。市内の移動はほぼ徒歩でできるくらいの規模の、ちょうどいい大きさの街です。物価はダブリンよりも安いので費用を抑える事ができます。
コークには18世紀から続くマーケット、“イングリッシュ・マーケット”があり、アイルランドの中でグルメの都としても知られています。
教育の盛んな都市でもあり、博士課程の割合がアイルランドの中で最も高く、高等教育機関には100か国以上から3000人以上が留学していると言われています。
あなたは留学でなにをしたいですか?
「留学の目的」は、留学へのファーストステップ。これが決まらないとなにもはじまりません。
人気の留学目的と、編集部に届いた、具体的なみんなの声をご紹介します。
これを参考に、あなたの「したいこと」、見つけてくださいね!
語学力アップ。
語学留学
ホームステイ先の家族と、本当の家族みたいにショッピングや食事をして1日を過ごす。
教師宅ホームスティ
観光、一人旅。
語学留学
ボランティアも含めて、現地で働いてみたい。
ボランティア留学
仕事や資格に
チャレンジしてみたい。
資格取得
The gift of the gab、弁舌の才を生まれ持った人々の国、アイルランドは語学留学にもおすすめです。ビザなしで留学することができるので思い立ったらすぐに留学することができます。
アイルランドの語学学校には大学付属の語学学校や家族で経営しているアットホームな語学学校など様々ですが、ヨーロッパからの留学生が多く、日本人が少ないことが特徴です。英語だけではなく、アイルランドの文化を体験できるプログラムも充実しています。
お隣の国イギリスに比べて、学費や物価を抑えて留学することができるのでその分長く滞在したり、旅行に行ったりすることもできます。
アイルランドの第一公用語は、アイルランド・ゲール語です。今でこそアイルランド・ゲール語を日常的に話すひとびとは少数派になってしまいましたが、もともとはほとんど全てのアイルランドの人々がアイルランド・ゲール語を母語として日常的に話していました。
この言語によって、アイルランドの人々の豊かな言語感覚が養われ、吟遊詩人が文化や伝統を後世に伝えていきました。現在ではゲールタハトと呼ばれる一部の地域でのみ、アイルランド・ゲール語が日常的に話されているので、アイルランド・ゲール語を学びたい人はゲールタハトへの留学がおすすめです。
アイルランドの大学は、海外からの留学を積極的に受け入れていることでも知られています。海外の大学との単位互換制度が充実しているので、日本の大学から編入・進学することもできます。
大学では様々な分野で最先端の研究をしているので、産業界やビジネス界とも連携した実践的な教育が行われています。アイルランドではテクノロジー分野の需要が高いことからテクノロジー関連分野の高等教育レベルは世界でも最高水準のプログラムといえるでしょう。
専門学校も多く、スキルアップのための留学にも最適です。
ダブリン大学トリニティカレッジは、アイルランドの最高学府として名高い名門大学です。16世紀にイギリスのエリザベス女王Ⅰ世によって創立されたダブリン大学トリニティカレッジは、イギリスの古代の大学群の一つとしても知られています。著名な作家を多く輩出してきた歴史があり、英文学において特にレベルが高いです。
歴史ある図書館には世界で最も美しい本と呼ばれるラテン語の福音書“ケルズの書”が保管されています。
アイルランドの高校へ進学する場合には、私立の中等教育学校への進学がスタンダードです。アイルランドの私立学校はヨーロッパでも教育水準の高さで知られています。寮のある学校もあれば、ホームステイをしながら通う学校もあり、自分の好みの滞在方法に合わせて学校を選ぶこともできます。小規模な学校が多いので、生徒と教師の間の距離が近く、細かいケアを受けやすくなっています。留学生のための英語クラスがあることも少なくありません。
日本人は少なめなので、日本人の少ない場所に留学したい人におすすめです。
日本とアイルランド間でのワーキングホリデー制度は、2007年に始まりました。申請受付期間は年に2回あります。
アイルランドのワーキングホリデービザでは就学制限がないので、ワーキングホリデー中に好きなだけ学校に通うことができます。週39時間以内でなら働くこともできるので、費用を抑えて留学したい人やアイルランドに住んでみたい人にもおすすめ。
ヨーロッパ諸国へのアクセスも良いので、アイルランドを拠点に旅行に行くこともできます。
アイルランドの人々はフレンドリーで親切なので、留学中の滞在にホームステイはおすすめです。留学生をホストする経験が豊富なファミリーも多いので、初めての留学でも安心です。おしゃべりな国民性を発揮してたくさん話しかけてくれるので、英語に不安がある人でもホストファミリーとの会話のきっかけが掴みやすいでしょう。
英語の先生の自宅にステイするホームテュイションは、レッスンの内容や時間など柔軟に対応してもらえることが出来る上に、短期間で確実に英語力が伸びるので人気があります。
ヨーロッパの島国で、ケルト文化に触れながら体験できるシニア留学。日本人の少ない環境で、世界遺産や博物館、アイリッシュパブなど、アイルランドの魅力を楽しむことができます。
休日などは、ヨーロッパ旅行が人気です。
具体的なプログラム例をご紹介します。ステキな留学選びの参考にしてくださいね!
都市 | ダブリン |
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目的 | 語学留学 |
期間 | 1週間 |
価格 | 278,000円~ |
なかなか時間を取れない方でも1週間から参加できるプログラム。アクティビティも充実しており、費用は、往復の航空券と滞在費込み。
都市 | ゴールウェイ |
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目的 | 語学留学 |
期間 | 4週間 |
価格 | 254,000円~ |
週20レッスン、午前だけのレッスンなので、午後は街を散策してみるのがオススメ。費用は滞在費込み。
都市 | コーク |
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目的 | 語学留学(IELTS対策) |
期間 | 4週間 |
価格 | 118,000円~ |
週20レッスンで、IELTS対策を学ぶコース。しっかり4つのスキルを学ぶことができます。