留学したら、第3言語を履修すると良い3つの理由

第三言語

今回は、私がなぜ留学先の大学で、英語を第二言語として学びながらも、第三言語を履修することがいいと考えるか、その理由をお話したいと思います。

第三言語履修には、比較的大学の試験で点数が取りやすく、第三言語と比較することで英語のスキルアップとなり、更に海外で新しい友達を作るきっかけにもなるという3点のメリットがあります。

1、第三言語履修で英語ネイティブにも勝つことが出来る!

カナダの大学では必須教科以外は、比較的自由に履修することができます。そこで履修して頂きたいのが第三言語です。

私は1年の最初のセメスターでスペイン語を履修しました。日本人の友達は「英語もまだ完璧ではないのに、第三言語を勉強し始めるべきではない。」といいます。しかし第三言語は、第二言語の英語をマスターしてから取り組むべきだという主張に全く同意しません。

理由の1つは、第三言語の試験は、留学生でも英語ネイティブを負かすことが出来るということです。私はスペイン語レベル1(履修生300人)で大学1位の成績を取り、次のセメスターのスペイン語レベル2でも高得点を獲得しました。

これはスペイン語の試験では純粋にスペイン語の知識のみ問われ、私の英語のスキルは障壁にならなかったことに起因します。例えば私の履修した遺伝の試験の一部を見てみてください。

英文
長い英文が連なっています。この問題はある一つの家系からどういった確率で病気の子供が生まれてくるかを計算するものですが、その家系の相関図自体を英語で読みながら理解しなければ解けない問題となっています。私のエンピツの跡からも見て取れるように、長くて複雑な文章に少々苦戦している様子です。

つまり、仮に私に遺伝の計算の知識があっても、英語で本文を読む事がハンデとして私に重たくのしかかっているのです。このような読み解く力は、この試験の為にすぐに磨こうと思っても磨けないものなのです。結果、英語ネイティブよりも私は損をしてしまいます。

しかしスペイン語の試験の写真を見てみてください。

スペイン語

全てがスペイン語です。この問題では、英語ネイティブではないことでのハンデが生じず、英語を母国語とする生徒も日本語を母国語とする私もスタート地点はみな同じレベルに立ってスペイン語の試験は行われています。

第三言語履修はまさに英語の知識に拘らず試験を真の形でフラットにしてくれ、留学生の私達でも英語ネイティブを負かすことが出来るものなので、履修してみることをお勧めします。

2、英語自体のスキルアップ!

第三言語の履修は英語そのもののスキルアップにも繋がります。

私はスペイン語のおかげで、中学の時に考えることなしに植え付けられた英文法の構造について、改めて考え直す機会を得ることが出来ました。第三言語を通して、英語の新しい発見をすることが出来るのです。

例えば、私がスペイン語を履修した際に驚いたことがスペイン語の動詞には過去が2種類あるということです。 preterite と imperfectという2つの過去形になります。英語ではgoの過去形がwentになるように過去形は飽くまで一つであり、スペイン語のように過去形preteriteと 過去形imperfectを厳密にはあまり区別していません。私は英語にない新しい概念をスペイン語を通して学び、英文法をもう一度見つめ直す機会を得ることが出来ました。

また、スペイン語の授業で英文法にもある現在完了【have(has)+過去分詞】の単元を習った際にも大きな発見がありました。私達には「現在完了」という英文法はお馴染みであり、例えば、英語に従事してきた日本人であればI have played tennis before の played を「過去分詞」だと答えることが出来ます。

しかし、スペイン語の授業で現在完了を習った際に、多くの英語ネイティブはplayedが「過去分詞」ではなく「過去形」だと思っていたことが授業中に暴かれたのです。過去形とも過去分詞とも見分けのつかない程、現在完了は英語ネイティブの目には自然なものとして写っているのです。

このように第三言語の履修は自分の英語そのもののスキルアップにも繋がり、履修を通して学びたい英語についての新発見をすることができます。

3、新しい友達を作ることが出来る

第三言語の履修をすることでその言語を話す友達を増やすことができます。私はスペイン語履修をきっかけにスペイン語でメッセージのやりとりをしたり、実際にスペイン語話者とカフェで会って話したりする機会が出来ました。

例えば、メキシコからカナダに移民してきた友達のダニエルとカフェで会った際には、スペイン語で話して貰えるようにお願いして練習させてもらったり、生まれた時からカナダに住む根っからのカナダ人とは中々理解しあえない「移民者」としての気持ちを共有したり、ビザ審査についての情報交換をしたりすることができました。

もちろん英語ネイティブと友達になる事は英語力の向上にも繋がり、その土地の文化について理解を広げる事が出来るので大切なことですが、どことなく私は部外者としての疎外感があったのも事実です。

しかしダニエルのような移民者やカナダ以外の国から来た者同士で話をすることは居心地が良いと感じることが多くなり、そんな友達と出会えたのも私がスペイン語を履修したからだと気付いたのです。第三言語の履修をすることでお互いを理解しあえる友達を増やすことができます。

さいごに

本日は私がなぜ留学先の大学で英語を第二言語として学びながらも、第三言語を履修することがいいと考えるか、その理由をお話しました。

皆さんも留学先で何を履修しようか迷った際には、試験で点数が取りやすく、英語自体のスキルアップにも繋がり、新しい友達を作るきっかけにもなるという3点のメリットがある第三言語の履修をお勧めします。

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この記事の著者

ゆきき

ゆきき★カナダ正規留学生

カナダのオンタリオ州の大学の28歳の1年生。
20歳に父を亡くして日本の大学を中退。
東京銀座でホステスをして学費を貯め、
ついにカナダの4年生大学に自分で働いたお金で入学しました。

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