自然あふれるカナダでの音楽&声楽留学ってどんなかんじ?
カナダは治安がよく、英語も聞き取りやすいため留学先としてとても人気ですが、音楽&声楽を学ぶ土地としても選ばれることが多くなっています。
モントリオールでは世界的にも大人気なジャズフェスティバルが毎年6月から7月にかけて開催されています!
今回はカナダで音楽留学できる学校をご紹介します。
University of British Columbia(バンクーバー)
ブリティッシュコロンビア大学(通称UBC)は、 古くからカナダにおいて名門のマギル大学の分校として設立された学校で、約6万人の学生が通う観光名所としても知られている美しい学校です。
The B.A. in Musicというコースは4年間のカリキュラムで(学費は$34,635 約300万円)、1年目は音楽理論や歴史を中心に学んでいきます。3年目、4年目は個別アドバイザーからの指導をもとに単位を取得していきます。
アンサンブルに参加を希望する生徒はオーディションでその機会を勝ち取らなければなりませんが、そのプラスアルファの努力が結果を結び、セラピスト・批評家・音楽の先生として世界で活躍できるように成長していきます。
入学するうえで求められる英語力はIELTS6.5かつ各スコア6.0未満でないことが掲載されています。(https://you.ubc.ca/applying-ubc/english-language-competency/)
The Glenn Gould School Royal Conservatory of Music(トロント)
こちらのグレングールドスクール・トロント王立音楽院は世界的に著名な音楽家が講師をしており、卒業生もその影響を受けセント・ローレンス弦楽四重奏団など現在積極的に活動している音楽家を生み出しています
プログラムは、演奏家を目指すためのディプロマコース(2年間)と、同じくBM学位の取得コース(4年間)を設立しています。ピアノ、声楽、オーケストラ器楽に関しては、修士課程も用意されています。
また、こちらの学校は1学年につき130名までしか受け入れないこととしており、質の高い指導をすべての学生が平等に受けられるように調整しています。加えて、地元カナダのオペラカンパニーや音楽団とのコラボレーションコンサートなども頻繁に開催しているため、学生のうちから音楽家としての経験値を積むことができます。
ピアノ・声楽・クラリネット・バイオリン専攻希望者の入学試験はオーディションビデオとなり、声楽専攻希望者に関しては、リストの中からイタリア語で1曲、英語で1曲、ドイツ語かフランス語で1曲歌う必要があります。
求められる英語力は、ディプロマコースに関してはIELTS5.0以上、BM学位に関しては6.0以上程度となっていおり(http://ggs.rcmusic.ca/application-tuition-info/#content-230)、1年間の学費はどちらのコースも約3万カナダドル(約260万円 2018年9月現在)となっているようです。
Université de Montréal Faculty of Music(モントリオール)
こちらのモントリオール大学は、約55,000名の学生が在籍しているマンモス校で、そのうち約10%が留学生です。モントリオールは、ヨーロッパとアメリカの文化が共存している都市として有名です。音楽学部には約800名の優秀な学生が在籍しており、演奏(器楽、声楽、ジャズ)、作曲(電子音楽、器楽、ジャンルミックス)、音楽学、エクリチュールの学士号を取ることができます。
約10年前から副専攻も選べるようになり、デジタル技術なども学ぶことができます。修士課程では、音楽学、民族音楽学、演奏(器楽、声楽、合唱指揮)、作曲(映画・マルチメディア、音楽制作)など多岐に渡り専攻を用意しています。
ちなみに、モントリオール大学の所有する3つのホールでは年間約600回コンサートを開催しています。入学を検討される方は一度訪れるのもいいかも!延べ10万人が演奏を聴きに足を運ぶようです。
尚、モントリオールは公用語がフランス語の州に位置しているため、フランス語が理解できることが求められています。将来ヨーロッパを中心に活躍したいけど、今の時点では英語でいっぱいいっぱい・・・という方にはオススメの留学先といえるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
大学が多くあるカナダでどの音楽学部に行こうか迷ってしまうと思います。ぜひ、参考にしてみてくださいね!