学生ビザでも働ける!? アメリカの大学留学中でもバイトをする方法!
こんにちは、アメリカの四年制の大学に正規留学しているヒロアキです。
今回は意外と知られていない、アメリカで留学中にアルバイトをする方法を紹介していきたいと思います!
アメリカの学生ビザの条件
実際のところ学生ビザ(F1-ビザ)に関しては、学校内であればアルバイトが許可されています(週20時間以内)。
アメリカだと留学生は働いてはいけないとよく言われるのは、ビザがESTA(観光用のビザ免除プログラム)の場合だと思います。
これは3ヶ月以内の滞在向けのビザで、語学学校などの短期留学の場合はこちらのビザになることが多いので、アメリカでの留学生のバイトは違法だと思われることがあるそうです。
学校内の仕事
まず学校内でできるバイトの紹介をしていきます。
1. Tutor/TA
中でも一番おすすめなのはTutorやTA (Teaching Assistant)です。
これは家庭教師のようなもので、基本的には自分が以前に履修したクラスの指導員となって、生徒の質問に教授の代わりに答えたり、授業内で教授のアシスタントしたりする仕事です。基本的にはほとんどのクラスにこのようなTAがいます。
具体的にTAは週に数回、固定されたTA hoursという時間を設けて、その時間に生徒が自由にTAに質問をしにきます。なので、TAはそのクラスを取っている全クラスメートがアポなしに自由に質問いけるようになっています。
一方でTutorは生徒がもう少し個人的なもので、Tutorと生徒が1対1で指導する形になります。そのため、生徒はTutorが必要な場合は、申請をしなければいけません。
日本人留学生に一番多いケースは、ネイティブとして特に日本語のクラスのTutor / TAをすることです。勿論、自分の専攻している分野のクラスのTutor / TA している留学生もたくさんいます。
また、英語で教えるので自分の英語力UPにもつながります!
2. 学食や学内のカフェ
続いてのオススメのバイト先は、学食や学内のカフェです。
特別なスキルや仕事経験を求められるわけではないので、簡単に雇ってもらえることができます。さらに、授業と授業の間の空きコマの数時間だけシフトを入れられることもあり、とてもフレキシブルな仕事です。
基本的には学生向けのカフェなので特に日本のレストランでのアルバイトのように接客の対して厳しい訓練があるわけでもなく、学生同士とても楽しそうに働いています。
英語で接客する機会も普段はないことなので、面白い経験になるはずです!
3. RAや大学で重要な役割
その他の大学内の仕事としてはRA (Residence Assistant: 各寮にいる、寮に住んでいる生徒の相談に乗ったり寮のルールを話し合って決めたりする、いわゆるその寮の代表者のこと)や新入生がやってくるオリエンテーション中に生徒を案内したり、その際にイベントを開催したりするオリエンテーションリーダーと言うポジションもあります。
ただ、学校内の仕事の中でもとても大事で責任感のある仕事なので、成績や面接など様々な審査があります。
学校外の仕事
こちらはあまり頻繁にできる仕事ではありませんが、学校外でもアメリカでお金を稼げることがあります。
その例としては、課外授業として仕事をする方法です。勿論これは大学のよってシステムが違うので全部が全部同じとは言えませんが、私の通っている大学では課外授業として、つまり単位をもらう授業としてであればお金をもらっても良いと言うルールがあります。
1. 有給インターン
インターンはクラスとして学期中や夏休み中に行うことができ、その際にお金がもらえるインターンであったとしても、クラスとして行っていれば違法にはなりません。
例えば、ビジネス系のインターンであれば、経済や経営学のクラスとして大学に申請すれば、有給でも働くことができます。
2. アーティストとして
もし自分が何か芸術や音楽が得意であればそれを仕事にすることができるかもしれません。
私はピアノを小さいことから習っており、大学でも音楽を専攻していてプライベートレッスンなども取っていルため、地元の劇団からパフォーマンスのお声などをいただくことがあります。
例えば、劇団のミュージカルのピアノ演奏者として仕事をすることがありました。その他にも、何かのコンテストなどに入賞してその副賞などでお金をもらうことがあったりもします。
いくらもらえるの?
気になるバイト代。
仕事内容や大学のある州によって違いがありますが、基本的に大学内の仕事のバイト代は、その州の最低賃金であることが多いです。
私の通っている大学のあるWisconsin州の最低賃金は時給7.25ドル、つまり日本円で約800円ほどです。なので決して高いわけではありません。
しかし、RAのような大きな役割の場合は、寮費と食費が免除になることもあります。そのため競争率は高くなります。
それに比べて、学校外の仕事は一概には言えませんが、学校内の仕事よりは高い報酬をもらえることが多いです。
注意点
ただ何よりも注意したいのは、いくらバイトができると言っても学生ビザで留学している限りは生徒として、学問が何よりも大事です。
なので、バイトをしすぎて学業がおろそかになり、学生としての条件(フルタイムで一学期に最低12単位取得)を満たせなくなると、ビザが破棄になり日本に強制送還になることもあります。
まとめ
何かとお金のかかる留学であるため、自分のお小遣い稼ぎや社会経験の一つとしてぜひアメリカでのバイトをしてみるのも面白いと思います!