アメリカ北部へ留学するなら準備しておきたい防寒対策!

わたしは現在、ほぼカナダ!と冗談半分言われることもあるようなアメリカ、ニューイングランドのメイン州に住んでいます。緯度的には北海道に近いので、冬は長く厳しいと言われています。アメリカの入国審査のときに、メイン州で学校に行っていることを伝えると入国審査官には必ずと言っていいほど、一年のほとんど冬でしょ!とからかわれるほどです。

メイン州の冬ってどんな感じ?

3月に入れば、日本ではそろそろ春がやってくることだと思います。メイン州はというと、3月はまだまだ寒く大体朝と夜には氷点下を下回ります。わたしはメイン州にある小さな島で暮らしていますが、この島はメイン州本土よりも海に囲まれているため暖かなので、本土ではより冷え込みが厳しいです。この冬は始まりが遅く、去年の11月ごろから冷えてきましたが、実際に冬が到来したのは12月ごろでした。12月から2月くらいまでは日照時間も短く、夜が長く感じます。3月ぐらいになるとようやく日差しの春の心地を含み始めますが、それまでは厳しい寒さです。ちなみに今年は雪の影響で授業への影響が出たのは5回ほどです。本格的な吹雪になったのは2〜3回程でした。

冬の防寒どうしてる?

防寒対策としてはダウンジャケットはもちろんですが、ウールのセーターやトレーナーの下にたくさん重ね着をすることが大切です。発熱インナーや薄いインナーでレイヤーをし空気の層を作ることで暖かく体温を保つことができます。靴はハイキングブーツやスノーブーツなど、防水・防雪機能付きのしっかりとしたものがおすすめです。靴下は毛糸の靴下や登山用の靴下がおすすめです。暖かく、かつ濡れてもすぐに乾くことがポイントです。因みに綿素材のものは乾きにくいので、雪などで濡れると体を冷やしてしまうので濡れる可能性がある場合には避けましょう。 建物自体は暖房設備が整っていることが殆どです。なので、脱ぎ着して調節できる服装をすることを心がけています。また、建物自体は暖房設備が整っていることが殆どです。なので、脱ぎ着して調節できる服装をすることもおすすめです。ただし、わたしの感覚としては寒い地域で育った人達は、わたしよりもやはり寒さには強く室内の温度も日本での暖房の温度よりも低めに設定してあることが多いかなとも思います。 またパーティーなどお酒を飲む場合に気をつけたいのはお酒を飲んで体が温まったように感じても外に出る時には必ず厚手の上着を着ることです。アルコールの影響で寒さを感じなくても、実際には体を冷やしてしまい低体温症になる危険性があります。 他には、服装だけではなく、保温瓶などを利用してあたたかい飲み物を携帯することもおすすめです。生姜など体をあたためてくれる食材やスパイスを積極的に取り入れることもおすすめです。

日照時間の対策方法

緯度の高い地域では冬に日照時間が大幅に原初することから季節性うつ病や冬季うつ病と呼ばれる日照時間の減少に影響されてうつ病になってしまう人もいます。十分に太陽の光を浴びないことでホルモンバランスが乱れたりビタミン(特にビタミンD)の生成が疎かになるなどの影響があり、これらが季節性うつ病に関係するとされています。対策としては晴れの日には意識をして外に出ることや、ハッピーライトと呼ばれるライトを数日ごとに浴びることやビタミンDのサプリメントを摂取することです。ハッピーライトは太陽光を補う目的でつくられたライトで、アメリカの北緯の高い地域ではよく使われているようです。

実際に一冬越してみたけれど

わたしは東京出身ですが、11月にどんどん気温が下がってくるときにはどのくらい寒くなるのだろうかとすこし心配していましたし、1月に戻ってきた時には本当に寒い!と思う日々が数日ほどありましたが、だんだん寒さには慣れてきました。なので最初の数週間から数ヶ月は慣れるまで大変かもしれないですが、雪国は雪国なりの冬の楽しみ方がたくさんあるので、慣れてくれば寒いだけじゃなくて楽しい冬を過ごすことができます。氷点下20℃なんてことも度々ありましたが、ちゃんと防寒することで快適に過ごすこともできるのでき、寒さを楽しむ文化を体験することもできます。 > アメリカ留学のおすすめ留学エージェント
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