留学の候補地として人気上昇中、アデレードってどんな都市?

オーストラリアに留学するとなったら、主な候補地はシドニー、メルボルン、ブリスベンの3つがメジャーな都市なので、この3都市の中から行き先を決める人が多いと思います。

しかし、他にも留学をおすすめしたい都市があります。その都市の名前はアデレード。

今回の記事ではそのアデレードについて紹介していきたいと思います。

オーストラリア アデレード

アデレードについて

アデレードは南オーストラリア州にある州都で、オーストラリアで5番目に大きな都市です。街の規模は州都ながら、コンパクトにまとまっていて20分圏内で全てのものが揃う環境の良さから別名「20 Minute City」と呼ばれています。
また、街並みの美しさ、治安の良さ、住み安さから世界で最も住みやすい都市ベスト10位内に常に入っており、2013~2016年は4年連続で5位にランクインしています。

このアデレードはそのおかげもあって、ヨーロッパや他アジア、南米からの留学生には認知度は高いですが、日本人にとってはまだ認知度が低いため、他の都市に比べると日本人の割合がかなり低いです。また、一般家庭で英語しか話さない家庭比率がもっとも高い都市の1つなので、英語を常に使いたいというようなモチベーションの高い学生にもオススメの都市です。

気候

アデレードは上で紹介した気候帯のうち、温帯性気候に属しています。同じ気候帯にはシドニーやメルボルンなど挙げられます。温帯性気候の特徴は日本のように四季がはっきりとしていることです。

そのためアデレードの夏は30℃を超える日も多く、冬は10℃を下回るほど寒くなります。

一方で日本と比べると、アデレードでは冬場の平均的な寒さが暖かく、降水量も少ないなどの点が特徴的です。アデレードの平均最高気温は22.4℃、平均最低気温は12.2℃となっています。四季がはっきりとしているため、各季節で気温の差はありますが、暑くても29℃前後、寒くても8℃前後です。寒暖差が激しい為、冬場は温度調節できるよう羽織れるものを携帯し、寒暖差で体調を崩さないように注意する必要があります。それ以外のことでは特に問題点はなく日本に似た気候なので私達日本人にとってはとても暮らしやすい気候だと思います。

オーストラリア アデレードのビーチ

物価

アデレードの物価は日本とすこし高いくらいと言われています。水は基本的に2ドル、サンドウィッチなどは5ドルほどです。何を購入するにしても日本で買うより割り増しになります。

しかし、オーストラリアの他の都市に比べるとアデレードの物価は安いです、シドニーやメルボルンといった都市ほど大きくはないため、物価は相場20%くらい安いです。

それでもコンビニやレストランで外食をすると10ドルはかかります。金銭的に他の都市よりも外食できますが、ほどほどに。スーパーマーケットで食材を購入して自炊して節約することも忘れないように。

食の街

アデレードには、セントラルマーケット(Central Market)と呼ばれる市場があります。セントラルマーケットは南半球最古の市場と呼ばれるところで、新鮮な野菜やフルーツが購入できます。セントラルマーケットが賑わうように、アデレードは地元で採れる食材の多い場所です。そのためか、国民1人あたりのレストラン数がオーストラリアで一番多いとも言われています。また、アデレードはワインの生産地としても有名です。特に、アデレードから北東に1時間ほどの場所にあるバロッサバレー(Barossa Valley)が生産地として有名です。そのおかげでアデレード市内には地ワインのお店も多くあるので、手軽にワインを楽しむことができましょう。食べる事が好きでグルメな方にとってはうれしい環境ですね。

オーストラリア アデレードのビーチ

近くにビーチ

実は、アデレード近郊にはいくつものビーチがあります。その中でも最も人気があるのがグルネルグビーチ(Glenelg Beach)です。アデレード市内からトラムで20~30分でアクセスできる好立地にもかからず、砂浜は白くて、綺麗で青い海を満喫できます。周辺には、ショッピング街などもあり、ちょっとしたリゾート気分も味わえるためビーチと一緒におすすめしたい場所です。昼頃にトラムで訪れて、太陽が降り注ぐ中ビーチでくつろぎ、遅めのランチを海辺のテラスで取る、そしてゆっくりと落ちていく夕日を眺める、そんな贅沢な楽しみ方ができるビーチですよ。学校のない休日に訪れてみてはいかがでしょうか?

今回の記事は以上です。オーストラリアに留学を検討している方、一度アデレードを確かめてみてはいかがでしょうか?

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