オーストラリアでファームステイ!気軽に体験する?本格的に働いてみる?
ファームステイで人気の国といえば、オーストラリア。広大な敷地に、多くの牧場や農園があるので、各地域でファームステイが体験できます。
費用を抑えて体験できるタイプのファームステイもあるので、ぜひチェックしておきましょう!
オーストラリアのファームステイの特徴
オーストラリアのファームステイは、ホリデータイプ、エクスチェンジタイプ、労働タイプそれぞれの仕事が豊富で、自分にあったタイプを選べるところが人気。
ホリデータイプ
滞在費と食費を支払い、ファームに滞在します。その代わり、ファームでの仕事は強制ではなく、アクティビティの感覚でファームの作業を楽しむことができます。夏休みに家族で農場体験をしてみたい!という方にも人気のタイプです。
エクスチェンジタイプ
WWOOF(ウーフ)という制度が有名で、労働する代わりに滞在費と食費が無料で提供されます。世界各国にWWOOFの制度がありますが、オーストラリアでWWOOFを利用する場合は、オーストラリアのWWOOFに事前に登録します。登録時に費用がかかり、1年で更新の必要があります。
労働タイプ
ファームか近くのアパートに滞在し、ファームで労働し、その給料をもらうものです。
1日の労働時間はファームによっても異なりますが、8時間程度。繁忙期などにより休みの日数も変わりますが、週1日程度になります。
またオーストラリアでは、セカンドワーキングホリデーという制度があります。
オーストラリア政府指定の地域で、ファームの仕事をすると、ワーキングホリデーを1年延長するか、2度目のワーキングホリデービザを申請することができるというものです。
初めてファームステイを体験する方には、エクスチェンジタイプのWWOOFが一番人気。
セカンドワーキングホリデー制度とは?
オーストラリアにある、セカンドワーキングホリデー制度とは、2005年11月に開始された制度。
オーストラリア政府が指定している地域で、1か月以上(実働日数88日間)指定労働をした者に、ワーキングホリデービザの1年延長、もしくは2度目のワーキングホリデービザ申請を許可する、というものです。
3か月以上、仕事をしていればよいので、3つのファームで計3か月でも大丈夫です。ただしエクスチェンジタイプだと認められないので気を付けてください。
オーストラリア政府の指定地域とは
オーストラリアには7つの州があり、すべての州に指定地域があります。
ただし、時期によって収穫できる野菜やフルーツは異なりますので、地域を選ぶ際には、収穫物もチェックしておきましょう。
指定地域について(http://www.border.gov.au/Trav)
指定労働とは
実際に行う作業としては、ピッキング(野菜やフルーツの収穫作業)やパッキング(梱包作業)が主なものです。
指定労働としては
- 農作物の収穫・梱包作業
- 農作物の加工
- 畜産・酪農に関する飼育や加工品の製造
- 魚類や海産物の採取
- プランテーションや森林での伐採
- 鉱山での調査など
- 建築物の組み立てなど
などがあります。
証明書を忘れずにもらおう
指定された地域で、指定労働をしたということは証明書で証明することができます。
仕事をした雇い主から、フォーム1263という書類に、労働日数とサインをしてもらいます。書類は雇い主が基本的に持っていますので、照明書がほしいことを伝えれば大丈夫です。
ファームステイにかかる費用
ホリデータイプは、プログラムになっていますので、滞在費、食費、アクティビティの手配料が含まれています。内容によって異なります。プログラムによって費用は変わりますが、1泊2日で5万円程度のものが多くあります。
WWOOFでのファームステイであれば、滞在費と食費は無料。
日本からの航空券や、交通費、3食以外での飲み物などがかかります。
労働タイプの場合、航空券から滞在費、食費などすべて自分で用意が必要です。その代わり、労働した分は給料としてもらうことができます。有給の場合は、時給制と歩合制があります。
給料の目安は、時給の場合AU$15~20。歩合制だと、バケツ1杯分の収穫でAU$5程度です。あくまで目安です。ファームによっては違法な契約を行っているところもあるので、契約内容は事前によく確認しておきましょう。
ファームステイに必要なビザ
観光ビザ(ETAS)
ホリデータイプのファームステイなら、3か月以内の滞在という条件で、観光ビザでも入国することができます。
学生ビザ
語学学校の学生証や在学証明書などがあれば、労働を許可している学生ビザでファームステイが可能です。
ワーキングホリデービザ
有給か無給かによらず、ワーキングホリデービザでファームステイをすることができます。
セカンドワーキングホリデービザ
オーストラリアの特徴でもある、セカンドワーキングホリデー制度。オーストラリア政府指定のエリアにあるファームで働くことで、ワーキングホリデービザを1年延長するか、2度目のワーキングホリデービザの申請ができます。
ファームステイに参加する条件は?
年齢
ワーキングホリデービザでの滞在の場合は、ビザの申請ができる18歳以上になります。
WWOOFは事前に登録が必要ですが、年齢は18歳以上になります。
ホリデータイプであれば、1日から体験が可能で、家族で申し込むこともできます。中学生、高校生なら、ホリデータイプでファームステイを体験してみましょう。
期間
期間は、ファームステイのタイプによっても異なります。
ホリデータイプであれば、1日だけの体験プログラムもあります。
労働タイプであれば、年間契約のものもありますので、自分の希望に合わせてプログラムを選びましょう。
英語力
ホリデータイプの1日体験であれば、語学に自信がない方でも気軽に楽しむことができます。
WWOOFは、滞在費と食費が無料にはなりますが、労働を対価として提供しますので、求められている労働内容によっては、コミュニケーションが取れることが望ましいことも。
またファームでホストファミリーと一緒に暮らしますので、積極的に会話を楽しむことも大切です。
労働タイプであれば、より高い経験も必要とされ、ファームとの契約も自分で行います。最低限、日常会話程度は語学力を身に付けて挑戦してみましょう。
受け入れ先の探し方
オーストラリア政府推奨サイト「Australian Job Search Harvest Trail」
オーストラリア全土の情報が掲載されているサイト。
WWOOF
滞在費と食費が無料のファームステイならWWOOFが人気。事前に登録が必要です。
バックパッカーでの紹介
地域のバックパッカーでは、その時々によって、人出の必要なファームが募集をかけていることがあります。
どのようなファームで、必要とされている作業のレベルなど、事前に確認しておくことがおススメです。
語学学校や日本語情報センターでの紹介
語学留学であれば、語学学校で受け入れ先を紹介してくれるかもしれません。
また各都市にある日本語情報センターでも、ファームステイの情報があります。
留学エージェントでの紹介
海外の情報を探すのは、意外と大変。自分の条件に合っているかなどの確認や、受入れ先との交渉など、ちょっと語学力が心配という方は特に不安ですよね。
そんな時には、留学エージェントさんに相談するのがお勧め。渡航後、語学学校に通って語学力を上げてからファームステイにチャレンジしたり、自分の条件に合ったファームステイ先を見つけることもできますよ。
留学voiceなら、一度に複数の留学エージェントさんに資料請求できるので、ぜひ活用してみてください!エージェントさんによってもサービス内容が違うので、よく比較することが大切ですよ。