【アメリカ大学留学の実態②】前期授業の全容!

UTCでの留学生活も半分が過ぎました。後期に突入し、新しい授業はどんな感じなのかワクワクしているナルミです。 前回の記事ではアメリカの大学授業の概要について検証しましたが、今回は前期に私が履修したクラスの内容を詳しく説明していきたいと思います! アメリカの大学

Rhetoric and Composition 1 (English)

  • 頻度・時間:50分/週3
  • 規模:20人程度
  • 形式:講義&オンラインのハイブリッド
この授業ではリーディングとライティングが中心でした。週3回の授業で毎回最低1ページはエッセイを書いていた気がします。この授業ではRhetoric(修辞法)とAudience(読み手・聞き手)を意識してエッセイを書き、プレゼンをすることを学びました。 最初の1か月ほどは、1㎝程度の課題図書を読み進めながら、カテゴリーに沿って大事なポイントをマークしていきました。その内容をSummarize/Analyzeしていくという課題がひたすら出されました。 その課題図書はチャタヌーガの人種差別に関するエッセイ本でした。次の段階で、この本に関連するキーワードから自分でテーマを決めて10ページ程度のエッセイを1か月で完成させました。 その後、身近な問題を一つ選び、それを担当している政府や団体に問題・解決策を定義する2ページのビジネスレターを書きました。 アメリカの大学の基礎英語の授業では、エッセイのフォーマットや説得力のあるエッセイの書き方などを学べるので、留学生向きだと言えます。課題量が多いので覚悟が必要ですが、取る価値はあります。

World History From 1400 to Present

  • 頻度・時間:75分/週2
  • 規模:40人程度
  • 形式:講義
このクラスは主にパワーポイントを使用し進められました。PPの内容は教科書の簡単な要約でしたが、量は膨大でした。 基本的に、講義を聞いてノートを取るシンプルな授業でした。 テーマが指定された3ページ以上のエッセイと、自分でテーマを選ぶ5ページ以上のリサーチペーパーが課題として出されました。アナウンスされてから期限まで数か月あったため、余裕をもって取り組むことが可能でした。 約4チャプターごとにオンラインで小テストがあり、期末試験のみ教室でペーパーテストでした。各テスト選択問題とエッセイ1問から構成されていました。 世界史が好きな私でも、用語が英語になるだけで何の話か理解するのが難しかったです。歴史の授業を取るのであれば、しっかりノートをとって、復習することが重要になってくる思います。

Psychology

  • 頻度・時間:75分/週2
  • 規模:60人程度
  • 形式:講義
この授業もパワーポイントを使い進められました。発言する機会も課題も一切なく、一番簡単な授業だったと言えます。しかし、講義内容は興味深く、学ぶことは多くありました。 試験は期末含め計4回で、4つのうち3つの高得点が成績に反映される仕組みでした。試験は全て50問の選択問題プラスおまけ問題で構成されていました。 大抵のクラスで、試験前にスタディガイド(範囲表)が配られるので、特に何を勉強すればよいか事前にわかります。

Cultural Geography

  • 頻度・時間:50分/週3
  • 規模:100人程度
  • 形式:講義
同じくパワーポイントに沿って授業が行われました。先生が日本と中国好きだったため、PPに多くの旅行写真が使われ、視覚的に楽しい授業でした。 このクラスの課題は独特で、Google Earthの課題ファイルを毎回ダウンロードし、問題を読みGoogle Earthで答えを探すものでした。加えて、A4のエッセイが片面ずつで2問出されました。 試験は50問程度の選択問題とエッセイが1枚両面で1問でした。制限時間が50分だったため、いかに早く選択問題を解き、エッセイをまとめるかが鍵でした。 留学生にとって一番怖いのは、予定外のエッセイ問題が試験にあることです。しかし、万全に試験勉強すれば答えられないものはありません。単語を忘れたり、答えが曖昧な時はできるだけ説明する努力をすれば大丈夫です。

最後に

まだ後期が始まったばかりで新しいクラスの詳しい内容は謎ですが、学期末に今期授業内容をまた公開しようと思います。 ちなみに今期は、Intro to Women’s and Gender Studies / Conservation of Biodiversity / Sociology of the Family / Mysteries of the Human Journeyの4つを選択しています。 少しでもこの記事が参考になるといいです。 ではまた~

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