【アメリカ大学留学の実態③】寮ってどんな感じ?食事はどうするの?生活費はどのくらい?
留学で気になるのはやはり寮生活!私が留学先としてUTCを選んだのも寮が決め手でした。
今回はアメリカの大学寮ついて、UTCを例に挙げて詳しく説明します!
一般的な寮
アメリカの寮で多いのはルームシェアです。一般的にベッドルームを2~4人でシェアします。お金を払えば一人部屋のある寮に住めますが、シェアの方が安く済むので大抵の留学生はそちらを選びます。キッチンやバスルーム、ランドリーは部屋に付属していたり、寮全体で共有だったりします。
こんな感じの間取りも一般的です。4人のシェアルームですが、ベッドルームを2人でシェアし、部屋が共有バスルームで繋がっています。
寮も一つだけではなく、間取りやシェアの仕方がそれぞれで異なります。参考までにUTCの寮はこんな感じです。
シェアルームのメリット・デメリット
- 現地生のルームメイトであれば、英語の練習になる。
- 比較的安い。
- ルームメイトで全てが決まる。
- プライベートが無い。
個人部屋のメリット・デメリット
- プライベートを保てる。
- 部屋にこもりがち。(本当によくある)
- ルームシェアより高い。
私の寮Stophel
私は今Stophelという大学寮のひとつに住んでいます。
4人のルームシェアで、キッチン、リビング、ランドリーがついていて、各個人にベッドルームが1つあり、そしてバスルームが2つついています。
ベッドルーム。想像を超える広さでした。手前に引き出し収納があり、扉の中はクローゼットになっています。扉の裏に全身鏡までついていて感動しました(笑)
リビング。こちらも結構広いです!テレビはついてないので、ルームメイトが持ってこない限りテレビは見れません。
キッチン。冷蔵庫、電子レンジ、オーブン、食器洗浄機が付いています。コンロの使い勝手が悪いですが十分料理できます。
バスルーム。2人で1つをシェアします。電気をつけると自動で換気扇もオンになる仕組みなのですが、音がものすごいうるさい(笑) 窓が無いので掃除しないとすぐカビます。
StophelはUTCの他寮やアメリカの一般的な寮と比べてかなり良い方だと思います。私の通う日本の大学の協定校の中で、一番いい寮でした。真っ先にアメリカ第一候補にしましたね。
Stophelの4階はGo Globalというコミュニティで、ルームメイト4人のうち2人が現地生、2人が留学生という割合になっています。UTCに通う多くの留学生がこのGo Globalに住んでいて、イベントもあったりするので国際交流が盛んです。
食事
ミールプラン
食事はどうしているのかというと、アメリカの学生は基本的に大学が提供するミールプラン(学食制度)を利用しています。UTCのミールプランは、金額で分かれていて、私の場合は1セメスター約$775を購入しました。学生証にそのお金が入る仕組みで、それを使って学内の食堂やファストフード店で食べ物を購入することが出来ます。
自炊
キッチンがあれば自炊をすることも可能です。ミールプランを買わずに自炊をするという人もたくさんいます。UTC内にはコンビニがいくつかあり、生活用品や食材、お菓子などが売られています。
しかし野菜は全くないのでスーパーに行くしかありません。徒歩30分または車で10分くらいかかるので、車の無い留学生に自炊は厳しいです。ですが学食は飽きるので、日本食シックなった時にたまに自炊します。
生活費
寮費
私の寮Stophelの場合、1セメスターで$3,600かかります。ですがベッドルームやバスルーム、ランドリーを寮共有にするだけで約$1,000安くできたりもします。
参考までにUTCの寮&コスト一覧です。
食費
UTCのミールプランは$775~$1,950のプランがあります。一食当たりだいたい$7~10なので、$775を購入したとすると1セメスター(4か月)で一食当たり約$6.45使えることになります。
こちらミールプラン金額一覧です。
ミールプランで購入できるのは学食だけでなく、学内のスタバやコンビニでも使用可能です。私の場合、前期のミールプランは学期終了1か月前にお金が尽きました(笑)スタバとお菓子が原因だと思いますが。
時々自炊用にスーパーにも行ったので、1セメスターだいたい$100くらいでしょうか。自炊の場合、金額に個人差がありますが、ミールプランより自炊の方が安くつきます。
初期費用
寮生活の初めは生活用品をそろえるのに初期費用がかかります。
Stophelの場合、ベッド類は枕の中身のみ自分で購入しなければいけませんでした。なんで中身だけ?って思いましたけど。ちなみに掛布団はありますが毛布はないので欲しければそれも自分で調達します。
バスマットやトイレ・浴槽の掃除道具、洗濯洗剤も購入が必要です。私はバスタオルやシャンプー・リンス、ドライヤーを持ってきていなかったのでそれも購入しました。
- 枕 約$6
- バスマット 約$7
- 掃除道具(ブラシ・洗剤類) 約$10
- 洗濯洗剤・柔軟剤 約$20
- シャンプー・リンス・ボディソープ 約$10
- ドライヤー 約$10
- バスタオル1枚 約1.5 ×2
- その他小物類(箱ティ、筆記用具、水筒など) 約$20
という感じで合計$86くらいになります。
もちろんサイズやメーカー、質などで金額は前後するので、上記の金額はあくまで私の例です。今初めて計算したので、「あ、こんなにかかってたんだ」と驚いています。
(※バスルームや洗剤類はルームメイトと割り勘したので上記の半額。)
生活費合計(1セメスター)
- 寮費 $3,600
- ミールプラン $775
- 自炊 $100
- (初期費用 $86)
合計 約$4,475($4,561)
私は奨学金で留学しているので、寮費を抜いた$961かかっていることになります。
ちなみに外食・娯楽費は抜いた金額なので、1セメスターでもう少し高くなると思ってください。洗剤やトイレットペーパー、ティッシュを買い足すこともあります。
通学
UTCの寮は全てがキャンパス内もしくは徒歩5分圏内にあります。日本で1時間半かけていた通学時間が5分になって感動しています。寝坊しても割と間に合います。(一度気を抜きすぎて起きたら授業が終わっていましたが。)
大学によっては寮からキャンパスに行くのに徒歩20分だったり、バスを使ったりする場合もあります。
まとめ
留学生活で寮は割と重要です。留学中の家となるのが寮であり、毎日生活する場だからです。行きたい大学を寮で決めるのはリスクですが、条件に加えてもいいかもしれません。
See you next time.