アメリカ市民すべてが持っているSocial Security Number(SSN)は日本でいうようなマイナンバー制度です。留学生には無関係かと思いきや、卒業後現地就職に至った場合はもちろん
Work-studyや
internshipをする際には収入を記録するためにも提出を求められることがしばしばあります。留学生がSocial Security Numberを取得するための方法を紹介していきます。
Social Security Numberの取得方法
Social Security Numberの申請はSocial Security Administration/Social Security Officeで行います。持っていくものはパスポート、ビザ、I-20、そしてI-94です。事前の予約はオフィスにもよりますが、なくても平気な場合もありますが、もちろん予約することもできます。
申請書は事前にオンラインからプリントアウトして記入して持参しても、その場で記入してもどちらでも構いません。
ここでは簡単に申請書の記入方法について書いていきます。
まず、セクション2ですが、SSNの申請が初めてである場合、空欄のままで大丈夫です。セクション5ですが、一般的に留学生の場合、左から2番目のLegal Alien Allowed to Workを選択します。セクション8はあくまで”Sex”であり、”Gender"ではありません。セクション9&10のBはSocial Security Numberを取得したことがない場合には、そのまま空欄にしておきます。Unknownを選ぶ必要はありません。セクション12&13はSSNを以前に取得したことがない限り空欄で大丈夫です。セクション18は自分で自分の申請書を記入している限り、Selfを選択します。
Social Security Officeでは10~20分くらいの簡単な面接のあと、SSNを発行してもらえるかどうかを伝えられます。発行してもらえる場合には数週間後(最短でも2週間後)にセクション16に記入した住所宛てにSSNカードが届きます。
Social Security Numberのセキュリティ対策?
Social Security Numberはアメリカで最も重要な個人情報の一つです。むやみやたらに登録するものではありません。アメリカ市民の多くは個人情報保護のために自分のSSNを暗記しています。SSNを入力するのは収入を得たり、税金を納めるための必要書類を記入する時だけです。SSNの登録を任意で求められることはそれなりにありますが、どれも任意である限り登録しないことが推奨されています。また、SSNが発行される際に与えられるSSNカードの紛失は絶対に避けるようにしましょう。届いたらすぐにコピーをとり、自分のハードウェアに保存したうえでInternational Student Adviserに共有しておきます。そして、失くさない場所に保管するようにしましょう。お財布に入れて持ち歩くのはお財布ごとすられたり失くしたりしたら終わりなのでやめておきましょう。もしも失くしてしまった場合には速やかにSocial Security Officeに連絡をしましょう。
参考
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