アメリカの大学ではオンラインコースで単位を取得?!メリットは?
日本ではあまり馴染みがないですが、アメリカの大学ではオンラインコースを受講するというのもかなりメジャーな単位取得の選択肢です。
オンラインコースというのはその名前の通り、web上でのみ展開される授業のことで、私が受けたものだとweb上にアップロードされている資料を読み与えられた課題をメールで送り、期末のテストもweb上で全て済みました。教授とは一度も顔を合わせていません。
私の場合はマンハッタンの美術系の専門学校のようなところに通いながら、ニュージャージーの大学のオンラインコースの、western civilizationやpsychology、historyなどのhumanity coursesのクラスを取りました。
美大に入る前に一気に集中して一般科目のような単位を取りました。というのも、美大に入ってからはなるべく制作だけに取り組みたかったので。
オンラインコース受講のいいところは、自分の好きな時間で家で勉強を進められる事、遅刻という現象が起きないことなどありますが、何より4年制大学で同じ科目を取るより安価に済むということです。
遅刻ということはおきませんが、何しろ提出物などの期限は常についてまわるので大変な事には変わりないです。
また、当時は英語がそこまでできなかったので本当に苦労しました。これが普通に教授と話をして受ける授業なら自分が留学生で英語に苦労しているからという事などの相談する余地もありますが、オンラインコースはそういう意味では無慈悲です。(安いことの代償だと考えれば頑張れましたが)
正規留学において、どの道卒業に必要な単位ならば安く取るに越したことはありません。特にそんなに好きでない分野(私の場合は歴史や社会学)をこういう形で安く取れたのは私としては良かったです。大量の資料を読むのは苦痛でしたが、いい勉強になりました。
私はオンラインコースで16単位を取得し、大学入学の時全て移行しました。値段で言えば数十万円ほど節約した計算になります。
登録の為に実際にある校舎を訪ねてレジスターはしましたが、一度すればその後追加で授業を登録するのはオンライン上のみで済むので楽でした。
アメリカやカナダなどへ正規留学を考えてる方は「オンラインコースで少しだけ安く早く単位を取得できる方法」があるということを覚えておいて損はないと思います。