Let’s write more letters! 海外のお手紙事情とは!?

日本では年賀状や暑中見舞い以外で、実際に郵便で手紙や葉書を出すことというのはめっきり減ってきてしまっていますが海外ではどうなのでしょう? us-mm_lets-write-more-letters01

年賀状の代わりにクリスマスカード

アメリカをはじめ欧米の国々ではクリスマスカードが日本でいう年賀状の役割を果たしています。海外ではクリスマスカードを送るときにMerry Christmas and Happy New Yearって、クリスマスと新年のお祝いの言葉を一緒に書いちゃうんです。そのためクリスマスまでに届くのがベストだけど、少し遅れても大丈夫です。わたしも毎年冬休みにはクリスマスカードを送ったり、受け取ったりしています。 us-mm_lets-write-more-letters02

全員参加のThank You Letter Writing Party

私が在籍していた学校では各セメスターに最低でも1度は全校生徒がThank You Letterを書く集まりのようなものがあり、どれも1~2週間の間毎晩行われていました。学校がポストカードや封筒、ペンなどをカフェテリアに用意しておいてくれて、生徒は自由にそれらをつかってお世話になった人や感謝したい人に手紙を書きます。もし、相手が学校外の人の場合、住所を書いておけば学校が切手を貼って投函してくれます。大体みんないくつも書きたがるので、ポストカードが足りなくなって、あとから学校がさらに買い足す、なんてこともよくありました。 us-mm_lets-write-more-letters03

Receive and Send Care Package!

Care packageというのは家族からの仕送りや友達からの贈り物のことです。寮生活をしていると、みんな家族からのCare packageを郵便局まで取りにいくこともしょっちゅうでした。中身は食べ物を受け取っている人が多かったです。インターナショナルスクールだったのでみんな自分の国の食べ物が恋しくなることも多かったからだと思います。 自分たちでCare packageを作って送ることももちろんあります。わたしは友達と一緒に、卒業した一つ上の学年の友達にCare packageを送りました。中身は手作りのスコーンとクッキーでした。アメリカでは国内であればPriority mailやFirst classを使って、2-3日での配達が可能なので多少の日持ちのするものであれば、手作りでも郵送できます。 us-mm_lets-write-more-letters04

E-mailやメッセージよりも郵便?

海外では最近、手紙の価値が見直されてきています。これはE-mailと手紙に関してだけ言えることではありませんが、テクノロジーの使い過ぎに関心が集まってきています。テクノロジーを制限し、アナログとのバランスを保って、両方の良い面を利用していこうとする人々が増えています。

きっと、もっと、手紙を書きたくなる

Love Letters to Strangers はHannah BrencherによるTED Talkです。彼女はThe world needs more love lettersという活動をしています。手紙を書きたくなるようなインスピレーションを与えてくれます。手紙がどれだけ人を幸せにすることができるのか、彼女は話します。

国際郵便を送ってみる!?

国際郵便や国際小包を送るときに、内容物を書く必要がある場合には、出来るだけ詳しく書きましょう。国際小包の場合は税関で開封されることもあります。その結果、ものによっては関税をかけられたり、没収されたりなんてことも。できるだけ詳しく書いておくと、開封されるリスクが低くなるのでオススメです。例えば、食べ物を送る時にfoodとは書かずにchocolateやrice crackersというように具体的に書いていきます。内容物の金額が高額になっている場合にも、関税がかけられる恐れがあるので気をつけましょう。本当に高額な品物を送る際には損害賠償制度のつく方法で送ることもできます。 us-mm_lets-write-more-letters05 値段もいろいろですが、わたしはどこの国にいてもほとんどの場合は郵便局に行って、一番コスパの良い方法で!というようにお願いしています。日本から送る場合には、速達で送りたい時はEMS(送れない国もあるので注意!)、それ以外は普通の定形の封筒で送れるときは国際郵便(エアメール)、小さなパーセルなら国際郵便の簡易包装で、大きい荷物ならSAL便(船便と航空便の組み合わせ)で送ります。アメリカでは、手紙は普通の国際郵便で、国内ではまれにPriorityのパーセルを利用していました。ヨーロッパからは手紙は普通のエアメール、小包は大陸内での移動は列車で海を渡る時はエアメールという配達方法があったのでそれを利用していました。 国によって、郵便物について厳しい所もあれば緩いところもあります。アメリカでは定形のサイズに収まる限りならいくらティーバッグやチョコレートを封筒に入れても$1.2の切手一枚でエアメールを送ることができました。一方、ボスニア・ヘルツェゴヴィナでは定形内にも関わらず、ティーバッグ入りの手紙は送らせてもらえませんでした。 us-mm_lets-write-more-letters06

とりあえず郵便局へ行ってみよう!

アメリカでは切手はシール式なので、実際に手紙を出さなくてもシールとしても使えるので便利です。デザインも豊富なので、ぜひ!旅行や留学で訪れた国々で切手を集めてみるのも楽しいかもしれません。 > アメリカ留学のおすすめ留学エージェント
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