太る、太らない!?アメリカの食生活のはなし その1
留学先として人気の高いアメリカ。ホームステイでも寮でも、生活するとなったら欠かせないのが食事ですよね。アメリカ人の食生活と聞いてなにを思い浮かべますか。どでかいハンバーグと山盛りのフレンチフライですか。丸焼きにされたチキンですか。実はアメリカでは、ベジタリアンの割合は日本よりも高いんです。日本でも地方や家庭によって、様々な食生活のスタイルが見られるように、アメリカでの食生活も個人や家庭によって様々です。
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なにを食べるのがふつう?アメリカの食生活
アメリカ人の食事って本当に様々です。お肉ばっかり食べているのかと思いきや、ベジタリアンの人たちの割合は日本よりも多いです。わたしが唯一、どこでも共通しているかも、と思ったことは食事の量が多いことです。日本の一食分の1.2倍くらいは少なくてもあるようなイメージです。ただ、それ以外の点では、人によって食生活は大きく変わってきます。ジャンクフードばかりのカロリーの高い食べ物ばかりというわけではありません。 わたしの知り合いには留学中に今までで一番太ったという人もいれば、留学時代のホストファミリーがベジタリアンだったから留学中に太るどころか痩せてしまったという人もいます。ホームステイの場合には、留学によって太るか太らないかはホストファミリーの食生活次第で変わってくるようです。 わたし自身は、寮生活だったので基本的に食事は学校のカフェテリアのビュッフェでした。わたしの学校はインターナショナルスクールだったので宗教上の理由で、または自分の政治的な理由や健康上の理由で、特別な食生活を持っている生徒がいたのでカフェテリアでも様々なオプションがありました。ベジタリアンメニューはもちろん、ヴィーガンに対応したメニューもありました。ミルクも普通の牛乳の他に、豆乳、アーモンドミルクなどがありました。わたしも厳格ではないもののヴィーガンのような食生活をしていたので、太ることはなかったです。アメリカ人の5%はお肉を食べない!?
アメリカでは総人口の5%程が菜食主義だといわれています。菜食主義になる理由は人によって様々です。菜食主義の種類や程度も様々です。メジャーな菜食主義の分類は- ヴィーガン(動物性の食品を全く食べない食生活)
- ラクト・オボ・ベジタリアン(乳製品や卵は食べるものの、肉や魚は食べない食生活)
- ラクト・ベジタリアン(乳製品は食べるものの、肉・魚・卵は食べない食生活)
- ペスクタリアン(魚介類は食べるが、肉は食べない食生活。卵や乳製品に関しては人それぞれ。)
これから流行るかも?グルテンフリー
日本では聞き馴染みがあまりないかもしれませんが、グルテンフリーという食生活をする人々もいます。グルテンとは小麦を捏ねた際発生する成分です。グルテン不耐性の人はこのグルテンを摂取することで消化不良になることがあります。グルテンフリーとはこのグルテンを摂取しない食生活のことです。これを実践している人には、グルテンアレルギーやグルテン不耐性の人が多いです。しかし、健康や美容への効果があるのでは…?と最近注目されているので、グルテンアレルギーやグルテン不耐性ではない人で実践している人もいるようです。日本食では主食はお米なので、それに慣れている日本人には菜食主義よりも浸透しやすいかもれません。おわりに
留学中に今までとは異なる食生活を試してみるのも文化体験になるかもしれません。ただしその場合、栄養管理にはしっかり気をつけましょう。 次の記事ではアメリカでの菜食主義について紹介していきます:)参考
http://www.onegreenplanet.org/is-2014-the-year-of-the-vegan/ http://www.vegetarian-nation.com/resources/common-questions/types-levels-vegetarian/アメリカの都市