知っておきたい!イギリスの大学院では成績は何によって評価されるの?
イギリスの大学院に進学するなら知っておきたい成績の評価の対象になるものについて解説していきます。主に修士課程における評価の仕方だと思って下さい。
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ほとんどの成績評価は記述によって下される?
えっ、俺ライティング苦手なんだけど…という人、ライティング頑張りましょう。イギリスの大学院で評価対象となる課題はどれも記述です。イギリスの大学院では授業態度や出席率、発言内容や発現率は評価の対象に含まれません。エッセイと試験での勝負になります。 エッセイの課題が出される頻度はコースによってまちまちですが、大体2000語のエッセイを中心に書いていきます。グループでの提出だったり個人での提出だったり様々です。グループ課題の場合、各自が書いたものをまとめる編集能力も必要になってきます。大学でもそうですが、ばんばん論文書くことになるので、慣れていきましょう。わたしは高校の時ですら2000語のエッセイを頻繁に書いていました。慣れてくると、2000語くらい普通にオーバーしてしまって削らなくちゃ!ということになってきます。 試験は2~3時間程度のものが多いです。1時間に1つの論述問題に取り組むことが一般的なので、2時間の試験なら論述2つ、3時間なら論述3つということになります。 修士論文では10000~25000語程度になります。論文の構成をマスターしよう!
論文は日本の大学でももちろん書くと思うので、日本の大学卒業後にイギリスの大学院へ進学する人でもそこまで心配はいらないと思います。構成がめちゃくちゃだとそれだけで評価がさがることもあるので、注意しましょう! 基本的には- Introduction
- Main Body
- Conclusion
- Reference
ダメ!絶対 Plagiarism
Plagiarismはざっくりいうと著作権侵害です。海外では非常にこれについて厳しいです。文章や図、グラフなどを引用するときだけではなく、誰かのアイデアや理論を用いるときにも必ず出典を含めなければなりません。常識というレベルではない事実を用いる場合にも、それが記されている文献を見つけ、出典を記すことが大切です。そして、そのためにリファレンスをきちんとつけましょう。 海外ではPlagiarismを見抜くための専用のソフトを使って提出された課題をチェックすることは普通です。もしもPlagiarismが見つかれば一から書きなおさなくてはならないということがあります。大学院生、時は金なり?
大学院では、毎日何時間も講義やゼミがあるわけではなく、自分の自由にできる時間もそれなりにあるものです。そこで大切なのはどうだけうまく時間を活用するか!です。英語のネイティブではないというハンデもあるので、必然的に勉強時間がより多く必要になってくることもあるかと思います。私の知り合いのイギリス大学院卒業生曰く、彼は大学院で勉強することを彼の仕事だと思ってタイムマネジメントをするようにしたと言います。どういうことかというと、会社で毎日8時間働いているように、授業がなくても毎日8時間勉強するということだそうです。適度な休憩や運動を合間に挟みながら8時間勉強したそうです。彼の一日のスケジュールを書き起こしてみると- 9~12 勉強
- 12~13 ランチ
- 13~16 勉強
- 16~18 運動(水泳やランニング)
- 18~19 ディナー
- 19~21 勉強
おわりに
新しく大学院に進学するみなさん、頑張って下さい!秋までにまだ時間はあるので、準備万全にしていきましょう!大学・大学院留学 関連記事
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