講義時間が4時間!休み時間にお茶タイム?~スウェーデン大学生活1
こんにちは。スウェーデンではまだ雪が降っています!!春が待ち遠しいです。
今回はスウェーデンの大学生活について、こちらでは当たり前だけど、日本ではあり得ないことをご紹介したいと思います。今ではすっかりスウェーデンの式に慣れてきてしまって日本に戻ってからが大変だなと感じています。それでは、早速見ていきましょう。
1コマ4時間の長丁場!でも途中でカフェタイム
スウェーデンと言えばFikaが有名ですが、授業中にだってスウェーデンではFikaをします!
例えば、こちらでは一回の授業が2時間~4時間と日本より圧倒的に長いため、必ずどこかで休憩時間があります。先学期にある先生の授業を取っていた際は、1時間の講義後、コーヒーや紅茶とお菓子を買いに行く時間があり、それを持ち寄り食べながらディスカッションをすることがよくありました。非常にリラックスしていて、さらに甘いものを食べながら授業に臨めるなんて幸せですよね^^
教授のことはファーストネームで呼ぶ!
これはスウェーデンに来た当初に一番驚いたことです。こちらでは先生と生徒の関係は友達のようで(日本のように権威的ではありません)、その結果先生のことを名前で呼ぶのです。日本で言うと山田太郎教授がいたら、「太郎!これについてだけど~」というような感じで話しかけるようなものです(笑) 日本人の方ならこの状況の不思議さがわかってくださると思います。
そもそもスウェーデン語は非常にカジュアルな言語で敬語が存在しないそうで、フォーマルな場では恰好や態度、言葉のチョイスで敬意を示すそうです。なので、このようにファーストネームで呼ぶことが可能なのかもしれません。私個人としては、教授との距離が近くなり、質問や相談をしやすいため非常に好きです。
1学期が4モジュール制!
今学期の時間割りです。
日本では半期に10個程度の異なる講義を1学期かけて取り、学期末にすべての科目のテストがあることが一般的だと思います。しかし、スウェーデンでは全くスタイルが異なり、1学期が4個のモジュールに分かれていて、各モジュールに原則一つのコースを履修します。1モジュールは約7週間ですが、その間は一つの科目について集中的に学びます。日本でいう集中講座が、常に行われている感じです。
例えば私は今学期、教育についてのコースを履修していましたが、時間割はだいたい決まっていますが不規則で、課題も頻繁に出されます。しかし、原則として各モジュールは1教科しか履修しないので、一つの分野を集中的に学べて、私にはとても合っていました。その変わり、モジュールごとにテストやエッセイ、セミナーなどの成績評価にかかわるものをこなさなければいけないので、常に勉強する必要はあります。
スウェーデンの大学生活は基本的に自立学習が求められており、やるかやらないかは自分次第です。しかし、逆に言えば自分のやりたいことをやれるので、自分だけの留学生活を作りたい方にはおすすめです。ぜひ、スウェーデンに留学してみてはいかかでしょうか。