パスポート以外の身分証明書ーニューヨーク留学なら持っておくべきIDNYC

ニューヨークは未成年に対しての取り締まりが厳しい街。20歳以上でも、スーパーでお酒を買ったり、バーに入ろうとする際には、顔写真付きの身分証明書(IDカード)の提示が求められます。 留学生にとって身分証明書はパスポートだけだと持ち歩きが不安だったりする場合もありますよね。運転免許を取ることもできますが、お金も手間もかかります(日本よりはかなり安いです!)。私は日本ですら運転免許を持っていないので、留学中はパスポートしか身分証明書がありませんでした。その時、ニューヨークの語学学校の先生に勧められたのがIDNYCカードの取得。 今回はそのニューヨーク市のIDカードサービスIDNYCについて紹介します。

IDNYCって?

IDNYCはNew York City のIDentification の意味です。ニューヨーク市が発行する写真付きIDカードでニューヨーク在住の14歳以上であればだれでも発行できるIDカードです。市内26か所にあるIDNYC Enrollment Center(申込センター)にて申請できます。IDNYCはニューヨークに住む移民やホームレスなど政府発行のIDカードの取得が難しい人でもIDカードを持てるようにといった目的でも行われています。

メリット

  • パスポート以外の身分証明書が無料で作れる
  • パスポートと住所を証明する書類、申請書だけで申し込める
  • ニューヨーク市内で様々なサービスを受けられる
  • 14歳以上であれば、だれでも作れる
  • 手続きが簡単

デメリット

  • 申込センターへ行くのが、ちょっとめんどくさい
  • とあるクラブやバーではIDとして認めてもらえないこともある

IDNYCカードで受けられる特典

  • ニューヨーク市内の3つの公共図書館で、図書カードして利用できる
  • 特定の金融機関で、当座預金口座が開設できる
  • 市指定の処方箋医薬品が割引になる
  • 美術館や博物館などの35か所の文化施設が1年間無料で入れる
  • 映画のチケットやラスベガスのショーなど、エンターテインメントが割引になる
  • 80以上の観光スポットで利用できる「New York Pass」(※)を25%割引きで購入できる
※New York Passとは ニューヨークの観光スポットをお得に回れるチケット。 ニューヨークにある90以上の観光スポットの中から、自分の生きたいところを選んで観光できます。 1~10日間の期間に応じて買うことができるので、お勧め!

申請に必要な書類

申請に必要なのは、日本人の場合、基本的には2点の書類と申請書を提出すればOK
  • パスポート
  • ニューヨークに住んでいることを証明できる書類(携帯電話や光熱費の請求書など)
  • 申請書
公式サイトによると、申請に必要なのは、合計4ポイントの書類です。 パスポートが3ポイント、住居証明書で1ポイントになります。 申請書は、公式サイトからダウンロードできます。日本語版もあります。 >日本語の申請書をダウンロード

申請方法

まずは公式サイトで、申請受付の予約が必要。 予約後は、指定された日時に、2点の必要書類と申請書を持って、Enrollment Center(申請所)へ行きます。 申請書は、ニューヨーク市内26か所にあります。 係りの方に書類の確認、カードに付けられる顔写真を撮影してもらうと受領証がもらえます。 通常2週間程度で、登録した住所に郵送でカードが届きます。 紛失すると再発行に10ドル手数料がかかるので気を付けて! また、多くの人が訪れる時期や場所の申請所の場合、なかなか予約が取れないこともありますので、観光できる期間が短い方は、早めに申請を!   IDNYCカードを活用して、ニューヨーク留学の留学生活をさらに満喫しよう! これを持っていれば、あなたもニューヨーカー!!   IDNYC https://a069-idnyconlineportal.nyc.gov/IOPWeb/#/EN/Dashboard > アメリカ留学のおすすめ留学エージェント
留学エージェントに資料請求