アメリカ留学いろんな融通が利いたこと・利かなかったこと
分刻みの時刻表や宅配便の時間指定など、外国で日本ほどキッチリした国や地域はないとよく聞きますよね。その外国ならではの緩さで留学中も「これアリなんだ!」と思ったことがたくさんありました。そこで今回はいろんな融通が利いたアメリカでの体験と注意すべき融通が利かない点を紹介します。
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銀行残高証明書…デビットカードの残高証明書でもOK!
語学学校の入学手続きで大切な書類の一つ残高証明書。基本的には銀行口座の残高証明。しかし私がアメリカにいた時、お金(米ドル)は、銀行口座を使わずに全てデビットカード(キャッシュパスポート)で管理していました。なので転校手続きの際「残高を証明できる口座がない!」と焦りましたが、事情を説明したところ、デビットカードの残高証明書でOKになりました。この件では「語学学校に通うだけの十分な資金があるかどうか」が相手が確認したいところで銀行口座である必要はなかったようです。ポイントは相手が求めている書類がそろえられない時に、無理をせず相談。他のもので代用ができるかどうかを考え、提案してみましょう。出席必須のオリエンテーションに出れない!…学校はじめ前までに学校に来ることでOK!
入学の条件に○月○日のオリエンテーション参加という語学学校やコミュニティカレッジがあります。私はコミュニティーカレッジへ入学する際に行かなくてはならないオリエンテーションがありました。しかし、その日は州外で家族と会う予定があり、飛行機のチケットなどもあったのでキャンセルが出来ませんでした。そこで学校側に事情を説明したところ、「じゃあ学校始まる前までにきてね!家族旅行楽しんでね!」といった感じでした。必須って書いてあったのに…(笑) 何か都合が悪かったり、事情がある場合は正直に言ってみるものです。特にアメリカでは「FAMILY」はかなり優先順位が高く理解してもらいやすいです。語学学校遅刻…15分まではOK!?
15分まで免除という極端なルールがしっかりあったのは、サンフランシスコのある語学学校だけでした。しかし授業開始数分前の教室がすっからかんなんてことはアメリカの学校でよくありました。日本の感覚でアメリカの語学学校やコミュニティカレッジへ行くとかなり緩く感じました。これは国際色豊かな語学学校において、時間にルーズな国や地域の生徒への配慮だと思われます。もちろん学校や先生によっては厳しい場合もありましたが少なかった印象があります。しかし、時間厳守!(特にビジネスのシチュエーションにては)という人もいますし、そういう場面もあるので気をけましょう。寮やシェアハウスの入居日
ルームメイトなどを探す際の広告や投稿で「○月からの入居」というフレーズがよくあります。私が住んだところではもともと12月からの入居者募集でしたが、オーナーさんの好意で1月入居に変更してもらうことが出来ました。他にも学生寮に学期外の時期の入退去したりも可能でした。広告や投稿、ホームページなどの条件と自分の計画が少し合わない時はとりあえずダメもとでも連絡してみましょう。その際は特に契約書をしっかり読み、あやふやなことは全て質問して、後で請求額などのトラブルにならないように気をつけましょう。アメリカで受験するTOEFLの時間に注意!
アメリカでTOEFLを受けた友人はTOEFLの開始時刻ちょっと前に会場に入ったそうですが、会場に入れず受験できなかったそうです。日本で受けるTOEFLだと受付時間や開始時間が流れ作業のようでちょっとくらい遅れても平気な印象でしたので驚きました。慣れないこと、特に公式のテストやビジネスの時は全て時間に余裕をもって置くことがとても大切です。アメリカは契約社会です。
契約はビザや学校、ハウジング、携帯電話、インターネット、支払いなどあらゆる場面で出てきます。長文だらけで大変で面倒ですが、絶対に適当に読んだり、内容を理解せずにサインをしないこと。トラブルに合った際にサインした契約書を証拠にされると「知らなかった。」では済まされないうえ、最悪の場合、裁判になってしまいます。そして契約書をよく読むことは、相手が不正をしたときに自分を守ってくれるものでもあります。 留学中に契約書を読むのを怠って自ら泣き寝入りする日本人学生を何人か見ました。日本人留学生=気の弱いお金持ち学生と考えターゲットにする人が残念ながらいるので頑張って負けないでくださいね!契約書を理解する自信がない人は担当者に問い合わせるか、ホストファミリーや信頼できる友人に相談しましょう。 基本的に相手の理解と了承があれば融通が利くFlexibleなアメリカ社会。都合が悪いこと・事情はとりあえず言ってみる! 例えば、誕生日に行列のバーへ行ったら、セキュリティの人が「Happy Birthday!」と行列をスキップさせてくれたり、小さなことから大きなことまで、融通が利いたことはたくさんありました。 しかし要求が通って当たり前だとは絶対に思わないで、融通がきいたらラッキー程度に考えましょう。なので基本的には準備万端で行動することが大切です!アメリカの都市