知らないと怖い?アメリカのドラッグ事情
アメリカの大学に通っているヒロアキです。
今回は海外、特にアメリカに留学を考えている人なら誰もが気になるであろうドラック事情についての説明と事前に知っておくべき知識についてご紹介したいと思います。
アメリカのドラック事情
アメリカのドラックに対する危機感や教育というものは日本とは全く異なります。
日本では、麻薬は絶対手を出してはダメ、一回でも手を出すとその後のあなたの人生に影響を及ぼす、と断じて禁じられていますし、周りに麻薬を吸っている知人、友人なんて普通はいません。
一方アメリカでは、いくつかの州では大麻(マリファナ)は合法化されている上、学校でも、してはいけないけれども、する場合は本当に信頼できる友達としなさい、と言われてしまうほど麻薬に関する意識が違います。
実際、アメリカの大学に来てみると、軽く半分以上の生徒は普段から麻薬を使用していますし、放課後や週末にお酒を飲みに行くのと同じテンションでみんなで吸い始めたりするので衝撃的でした。
また大学の寮に住んでいると普通に大麻の匂いがすることがあります(個人的には腐ったカレーの匂い、とよく説明しますが異臭です)。
Weed (ウィード)とは?
もちろん最初は衝撃的ですし手を出してはいけませんが、前もってドラックに対しての知識をもってことは大事です。
一般的にアメリカで言われるドラックというのはWeed (ウィード)と言われるもので、これはつまり日本で言われる大麻(マリファナ)のことです。Weedには雑草という意味もありますが、アメリカで使われる場合は大麻の意味で使われることがほとんどなので気をつけておきましょう。
もう一つ知っておくべきことは、Weedを吸っているからといってその人が危ない人、悪い人であるわけではないということです。
一部のアメリカの州、例えばカリフォルニアなどでは医療用としてのWeedに使用は法律で認められているなど、よく日本で言われるように人格を壊してしまうなどということはありません。
なのでアメリカで育ってきた人たちからすると、Weedを吸うということに関して危機感などは特にありません。だからと言って、薬物に手を出していいといってるわけではないので、そこは勘違いしないでくださいね。
パーティーで出てくるブラウニーは食べてはダメ?
Weedにも摂取の仕方がいくつかあってタバコのように紙で巻いて吸ったり、電子タバコのようなものもあります。
しかし、中でも一番気をつけておくべきものは、ブラウニーです。パーティーなので見かけることがありますが、ブラウニーの中にWeedを混ぜてそれを食べると、吸うのと同じように体内で摂取されます。
もちろんWeedが入ってる場合はみんな事前に教えてくれると思いますが、わからない場合は危険ですので手を出さないようにしておきましょう。
対策法
一番の対策法は自分から絶対手を出さないことと、もし友達にWeedを勧められた場合は堅く断ることです。
当たり前のように感じますが、ノリが悪いと思われたら嫌などの理由で断れずに手を出してしまう人がいるのも事実です。
基本的には、吸いたくないとちゃんと断ればみんな理解してくれますし、無理矢理勧めてくるような人はいませんが、断っただけでノリが悪いなど言われ仲間はずれなどされた場合は、友達でいる価値もないのでその人に関わらないようにするのが一番です。
万が一摂取してしまった場合に覚えておくこと
何回も言いますが、今回の記事では決してアメリカなら薬物に手を出していいということをいっているわけではなく、事前に知っておかなければ危ない目にあってしまうことがあるので、そうならないようにアメリカのドラック事情を紹介していることを忘れないでください。
しかし、もし万が一誤ってWeedや他のドラックに手を出してしまった場合にしなければいけないことをいくつかご紹介します。
- 友人に連絡する
薬物は摂取してから体に影響を及ぼすまでに少しのタイムラグがあるので、摂取してしまったとわかったらすぐに信用できる友達に連絡して助けを呼びましょう。
- 水分補給
しっかりと水分を摂取をすることもとても効果的です。
- 鏡で自分の顔を見る
これは、よく薬物を吸うという人が教えてくれたものですが、ハイ状態になってしまうと自分の脳でコントロールすることが難しくなってしまうのですが、鏡なので自分の顔をしっかり見つめると”我に返る”らしく、落ち着くことができるとのことです。
まとめ
今回はアメリカでのドラック事情についてのご紹介をしました。
海外に行くとより薬物に出くわしてしまう場面が多くなってしまいますが、手を出さないのももちろん、そしてしっかりと予め知識を持っておくことも誤って薬物に手を出さない予防策なので、この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。