留学中に感じたルームシェアの難しさ
こんにちは。アメリカのサウスカロライナにあるクレムソン大学に留学中のえりかです。今日は、留学予定の多くの人が経験するであろうルームシェアについて紹介したいと思います。
私自身はルームシェア肯定派なので、まずこの記事で難しさを、次回のブログで良い点やオススメする理由を挙げていきたいと思います!
1、“綺麗”の基準
生活をする中で綺麗の基準が違うことは、私が一番苦労をして、時にストレスを感じた部分でもあります。
例えば、土足でソファーの上に乗ったり、お皿を1週間程度は放置していたり、冷蔵庫の中に食べ残しがとんでもない臭いを放出しだしてもなお放置していたり、ルームメイトがなかなかシャワーを浴びなかったり、ゴミ箱が溢れているのにかえなかったり、一日着ていた服は臭いを嗅いで確認してからクローゼットに戻したり…
あげだしたらキリがありませんが、当たり前だったことが当たり前でなくなった瞬間に少しの違和感を感じたり、小さなストレスとなって無意識のうちに積み重なっていきます。
2、生活リズム
次に大変だったのは、生活リズムの違いです。私は普段夜遅くまでパソコンをカチカチやったり本を読んでいたりするので、だいたい1時〜2時ごろに就寝して8時ごろに起床する夜型人間です。
しかし、私のルームメイトは夜型でも朝型でもない超ロングスリーパーでした。夜は20時ごろには、部屋の電気が消灯されます(笑)そして、9時〜10時に起床。
幸いにも、私の机のランプはいつもつけてくれていたので、20時から寝るまで私は一人静かに机と向き合っていました。図書館に行ってお勉強することもよくあったのですが、ルームメイトが寝てから帰宅して、着替えを出してシャワーを浴びて、というのも申し訳ない気がして、いつも早めにシャワーを済ませるように心がけていました。
朝も、たまに早起きしてジムへ行ったり、ランニングにいきたいなと思うことはあっても、起こしてしまうのでアラームをかけるのにも申し訳なさが勝ってしまいなかなか実現できませんでした。
「気を使いすぎじゃない?」と思うかもしれませんが、本当に小さな部屋なので一人が起きてそわそわしてたらいくら寝ていても起きてしまうのです。
物音を気にしながら生活することも地味なストレスになってきます。
3、人それぞれ
最後に私が伝えたいのは、上に上げてきたことは私の経験ですが、「文化が違うから」と一括りに言えることではありません。
文化と言ってしまえば簡単ですが、文化というそれぞれ違う背景があること以上に私たちは一人の人間です。お皿をなかなか洗わないのも、たくさん寝るのも、毎晩のように異性を部屋に連れ込んでくるのも、文化の違いというより、その人の生き方です。
日本人と一括りに言っても、いろんな性格の人がいるのと同じです。
だからこそ、お互いを認め合って支え合う必要があるのです。ルームシェアは大変ですが、そんな気づきをすることができるいい経験になるのではないでしょうか。