フランスの大学に留学した理由

はじめまして！

フランスのストラスブール大学に1年の交換留学をしているきよてんです。最近、寮の暖房がやっとついて一安心しています笑

留学を決意！

私は高校2年から、フランス語を英語の息抜きとして勉強し始めました。単位制の高校で、外国語を数カ国語から選べたので、英語が苦手で嫌いな私は、とりあえずは他の言語もやってみよう！という軽いノリで授業を受けていました。

パリにある高校で２週間のホームステイと語学研修が、高校のプログラムであったので、フランス語を勉強し始めて３ヶ月しか経ってない状態で参加しました。海外に行ったことがなかったので観光メインで行ったのですが、カルチャーショックの毎日でした。

日本のコンビニなどの便利な文化に慣れてしまっているため、フランスがとても不便に感じました。けれど、その時のホームステイ先のパートナーと仲良くなり、一緒に授業を受け、遊んでいるうちにフランスの魅力にどんどん惹かれました。

パートナーとフランス語で連絡を取り合うため、フランス語を猛勉強しました。

大学受験のために半年ほどフランス語から離れて英語を中心にしていたのですが、どうしてもフランス語の発音が先に出てしまって、それに気づいた時には、大学でもう１度留学したい！と思うようになり、フランス語の学科に進学しました。

大学１年の冬にはアンジェの短期語学研修に参加し、フランスでもっと長期間勉強したいと感じて、今はストラスブールの長期留学に参加しています。

今回の留学先は、大学が交換留学の協定を結んでいるストラスブール大学です。フランスの北東にあり、ドイツとの国境沿いの街であるため、徒歩でも国境を超えられます。街から電車で20分ほどのところにストラスブール空港があります。

ストラスブールはとても穏やかな街です。クリスマスマーケットで有名だったり、学生がたくさんいるため、1年を通して多くのイベントが開催されています。街が小さいので、あまり遠くまで行く必要がない上に、ショッピングを十分に楽しめるような賑わいもあり、とても過ごしやすいです。

経済の中心地ということもあり、欧州議会や欧州人権裁判所などがあり、EUの重要な地域にもなっています。

地理的に盆地なので、夏は蒸し暑いですが、9月の下旬から一気に冷え込みます。また、日中と夜中の気温差が最大15度にもなったこともあり、そこだけが難点です。

パリには片道２時間弱で行くことが出来ます。パリは華やかですが、落ち着いた環境で勉強したいという方にストラスブールはオススメです！

フランスは古い街並みが綺麗に保存されているため、散歩をしているだけでも楽しいです。私が住んでいる寮はドイツ帝国時代の建物であり、様々な歴史的建造物が街中にあります。地域によって建物の造りや色味が違うのでその違いを見るのもまた１つの楽しみです。

フランスに何回も来ているからこそわかったのですが、フランス人はとにかく自由で優しいです。

周りの目を気にせずに、自分のしたいことをしているという雰囲気があります。自分の好きな格好をして、自分の好きなことを充実させているように感じました。

顔見知りの人に会えば必ず挨拶をし、困ったことがあればみんなで助け合います。私が空港に到着してすぐに、電車の切符が買えなくて困っていたら、通りすがりの人が教えてくれました。

日本では、困っている外国人の方を助けるには勇気が必要で、言語はどうしようなど考えてしまうかと思いますが、フランス人は言語が通じなくても何かしてあげよう！という人が多い気がします。

また、ストラスブールは留学生が多いために、いろいろな国の人と交流が出来ます。日本語学科もあるので、一緒に勉強して助け合っています。

どうだったでしょうか？

日本とフランスには様々な文化の違いがあり、大変なことはありましたが、とても魅力的な国です。

皆さんもフランスに留学してみませんか？