憧れの海外ドラマの世界へ!留学してわかった本当のアメリカ

なぜアメリカで暮らしたいのか?
幼い頃よりケーブルテレビのチャンネル「ディズニーチャンネル」をよく視聴していたこともあって、私は海外ドラマや洋画・洋楽など、いわゆるポップカルチャーに親しんでいました。毎週作品を観るうちに、日本とは異なる生活の様子にどんどん魅了されていったのを今でも覚えています。 特に学校生活を描いた作品では、縦長のロッカーや校内で開かれるダンスパーティーなど日本で目にすることがないだけに新鮮で、とても素敵だと思いました。このような気持ちから、「いつかこの世界で暮らしてみたい」と思うようになりました。
留学先は、アメリカ カリフォルニア州に!
私は在籍大学の交換留学制度を利用したので、留学先の選択肢は、ある程度絞られていました。 出願に必要な英語のスコア、留学先の地域の治安、また魅力を感じた場所をそれぞれ考慮した結果、留学先はカリフォルニア州北部にある大学に決めました。 実はアメリカ国内ではウィスコンシン州でホームステイをしたこともあったのですが、思い切って新しい州を選びました。 それぞれの地域に魅力はありますが、新しいアメリカの一面を知ることができたため、敢えて行ったことのない州を選んだのは正解だったと思います。
いざ、留学へ —あれ?「アメリカ」どこだ?
留学生活の一年は長いようでとても短く、あっという間で、たくさんのことがありました。 そして、私のアメリカに対する思いに、ある変化が訪れます。根強い人種差別や、気をつけるべき言葉や振る舞い、とある繁華街の夜の危険な雰囲気、不親切な従業員達の態度など知らなかった一面を知ったことで、アメリカは私にとってただの「好きな国」ではなくなりました。 どれだけ好きなものでも、深く付き合うと、いつしかそれに対し“好きな気持ち”だけではなくなりますよね。私が憧れていた「アメリカ」は、脚色されたアメリカの、たった一部分であることに、留学を通し初めて気づきました。 そして、ぼんやり抱いていた、 「英語ってオシャレ♪」のような感覚も、少しずつ薄れてきました。
まとめ
もちろん、素敵な経験をさせてくれたアメリカに、とても感謝しています。実際に留学はとても良い経験でした。 そして、いくら私の愛したポップカルチャーが、現実と異なる「アメリカ」イメージを構築してしまった原因だとはいえ、異文化に興味を持つきっかけとして、それらはとても良いものだと思います。 何より同世代である現地の学生と共通の話題であったため、友達づくりにおいてとても助かりました。
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