Summer Sessionってなに?
こんにちは、留学ボイス特派員のひっきーです。
今回のテーマは「アメリカSummer Sessions留学」についてです。
僕は大学4年生の5月から8月まで、カリフォルニア大学バークレー校のSummer Sessionに参加しました。
そこで今回は、サマーセッションとは何なのか、そしてそのメリット・デメリットについて紹介したいと思います。
サマーセッションとは
サマーセッションとは、早く卒業するために単位が欲しい学生や、夏休みに大学に残って勉強したい学生を対象に、大学の夏学期に6週間から13週間開講されているプログラムです。
現地の学生だけではなく、世界中の大学から留学生が参加し、自分の学びたい専門分野の科目を現地の学生や留学生と一緒に履修します。
サマーセッションは、UCバークレーやUCLA、ハーバード大学やスタンフォード大学といったアメリカのトップスクールをはじめ、多くの大学で開講されています。
参加費用と参加時期について
大学によって費用や開講時期が違うので、ここではカリフォルニア大学バークレー校を例にとって紹介します。
参加費用(12週間)
登録費用:$450
授業料:1単位当たり$550(1科目平均3単位)
サービス料:$330
学生寮費(1人部屋):$5810
参加時期
2019年度
A: 5/28-7/5(6週間)
B: 6/10-8/16(10週間)
C: 6/24-8/16(8週間)
D: 7/8-8/16(6週間)
E: 7/29-8/16(3週間)
セッションがいくつか分かれており、自分で好きなセッションを組み合わせることができます。
サマーセッションに参加するメリット・デメリット
メリット
最大のメリットは、アメリカのトップスクールで、トップレベルの教授の授業が履修できることです。
600以上の授業が開講されており、自分の学びたい専門科目を学ぶことができます。
現地の学生も数多く参加し、世界中の大学からも優秀な留学生が参加するので、授業の質も非常に高いです。
通常アメリカの大学に交換留学しようと思うと、9月スタートになってしまい、就活時期や卒業時期に被ってしまうことがあります。
サマーセッションであれば、日本の春学期に留学することができるため、留学時期の選択肢が広がるのではないでしょうか。
デメリット
デメリットとしては、参加費用の高さがあげられます。
僕の場合約3ヶ月間のプログラムで、授業料そして学生寮費を合計して130万円ほどかかりました。
UCバークレーが僕の通う大学の提携校だったため、補助金等を利用し結果的には費用をさらに半分ほど安くすることができましたが、それでも現地での生活費や、飛行機代を考えると、決して安い金額ではありません。
最後に
参加費用は決して安くはありませんが、それでもこのサマーセッションを通じて得られるものはとても大きいです。
英語力だけではなく、専門知識を深めることができ、結果的に就職活動でもこの経験がとても役に立ちました。
留学というと、語学留学や正規留学、交換留学が一般的ですが、新たにサマーセッションも留学の選択肢の1つに考えてみてはいかがでしょうか。
サマーセッション中の授業内容や、学生寮での生活についてはまた別の記事で紹介していきたいと思います。