こんにちは、Mattです。
タイトル通り、私は香港に留学していました。
(ここで皆さんに理解してほしいのは、台湾と同様、
香港は中国ではないということです。
一応中国の中に入っていますが、一国二制度なので一緒にすると現地人に怒られますよ!)
今回は香港を選んだ理由を含めながら、言語や物価などについて書いていこうと思います。
香港を選んだ理由
数多くある留学先候補の中から、どうして香港を選ぶのか。
私が留学先に香港を選んだ理由は、大きく分けて3つあります。
英語を使いながらも中国と似た文化に触れたい
中国生活が長い私は中国を第二の母国のように思っているので、もう一度その文化に触れたいという想いがありました。
しかし折角の留学の機会なので、住んだことのない国や英語力を伸ばせる国に行きたいという想いもありました。
「中国と似た文化に触れて生活がしたい。けれど英語を多く使う場所に行きたい。」
その二つを同時に満たしてくれるのが香港でした。
物価は安くはないが高くもない
香港の物価は日本と比べて大差はありません。
日本より高いものもあれば安いものもあるので、総合的に見るとかかる費用は同じくらいです。
日本より高いものに関しては、喫煙者やオフキャンパスに住む人以外には特に厳しいものではありません。
詳しくはまた記事の後半でお伝えします。
食文化や観光地が魅力的
食べることが好きな私にとって、とても重要なことです。
香港には美味しいものが盛りだくさんで、考えるだけで今からでも香港に行きたくなります...。
そして観光地も素敵な場所がたくさんあり、留学生活を充実させることができました。
(この2つについては紹介したいものが多くあるので、次回記事に載せます。)
香港の言語について
香港で使用される言語は大きく分けて2つ(英語と広東語)です。
広東語
先ほど「香港は中国ではない」と説明しましたが、使われる言語も違います。
一般的に知られているのは「普通話/マンダリン」と言われる中国語ですが、香港で使われているのは「広東話」です。
広東語は方言のようなものですが、違う言語と言っても過言ではないほどの違いがあります。
例えば「こんにちは」を普通話で言うと「ニーハオ」ですが、広東話で言うと「ネイホウ/レイホウ」です。
また、「ありがとう」は普通話では「シェイシェイ」ですが、広東話では「ンッゴイ」です。
香港がイギリスから返還されたときに普通話ブームが起こったので、普通話を話せる香港人も少なくはありませんが、中国語を勉強したい方は中国に留学するのがベストでしょう。
英語
香港はイギリスの植民地だったので、返還された後の現在でも多くの人々が英語を話せます。
留学生用の授業も英語で行われるので、広東話や普通話が話せなくても問題ありません。
また、街中で道に迷っても英語で聞けたりするのは助かりますね。
なので、「英語は勉強したいけど英語圏以外に行きたい!」なんて人にはお勧めの場所です。
物価について
まず、香港のレートは香港ドルで、1HK$が約14~16円ほどです。
香港では安いものと高いものが分かれています。
例えば日本ではタバコが500円未満ですが、香港では700円~900円でした。
そして家賃相場を比較してみると、日本は15万円、香港は17万円と、香港のほうが高いことがわかります。
しかし家賃問題は寮に住めば安く済むので、特に問題はありません。
私が香港に実際に住んでみて高いと感じたのはそれくらいで、他は日本と同じくらいか日本より安いと感じました。
例えば、日本での交通費は一駅約165円ですが、香港では約65円ほどです。
さらに食費に関しても、吉野家で比較してみると、日本では並盛が380円ですが、香港ではお茶とお味噌汁がついて330円ほどです。
喫煙者には少々厳しいかもしれませんが、それ以外は特に住みにくいと感じたことはありませんでした!
私の周りでは留学先に香港を選ぶ人が殆どいないのですが、だからこそ逆に選んでみるのも面白いと思います。
言語や物価が分からないと不安なこともあるかもしれませんが、上記の情報のように、香港ではその二つで困ることはあまりないので安心してください。
更に、香港には沢山の魅力があるので、次回はその魅力(食と観光スポット)について紹介します!