アメリカ正規留学中に、車の免許をとってみた

アメリカ留学中に免許取得 アメリカでは、ニューヨークなど大きな都市以外は、日本ほど公共交通機関が発達していません。車がないと、なかなか不便な日常生活を送ることになります。 アメリカの大学に正規留学などで、長期滞在をする場合は、車の免許があると便利です。今回は、アメリカでの免許取得の流れと、メリットについてお話ししたいと思います。

車関係のことは全てDMV

DMVとはDepartment of Motor Vehiclesの略です。 車を購入した時の税金や駐車違反のチケットのお金を払うときなど、車のことで何かをしなければいけない時にDMVに行きます。免許の手続きも全てこの施設で行います。

日本とはかなり違う免許取得のステップ

日本の場合は自動車学校にいき、運転を教えてもらい、検定を受けて免許をもらますが、アメリカの場合はほぼ逆です。

1.DMVの予約をとる

DMVはいつも待つ時間が長いので必ず予約をとることが大切です。 一週間前を目安にオンラインで予約をとる目安で。

2.筆記テストの勉強

こちらの筆記テストは運転の練習を始める前に受けます。テストは英語が心配であれば日本語で受けることもできます。テストのサンプルは英語であればDMVでもらうことができます。日本語バージョンはオンラインで探して勉強することができます。

3.DMVにて筆記テスト

テストを受ける前に手続き代を1万円少しほど払います。 この手続き代で最大で3回テストが受けられます。

4.視力検査、写真撮影

筆記テストに合格しなかったらもう一度列に並ぶ、または違う日にDMVで予約して受けなおします。 合格したら仮免許の手続きです。

5.仮免許発行

仮免許はDMVその場で発行される書類です。 仮免許の期限は一年、その間は運転免許証を持っている18歳以上の人が助手席にいる時のみ運転して良い決まりです。

6.自動車学校

仮免許が発行されたら運転の練習をするため学校を探します。学校の形態も日本とは全く違い、練習場があるわけではなく、予約の時間に講師がピックアップしに来て普通の道路で練習します。 私の学校は一回のレッスンにつき2時間、三回レッスンのコースと五回レッスンとチョイスがあり、私は5回を選びました。日本の基準からすると少ない練習時間のように感じますが、こちらでは親にあらかじめ運転を習ったりすることが多いからか普通のようです。 中には学校に行かずテストを受ける人もいます。

アメリカで免許取得

7.DMVでドライビングテスト

練習が終わったらDMVで予約をとってドライビングテストです。 練習と同じく普通の車道でテストは行われ、DMVからの試験官が助手席で指示をしながら行います。

8.免許発行

テストに受かったら仮の書類が発行されます。免許は後日郵送で送られてきます。長いと1ヶ月ほどかかります。本物の免許が来るまでは何か証明しなければならない時はその仮の書類とテストの結果の紙を見せます。

アメリカで免許を取るメリット

日本で高校3年生の時に、3月の卒業までに車の免許をとりに自動車学校に通う人も多いですが、アメリカで免許をとるメリットもあります。
  • 日本で取得するよりもはるかに安い
  • 国際免許よりも車保険が安くなる
  • 身分証明として使える
日本で車の免許を取るとなると、自動車学校から試験料からまとめると20万円くらいかかりますよね。アメリカの場合、登録料、試験料、ドライビングのレッスンを全て含めても600ドル(6万円ほど)しかかりませんでした。 私は渡米当初、何か身分証明をしなければならない時に備えていつもパスポートを持ち歩いていました。国際的に通用する写真付きの証明証ってなかなかないですよね。免許をとってからはパスポートを持ち歩かなくてすみ、楽になりました。国内線のセキュリティーなどの時にでも免許証は使えます。 アメリカで免許取得は、アリです!

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