どう決める?留学先 (2)日本人比率?ブランド力?

1.日本人比率

日本人同士で固まらないように
留学先に日本人が多いか否かも、人に寄りますが、大きな決定要因となってきます。 「留学あるある」なのが、せっかく海外にいるにも関わらず、日本人で固まってしまうパターンです。 これが嫌で私は日本人がひとりもいない大学を選び、留学しました。せっかく留学するのなら、自分を追い込む必要があると考えたからです。日本人がいるとどうしても頼ってしまいます。 フェイスブックにあがってくる写真が日本人の友達とのものばかり、、、という友達も多かったです。 ただ、私の居た大学の様に日本人がひとりもいない大学はなかなかありません。 それでも、日本人が少ない大学というものはあります。アメリカのリベラルアーツカレッジなどはこれにあたります。ただ日本人が少ないと、大学によっては、かえって団結力が強いパターンもあるので注意が必要です。 無理して外国人とつるむより、日本人と仲良くしたいという人もいると思います。そういう人は、日本人が多く、繋がりが強い大学を探すと良いと思います。
日本人の少なさ、どう判断する?
では、どうやって日本人が少ないか判断するか。 これは実際にその大学へ留学経験のある人に聞くのが一番良いと思います。交換留学の場合、おそらくは去年や一昨日それぞれの大学へ留学していた先輩がいるので、その人を大学の留学担当者に紹介してもらうと良いと思います。 また、歴史があるにも関わらず、検索して日本語の情報が少ない大学は日本人があまりいないとみて良いでしょう。私の留学していた大学は日本語のWikipediaすらありませんでした。2.ブランド力

ブランドも大事な要素
人によっては、その大学のもつネームバリューやブランド力を重視します。日本で受験を経験した人だと自然と、どこの大学の偏差値が高いか、ブランドがあるか、という点を気にしてしまうかもしれません。 実際、出身大学は就職活動やキャリア形成において重要な要素となってきます。
日本のお茶の間ではアイビーリーグも無力?
ただ、国際的な知名度と日本での知名度とでは違いもあります。 たとえば、アメリカではハーバード、イギリスではオックスフォードやケンブリッジしか知らず、それらのみ名門と認める日本人も案外多いのではないでしょうか。 いわゆるアイビーリーグに所属する大学でも日本での知名度は低いです。コーネル大学やブラウン大学、ダートマス大学など、日本では「知る人ぞ知る化」してしまっています。 国際的なブランドと日本のお茶の間での知名度の差をつい先日も思い知りました。あるテレビ番組が、アメリカ政治を騒がせているドナルド・トランプ氏を特集していました。トランプ氏はペンシルベニア大学のウォートン・スクール出身です。あるコメンテーターが、これを大したことがないかのように表現していた点に仰天してしまいました。全米でも3本の指に入るであろうビジネス・スクールが大したことがない。これが日本での現実なのかもしれません。
大学ランキングをみてみる
日本での知名度はさておき、大学のブランド力はどう図れば良いのでしょうか。 手っ取り早いのは、タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)やクアクアレリ・シモンズ(QS)が発行している世界大学ランキングを見る事。アメリカの大学を比較したいのなら、USニューズ&ワールド・レポートの全米大学ランキングなどが参考になると思います。 ただそのランキングも指標に差があり、比較すると同じ大学でも順位に大きな隔たりがあることも少なくありません。こうなってくると、ある程度の大学であれば、あとは自分次第のところが大きいような気がします。
より細かくみる!
全体の大雑把なランキングではなく、自分の専門分野や関心のある分野のランキングをより参考にしてみると良いと思います。 QS世界大学ランキング2015年度版をみてみると、たとえばイギリスのサセックス大学は全体では187位ですが、開発学の分野では世界第1位につけています。この分野での評価がとても高いのです。サセックスに留学していた、というのは開発の分野では間違いなくブランドになります。
日本人の有無は人次第、ランキングには要注意

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