リーディングを鍛えたいなら量を読め!速読・多読で鍛えるリーディング

正規留学する人の多くは日々たくさんのリーディングの課題を奮闘することになります。今留学を目指して英語を勉強中の人におすすめしたいリーディング対策が速読です。 us-mm_readalot03

速読って?

速読はその字の通りに早く読むことです。難易度は簡単なものから始めることがおすすめです。とにかくスピーディーに読みます。読んだときに読んだ文章の意味が理解できていなくてもいいのでとりあえずどんどん先を読んでいきます。知らない単語ができてきても、“あっ、知らない単語だ”と目を通すだけで辞書で調べたりしないでいいです。

多読って?

多読もその字の通りでたくさん読むことです。これも難易度は簡単なものから始めることがおすすめ。とにかく量を読みます。知らない単語もそのままでOK。とにかくひたすら読みます。 us-mm_readalot02

多読・速読するとなにがいいのか

読むスピードが上がる

多読では英文を読むことそのものに慣れていき、速読をすることでスピーディーに読むことに慣れていきます。どんどん英語が続く文章を読んでも、辛くならない練習になります。

語彙が増える

日本語でもそうですが、本をたくさん読む人と本をほとんど読まない人ではどちらの語彙の方が豊富でしょうか。多くの場合本をたくさん読む人の方が語彙が豊富ですよね。それは英語でのリーディングにも当てはまります。読めば読むほど、新しい単語に出会うことができます。最初は意味が分からなくても、なんどもなんどもその単語をリーディングしている中で見つけると、前後の文脈から大体の意味が分かるようになります。そしてその単語の意味が分かるようになるとその単語がどのように使われているのか分かるので、実際に自分でも使えるようになり、自分の語彙が増えていくのです。

英文を読むことに対する抵抗感がなくなる

とにかく量を読んでいくことで英語に慣れていくので長文英語に対する抵抗感が徐々に減っていきます。読むのが楽しめるくらいになれば、ばっちりです!ある翻訳家によると、”翻訳家になるのに特別に高い英語力は必要なく、必要な語学力は英文の本を楽しんで読める程度”ということなので、楽しんでで読めようになりましょう。 us-mm_readalot01

速読・多読に向いている本ってどんなの?

速読・多読のとっかかりになる本には、どんなものがあるのでしょうか。

絵本

小学校低学年向けくらいの絵本から初めても大丈夫です。このレベルだと本当に一瞬で読めちゃうので全然辛くないです。勿論、本のなかの語彙も基本的なものばかりなので、英語そのものに抵抗があったり、自信がなくても、読める!っていう感じが味わえてそ英文を読むことで英語への抵抗が弱まっていきます。

児童書

絵本より少し難易度を上げて小学校中学年~中学生ぐらいが楽しむレベルの児童書は単語も簡単で文法も簡単なものが多いので、たくさん読んでも苦にならないし、すらすら読みやすいです。

語彙制限本

一冊に使われている語彙数が制限されている本です。語彙数によってレベルが分かれています。慣れてきたら自分のレベルよりもひとつ上のレベルの本を速読・多読していくことがおすすめです。語彙制限本に使われているお話は有名なお話を簡略化したものが多いです。知っているストーリーのものだと特に読みやすいです。古典文学入門にも向いているかもしれません。ジャンルも豊富なので、自分の好みのものを選んで読むことができます。語彙制限本でポピュラーなのではPenguin ReadersOxford Bookworms Libraryなどがあります。 速読・多読はすでに述べたように簡単なものから初めて大丈夫です。少しずつ難易度を上げていくことで英文に対する耐性がついてきます。速読・多読に慣れてきたら自分のレベルよりもちょっと上の本にチャレンジしてみましょう。最初はおそらく知らない単語ばかりだなあと思うかもしれませんが、続けているうちに意味が分かってきます。

おわりに

速読・多読はリーディング対策としてもちろん有効ですが、だからといって速読・多読がすべてというわけではありません。速読・多読はいわば英文を読む練習です。精確に文章を読むにはもちろん精読の訓練も必要になってくるので、うまく使い分けるようにしましょう!
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