【男子大学生活】 一日の流れ
留学生活中の一日の流れ。案外、気になるものです。留学先、取る授業、入るサークル、個人の趣向によって一日のスケジュールは千差万別です。ただ、その一つの具体例として、アメリカの田舎のリベラルアーツカレッジに留学した私の例をご紹介させていただきます。
一日の流れをおって、留学に対するイメージを膨らませてもらえたらと思います。
過去のスケジュールをさかのぼってみました。
> アメリカ留学のおすすめ留学エージェント
とある冬の日の流れ
6:30-7:30 自転車の朝練
起きて、顔を洗ったり、トイレへ行ったり。極端に眠い時はシャワーを浴びたりもします。そして自転車の朝練の準備に入ります。季節は冬。外は氷点下。マイナス10度を下回る上、雪などで路面状況が悪い中自転車を漕ぎたくはありません。そのため、寮の共用スペースにて自転車の室内トレーニングを行い、汗を流します。ローラー台の上にロードバイクをセットしてひたすら漕ぎます。完全に目が覚め、朝からスッキリします。7:30-8:00 朝食
大学では、カフェテリアで食事をとらなければならないシステムになっていました。自炊ができなかったのです。寮から徒歩3分ほどの場所にあるカフェテリアに向かい、朝食をとります。ビュッフェスタイルなので、フルーツを大量に食べていました。健康的です。また、シェフが大きなスクランブルエッグを好みに合わせてつくってくれました。スクランブルエッグが好きなので、嬉しかったです。だいたいおかわりしていました。8:00-11:00 Drawingの授業
スケッチブックやらを持って、芸術学部の建物へ向かいます。Drawing(素描)の授業です。授業時間は驚きの3時間。芸術系の座学でない授業や理系のラボの授業などはこのくらいの時間続きます。その代り、週に2回ほどです。Drawingは、鉛筆や炭、チョークなどで絵をかく授業です。道具の使い方を教わったり、実際にデッサンしたり、お互いの作品を批評しあったり、楽しく過ごします。11:00-12:00 自由時間(仮眠&宿題)
空きコマには寮の自室に戻り、軽く仮眠をとったり、たまった宿題を処理したりします。キャンパスの中に寮があり、すべての建物まで5分圏内というのはとても楽で良いです。12:00-13:00 昼食
再びカフェテリアで食事です。ビュッフェなのでいろいろなものを食べることができます。友達と談笑して昼の時間を過ごします。紅茶とコーヒーを飲み、眠気も覚まします。13:00-16:00 現代芸術の授業
インスタレーションなどについて学び、実際に制作し、批評をし合う授業です。朝はデッサン、午後は現代芸術と、芸術学校にいるような気分になります。16:00-17:00 自由時間(ジム)
少し空いた時間は、ストレス発散をかねてジムに行きます。自転車ばかりだと筋肉がつかないので、バランスを取ります。アメリカにいると、鍛えたくなる。そう言う友達が多かったです。留学あるあるかもしれません。日本と違って、「痩せている=かっこ悪い」といった意識があるからかもしれません。17:00-18:00 アフリカ民族音楽のアサンブル
自分が所属していたアフリカ民族音楽アサンブルの定例練習です。ウガンダ人の教授から、様々な面白い楽器、楽曲を習い、全体で合わせます。日本に帰国した後、楽器がなく演奏できないのが悩みです。今でもスワヒリ語の歌など覚えています。18:00-19:00 ごはん
友達とまたまたカフェテリアでビュッフェです。たくさん運動しているので、たくさん食べます。何度も何度もおかわりし、お皿がたくさん積まれていきます。アメフトの選手並みに食べていました。留学生の多くは食事に不満があるようでしたが、私は案外余裕で耐え抜いていました。好き嫌いがないのは良いことです。19:00-20:00 合気道
ベトナム人の友人が合気道クラブを立ち上げ、私も練習に参加していました。ベトナムで日本人から習っていたという合気道を、ベトナム人経由で日本人の私が学ぶというのはなかなか面白い体験です。20:00-25:00 勉強
夜の時間は予習や課題に当てていました。スイートメイトが発する奇声に耐えつつ、翌日の国際政治のクラスのリーディングを進めます。分量が多く、気づくと夜遅い時間に。シャワーを浴びて、就寝です。女の子がいなくてもリア充?
こうしてみてみると、遊びという遊びはしていなかったようです。ただ、スポーツ、芸術、勉学とバランスの取れた生活をしていました。様々なクラブに入るなどしていたので、授業以外にもやることは多かったです。いろいろと手を出してみるものです。異性交遊がないながらも、男子校で健康的、生産的な暮らしをしていました。アメリカの都市