留学中の移動に便利!2.25ドルでどこまでも行けるミュニ
今日も、大変恥ずかしい話を共有させてください。
サンフランシスコには、ミュニ(muni)と呼ばれるメトロがあります。
ミュニは市内を縦横無尽に走り、どこまで乗っても2.25ドル。
住宅地近辺は路面電車になっていますが、中心街に入るにつれ、地下に潜ります。
サンフランシスコについて間もないある朝、学校のあるモンゴメリーストリート駅に向かうため、Nラインという路面電車に乗り込みました。
入り口の機械に、日本でいうSuicaにあたるクリッパーカードをかざすと、
「ピーッ」と音が。
どうやらチャージ金が足りていないようです。
しかしその場を見回しても、チャージできそうな場所がない。
でも時間がないし降りるのもなんだし、駅に着いたら精算できるか…とそのまま乗車。
これが悲劇の始まりでした。
駅に精算機がない…不正乗車で罰金116ドル!
![アメリカのメトロ改札](https://www.ryugaku-voice.com/voicew/wp-content/uploads/2017/01/metro-640x480.jpg)
駅に到着して精算機を探しましたが、そのようなものが見当たりません。
それどころか、その日改札の前には、黄色のユニフォームに身を包んだ警官がずらっと並んでいました。ちょっと嫌な予感が…
「この機械にカードをかざしてください」
「ピーッ」
「はい、お金足りていませんね、こちらに来てください」
「えーっ!」
なんと、不正乗車(Fare evasion)として違反チケットを切られてしまいました。
拙い英語で
「電車にはチャージをするところがなかった。駅では精算できないのか?」
と訴えましたが、
「乗る前にお金を入れておくべきなの。」
と一蹴。
チケットに名前、IDナンバー、住所を記入していきます。
「21日以内に違反金116ドルを払ってね。文句があれば、ここに手紙(プロテスト)を書いて送って」
と言われ、受け取ったのがこちら。
![アメリカ メトロの違反切符](https://www.ryugaku-voice.com/voicew/wp-content/uploads/2017/01/evasion.jpg)
116ドル…。
しかし、乗降口でチャージ・精算ができないのに、ネズミ捕りで多額の罰金を取られる、というのはなんだか釈然としません。
調べてみると実はミュニの場合、一番前の車両にいる車掌さんに声をかければ、2.25ドルで切符を購入できるそう。「チャージができなかった」は言い訳にならないらしく、プロテストに成功した人はいないようです。
痛すぎる出費ですが、ここは大人しく支払いをすることに…
支払いは3通りの方法があります。
1. 現金を専用の封筒に入れて送る
2. SFMTAのホームページでカード払い
3. 電話でカード払い
4. お金を持っていく
残酷なほど簡単に支払いが完了。
警察に連行されるケースも!
![アメリカの警察](https://www.ryugaku-voice.com/voicew/wp-content/uploads/2017/01/shutterstock_381367012-640x396.jpg)
稀に罰金では済まず、警察に連行されるケースもあるようです!外国人の私たちでも、知らなかったでは済まされません。公共交通機関に乗る前には、必ず残額が2.25ドルを切る前にチャージしておきましょう。なおWalgreensという薬局でもチャージすることができます。
また、ミュニには1ヶ月乗り放題のMファストパスがあります。73ドルとお高めですが、いちいちチャージをしなくても済むのでオススメ。
規律を守って、素敵な留学を!
muniについては、こちらも参考にしてみてくださいね
https://www.sfmta.com/getting-around/transit/fares-passes
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