ハーバード大よりも難しい?新興勢力に注目!ミネルバ大学とミッションU

実は最近、ハーバード大学やイエール大学などの所謂アイビーリーグと分類される有名大学よりも入学する倍率が高い教育機関ができているのを知っていますか? 今日はそんな入学が難しいアメリカの新しいタイプの教育機関と注目されている理由と共にご紹介します。アメリカ留学を考えている方、こんな新しい教育機関に留学を考えてみるのもいいかもしれませんよ!

Minerva University(ミネルバ大学)

2012年、アメリカのカリフォルニアに創立された4年制大学で創立者は写真共有アプリSnapfishの創設者。まだ卒業生を輩出していないものの、ハーバード大学やケンブリッジ大学に合格した学生が蹴ってでも進学したいと言う大学として有名に。 アメリカ ミネルバ大学 https://www.minerva.kgi.edu/

特徴1:授業は全てオンライン

ミネルバ大学の授業は全てオンラインで行われる少人数制授業。Active Learning Forumという独自のオンラインプラットフォームを開発し、これを用いて授業を行っている。また、授業は「21世紀の高等教育」と題し、ただ知識を得るのではなく分析力・コミュニーケーション力・問題解決能力などの力を身につけるものとなっている。

特徴2:世界7都市を渡り歩く共同生活

大学はサンフランシスコにあるものの、学生は4年間で世界を周り一緒に生活するのがこの大学のカリキュラム。 半年ごとにサンフランシスコ、ベルリン、ロンドン、などの国を周ることで世界の文化を直接触れ、世界で通用する人材を育てるのだそう。

特徴3:良心的な学費

アメリカで大学を選ぶ際に学生が最も気にするのはやはり学費。例えばハーバード大学の学費が年間$45,000ちかいのに対し、ミネルバ大学は半分以下の約$12,500。 一般的に私立の大学は学費が高く、奨学金なしでは進学が難しいとされているがミネルバ大学は学費が安いだけではなく奨学金制度も豊富に用意している。 この良心的な学費でアメリカの大学を卒業したという学部学位が得られるということもあって人気を集めているのだそう。

Mission U

合格率1%以下という驚異の数字をたたきだした今年の9月に始まったばかりのサンフランシスコのPencils of Promiseというスタートアップがはじめた教育機関。ビジネスで必要とされる能力を学べる1年間のプログラムを準備。 mission Uhttps://www.missionu.com/

特徴1:学費は出世払い

ミッション大学では入学時の学費は無料。卒業後、給料が$50,000を越えたら学費を払うという出世払いシステムを採用し、学費ローンに悩まされる学生を助けようという試み。 大学を卒業していてもしていなくても、ビジネスで成功したい人のための1年間の大学といったイメージ。

特徴2:職場で必要とされるスキルを組み込んだ授業

授業はサンフランシスコにあるSpotifyやUberといった有名ベンチャーと提携して作られている他、ハーバードやスタンフォード大学に所属している教授も関わって作られている。 基本的に授業はオンラインで行われるが2週間に一度サンフランシスコでミーティングが行われるサンフランシスコ近郊に住んでいる必要がある。

特徴3:特殊な出願プロセス

通常アメリカの大学では入学時にSATやGREなどのテストのスコアあるいは高校や大学の成績を提出する必要があるが、Mission Uではそれらが不要などころか高校を卒業していなくても出願が可能。 入学テストというものはなく、グループワークと個人面接が主な選考基準なのだそう。

最後に

いかがでしたか?日本の大学ではまだまだオンラインで行われる授業が少ないですが、アメリカではオンラインの授業はもはや当たり前。私自身、アメリカの大学で何度かオンラインのクラスを取っていました。 今後大学の授業形態はどんどん変わりそうな予感。Mission Uのような教育機関もどんどん増えていきそうなので、教育機関の今後に注目ですね。 留学エージェントにパンフレット取り寄せ

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