留学の選考に、就職活動。英語なんて話せないのに…!英語面接に対処するには?

英語面接 こんにちは。9月からドイツに留学するライターAnです。 留学の選考では、"英語面接"が行われることがあります。 留学の選考に限らず、一部の企業では就職活動のプロセスとして英語面接を課しているところもあります。 そんな英語面接に対処するには、どうしたら良いのでしょうか。  

純ジャパにとっての難関 ”英語面接”

  留学の選考や、就職活動における面接などで課される”英語面接”。 その名の通り、面接官と英語で会話をしなければなりません。 ただでさえ緊張する面接なのに、英語なんてパニックになってしまいます。 帰国子女ではなく留学経験がない人、いわゆる純ジャパにとっては、最もハードルが高い選考とも言えるでしょう。 そもそも、英語ができないから留学に行こうと思っているのに、なぜ選考で英語を話さないとならないのか…。 ライターAnも、留学の選考のプロセスの中に10分ほどの英語面接があり、どう対策したら良いか頭を悩ませていました。  

英語面接”を課す目的とは?

英語面接 そもそも、なぜ留学や就活の選考において英語面接が課されているのでしょうか?  

1)純粋に英語のコミュニケーション能力を見ている

留学においては、知らない相手と英語を使ってコミュニケーションをとらなければいけない機会が多く存在します。 また、日本の授業に比べて、授業中に発言を求められることも多く、しっかりと英語で会話ができることは必要条件。 そこで、英語面接を行うことで、「この人は英語で最低限のコミュニケーションがとれるのだろうか?」ということを見ているのです。

 2)ストレス環境下で、堂々と立ち振舞えるかを見ている

純ジャパにとって、英語面接という場はかなりストレスがかかる状況です。 面接官は、英語に自信がなかったとしても、自分の意見をはっきりと表明し、堂々と話せる人物かどうかを見ています。 ストレスのかかる状況下でも堂々と立ち振舞える人間であれば、留学先で多少のトラブルがあっても強い心で乗り越えていけるだろう、と判断されるのです。   このように英語面接においては、大きく分けて「英語力」と「度胸」を見ていると言っても良いでしょう。 英語面接でその二つをアピールするためには、英語面接ならではの心がけと、万全の対策が必要です。  

英語面接において心掛けるべきことは?

英語面接の疑問

1)簡潔な英語で話す

日本人は、英語を話す時に難しい単語や、難しい言い回しを探そうとしがちです。 しかし、面接においてとっさに出てくるのは、ごく普通の簡単な会話です。文法で言えば、中学の教科書レベルのものしか使いません。 例えば、「ドイツに留学したい」という時、日本人は「留学はstudy abroadで…ドイツ“で”だからin Germany?いや、ドイツ“に”だからto Germany?」という風に考えてしまいます。 しかし、ドイツに留学したいとは、つまりドイツで勉強したいということ。「study in Germany」といえばそれで終わりなのです。 この例はあまりに簡単すぎますが、一見難しい単語でも、考え方を変えれば簡単に表現することが出来ます。 このように、伝わりやすい、簡潔な英語を話すことを心がけてみましょう。

 2)結論を最初に言う

英語では基本的に、結論を最初に言います。 結論を最初にシンプルに言うことで、その結論を頭に置いた上で話を聞けるので、聞く方も話す方もわかりやすいのです。 例えば、「アメリカで何を学びたいのですか?」と聞かれたら、「私は将来起業をしたいと考えているので…」と始めるよりも、「経営学です」というように、まず結論からビシっと言ってしまった方が良いのです。 面接官の頭にも、しっかりと結論が残ります。

 3)構成を考えてから話し出す

英語を話すことに慣れていない人は、英語を話しているうちに「あれ、何が言いたかったんだっけ? 今、何を話してるんだっけ?」という風に混乱してしまいがち。 そこで、最初に頭の中でぱっと、「結論→理由①→理由②」というように、構成を組み立てます。 焦らず一呼吸おいてから話しましょう。 また、「I have two reasons. First, ~~ . Second, ~~ .」というように、構成を示す単語をきちんと言うことで、分かりやすい英語を話すことが出来ます。  

英語面接の対策はどうしたら良い?

英語面接対策 英語面接のコツがわかったら、実際に対策を練ってみましょう。

 1)自己紹介や志望動機など、基本的なことは完璧に言えるようにしておく

選考で必ず聞かれる、「自己紹介」と「志望動機」。 必ず聞かれることは、事前にスクリプトを作り、すらすらと言えるように練習しておきましょう。 どちらも30秒ぐらい=100語ぐらいで答えられることが理想です。 最初に覚えてきたスクリプトを話すことで、緊張がほぐれるという効果もあります。

 2)想定される質問の答えに使えそうなキーワードを覚える

また、ある程度聞かれそうな質問の答えを考えておくことも大切。 例えば、「なぜこの国なのか」「なぜこの大学なのか」「将来これをどう生かすのか」「なぜその職業につきたいのか」などです。 ぱっと言おうとしても英語が出てこない場合も多いので、事前に想定される質問とその答えを、英語で考えておくことは良い対策になります。 ここで注意すべきなのが、完全にスクリプトを作ってしまうと、予想外の質問に慌ててしまうということ。 あくまである程度考えておき、聞かれた質問に臨機応変に答えられるような練習をしておくことが大切です。

 3)友人・親・先生に見てもらう

最後に、一番大切なことは、第三者に面接を見てもらうこと。 私も、帰国子女の友人や、英語の得意な友人に、模擬面接をしてもらいました。 正直、日本語の面接よりもはるかに恥ずかしく、たどたどしい英語を人に見せることは抵抗があります。 しかし、他人に見てもらうことで、自分では気づけないポイントに気付くことが出来ます。面接官の目のつけどころもわかりますし、練習をしていれば緊張もしにくくなるのです。 模擬面接を行い、自分の悪いところを積極的に直していきましょう。  

英語面接を乗り切ろう!

英語面接 今回は、英語面接のコツと、その対策法についてお伝えしました。 英語面接は純ジャパにとってかなり高いハードルですが、留学のためには欠かせない一歩。 ぜひしっかり対策をして、留学の枠を勝ち取ってくださいね。

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