オーストラリア留学中のスマホはどうすればいい?
日本で生活しているときと同様に、留学中でもスマートフォンは必需品です。しかし日本のスマホをそのまま海外で使ってしまうと大変高額な請求をされてしまう恐れがあります!
ではどうすればいいのか見ていきましょう。
短期留学の場合
1か月未満の場合はポケットWi-Fiを使用している人の割合が多いです。また海外はCity Wi-Fiなどが充実している上、学校やホームステイ先のWi-Fiを利用すれば契約しなくても生活することが十分にできます。
私の生活しているブリスベンにも市内の中心地には“Brisbane City Wi-Fi”が整備されています。
長期留学の場合
長期留学の場合は現地の携帯会社と契約する必要があります。特にシェアハウスやアルバイト探しの際に電話番号は必須です。
またオーストラリアの場合、電話番号を利用したmessageでのやり取りが主流です。
ではどのように手続きを行えばいいのでしょうか?大きく分けて以下の3つのステップを踏みます。
- SIMロック解除(国内)
- 電話番号保管(国内)
- 現地で契約(海外)
1.SIMロック解除
日本の大手キャリアのスマホには、契約したキャリア以外の回線を利用できなくする「SIMロック」がかかっています。これを解除しなければ現地の携帯会社と契約が出来ませんので、日本にいる間にSIMロックを解除しましょう。
※SIMロック解除対応機種
「2015年5月1日以降発売(iPhoneの場合6s以降)」かつ「購入から100日経過」
・SIMロック解除の方法
SIMロック解除はネットから無料で手続きを行うことが出来ます。
- docomo:https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/unlock_dcm/
- au:https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/
- Softbank:https://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/
なお、店頭での手続きも行うことが出来ます(3000円)
2.電話番号・メールアドレス保管
次に海外にいる間でも日本の契約を続けた場合、基本料が発生し続けてしまいます。そのため「電話番号保管」を行うことで、解約しなくても帰国してからも同じ番号を使い続けることが出来ます。
・docomo
電話番号:400円/月、メールアドレス100円/月
手数料:1000円
https://www.nttdocomo.co.jp/support/
・au
372円/月
手数料:2000円
http://www.au.kddi.com/support/
・softbank
390円/月
手数料:3000円
http://www.softbank.jp/mobile/support/
一度電話番号保管の手続きを行うとその瞬間から利用できなくなるので注意しましょう!(SIMロックも解除できなくなります)
docomoとauは成田空港にもカウンターがあるのでそこで行うと5分ほどで手続きが完了します。
https://www.narita-airport.jp/jp/service/svc_84
無料充電サービスや成田空港無料Wi-Fiも教えてくれるのでとても親切でした。
3.現地の携帯会社と契約
オーストラリアの3大キャリアは
- OPTUS
- Telstra
- Vodafone
シドニーやメルボルン空港国際線出口の目の前にある他、市内にもたくさん出店されています。特に留学生の間ではOPTUSが人気です。「SIMカード」と言えば伝わるので、滞在期間などを聞かれ、プランを説明されます。
私もOPTUSを利用しています。OPTUSでは30ドル/月で3GBが一番安いプランですが、学校や家、市内にWi-Fiが整備されているので多くの留学生がこの一番安いプランを契約しています。
加えて「ニッテル」という日系の会社もあり、そこでは日本語で契約することが出来ますが割高です。
※値段はすべて2019年2月現在
以上が留学中のスマートフォンの使い方でした。長期留学の方も上記の3点を頭に入れておけば意外とスムーズに契約できます!