もう怖くない!海外渡航の第一関門、入国審査まとめ
空港について最初の難関が、入国審査。審査が厳しいとか、英語で色々聞かれるとか、怖そうな噂が飛び交っていますが、実際のところどうなのでしょうか?準備すべきもの・使える英語表現などについてまとめました。
そもそも入国審査って何?
入国審査ってよく聞くけど、そもそも具体的に何をするところなのでしょうか。 飛行機が着陸して、空港に着いたらまず最初に通過しなくてはいけないのが入国審査。パスポートと入国カード(飛行機の中で記入)を確認され、審査官が「この人物を入国させていいかどうか」を判断します。また、ビザがある場合もここで確認されます。 この国に入る資格を持っているか(ビザを持っているか)、ビザやパスポートの有効期間が十分にあるか、入国の目的は何か、所持金は十分にあるかなどなど、審査官が質問をしてくるので、それに答えないといけません。 この厳しさは人によるようで、目的から滞在住所など何から何まで聞かれたという人もいれば、私は用意した書類をほとんど使わずに済んでしまいました。人によって違っていいのか!と突っ込みたくなるところではありますが、準備しておくに越したことはありません。また、国際情勢によっても厳しさが違ってくるようです。日本で準備していくべきもの
では実際に何を準備すればいいのか、まず日本で準備して持っていくものから。- パスポート
- ビザ(査証)
- 帰りの航空券
- 残高証明書
- 入学証明書
a.パスポート
持っているからといって安心は禁物。有効期間は大丈夫ですか? 国によって、必要な残存期間が違います。イギリス・オーストラリアは帰国時まで有効なもの、アメリカ・フィリピンは入国時6ヶ月+滞在日数以上、フランス・ドイツは出国時+3ヶ月以上などなど。(2015年9月1日現在)必ず自分で最新の情報をチェックしてくださいね! またパスポートは作るのにも、更新するのにも時間がかかります。余裕を持って準備しておきましょう。b.ビザ(査証)
渡航先や留学の種類、期間によって大きく違ってきます。基本的には、海外に滞在する際には何らかの査証を持っていないといけないことになっています。ビザの種類は、学生ビザ・就労ビザ・ワーキングホリデーなどなど様々。また、短期間であればノービザで渡航できる国も多くあります。事前に調べて取得するとともに、有効期間等も確認しておきましょう。c.帰りの航空券
ノービザの場合は、必ず準備しましょう。ビザなしで渡航できるとはいえ、好き勝手ふらふらしていいわけではないようです。 筆者はこのことを知らずに大変な目にあいました。ノービザかつ片道しかチケットを持っていなかったので、成田空港で「仮にイギリスで入国拒否されたとしても、片道航空券で来たのは自分の意思です。航空会社の責任ではありません。」という誓約書を書かされたのです。。。皆さんは必ず準備してくださいね!! また、イギリスは帰りの航空券なしでも一応入国できますが、ドイツなど一部の国では入国の条件とされている場合もあるので要注意です。 ちなみに、例えばイギリスへ留学し、帰りにドイツに寄りたいと思っている場合。ドイツから日本への航空券を持っていても、イギリスを出国する証明にはなりません。イギリスードイツ間の航空券(もしくはフェリー、電車など)を準備しておくようにしましょう。 d.残高証明書 これは、「滞在費用を持っていますよ」という証明になるものです。(特に就労不可のビザの場合)所持金が少ないと、不法に働いたりしないかと疑われます。ビザがあれば帰りの航空券なしでも入国できますが、帰りのチケットを買うだけのお金を持っているかという審査があります。 自分の口座の証明書を作るには、銀行の窓口に行けば作ってくれます。この時、①英語で②ドル建て(もしくは渡航先の通貨)で作ってもらうように頼みましょう。発行するのに1週間ほどかかるので、直前になって慌てないように前もって準備しておきましょう。e.入学証明書
留学先の語学学校や大学から入学証明書をもらったら必ず持って行きましょう。スーツケースに仕舞い込んでしまうと、入国審査で見せられないので注意! また、留学先で旅行に行ったりして、国外に出る際も証明書は必須。しっかり保管しておく必要があります。いよいよ入国審査。その場で気をつけることは?
必要なものを準備したら、あとは審査に臨むのみ。その場でどういったことに気をつければいいのか、まとめました。堂々と喋る
これがとても大事。入国審査官の仕事は、危険な人や資格を持っていない人を国に入れないこと。おどおどしていたりすると怪しまれて、いろいろな質問をされてしまうことになります。なるべくスムーズに入国するためにも、変な疑念は持たれないのが吉。何も悪いことはしていないので、堂々としていましょう。日本に帰るアピールをする
ノービザだろうと、ビザ保有者であろうと、滞在期間には限りがあります。審査官は、「いつ自分の国に帰るのか?」を聞いてきます。それは、許された滞在期間を超えて不法に長期滞在しないかを確認するため。 この時に、「日本での仕事を辞めてきました!」「この後どうするかは決めていません!」などと言ってしまうと、「こいつ本当に日本に帰るのか?」と怪しまれてしまうわけです。たとえ本当に仕事を辞めてきたとしても、それは言わないほうが無難。大学を休学してきたなら、それを説明し、いつから大学に戻るかを伝えましょう。 まだ未定だとしても、来年は日本で就職活動をします、など「日本に帰ります」アピールをするのが大事です。現地での滞在先や知人を伝える
留学先での滞在先を聞かれることもよくあります。ホームステイ先や寮の住所は必ず控えておきましょう。また、大学や語学学校に通う場合は、学校の住所・連絡先も控えておくと安心。 現地に知人がいる場合は、その人も紹介できるとさらに心強いですね。あてもなくふらふらするのではなく、ちゃんと頼れる人がいるというのを伝えましょう。もちろん、その人には事前に許可をもらってくださいね!審査官からの質問で使える英語まとめ
実際の入国審査は英語で聞かれます。その時に使える単語や言い回しをまとめました。自分の滞在目的に合わせて、覚えていけばもう怖いものなし!- 審査官からの質問
- 滞在目的を説明する
- 自分のことを説明する
- 英語が聞き取れない時は