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こんにちは。ゆりんです。今回はみなさんがスウェーデンに留学する上で必要なビザに関する情報をお伝えしたいと思います。
スウェーデンのビザ基礎情報
スウェーデン渡航ビザはシェンゲンビザと言います。スウェーデンはシェンゲン協定国のため、有効なパスポートをもった日本国籍の方が3か月未満、観光や知人訪問、出張、研修等(就労を除く)の目的でスウェーデンに入国する場合はビザが免除されています。
詳しい規程は
こちらから
しかし、3か月以上スウェーデンに滞在する場合はビザ(居住許可証)を申請する必要があります。スウェーデンに留学される方は半年以上の方がほとんどだと思うので、ほぼ間違いなくこの申請が必要となります。
※なお今回の記事ではビザを居住許可と呼ばせて頂きます。スウェーデンのビザは一般的に居住許可と呼ばれるためです。
留学のためのビザ・居住許可の申請手続き
居住許可申請ですが、嬉しいことに2015年からすべての留学生を対象にインターネットでの申請が可能となりました。
申請方法は、すべての留学生が
スウェーデン移民局(Swedish Migration Agency)のHPからインターネットで申請します。
<インターネットで申請する際の必要書類>
- スウェーデンの留学先の大学からの入学許可書
- パスポートのコピー
- 銀行の残高証明(英文)8010SEK/月×居住予定期間(金額は変動あり)
- 海外旅行保険の加入証明書(英文)
- 奨学金(ある場合)英文証明書
私が実際に上記の書類を申請した際に銀行の残高証明の本名のローマ字がパスポートと異なっていて再提出を求められました。提出する前に十分チェックをしましょう。なお、この銀行残高証明が銀行によってはかなり費用がかかり、更に時間がかかるので、自分の口座がある銀行がどのようか調べておきましょう。
また、海外旅行保険は大学の交換留学で行く場合はおそらく大学が加入必須の保険もしくは任意の保険を紹介してくれると思います。いずれにせよ、早めの加入が必要です。
提出の際のポイントとして、銀行の残高証明はできるだけ多めに入金してある状態にしましょう。規程残高ギリギリの場合書類不備とみなされる場合があります。
申請受付後の流れ
スウェーデン移民局での審査が終了すると、申請時に登録したメールアドレスに審査結果の連絡が送られます。また、大使館からも郵送で審査結果が転送されます。許可がおりた申請者はスウェーデンに入国した後に最寄りのスウェーデン移民局の事務所で写真、指紋、署名の登録をし、居住許可証(Residence Permit Card)の発給を受けます。スウェーデンの移民局で居住許可証を作成する場合は移民局HPから時間を予約していくとスムーズに取得できます。
現在スウェーデンでは難民の申請に移民局が全く追いついていない状態です。そのため、
新規の申請の場合には通常3か月かかりますが、場合によってはそれ以上かかる必要があります。受け入れ先の大学から入学許可証が下りたらすぐにでも提出できるようにその他の書類の準備を進めておくことをお勧めします。
今回はスウェーデンのビザ申請についてお話しました。ビザは年々少しずつ変わっていくものなので、実際に皆さんがビザを申請する際には必ず大使館及びスウェーデン移民局のHPの情報をチェックして下さい。
スウェーデン大使館
スウェーデン移民局(英語)