
こんにちは。暑い日が続きますね。夏季休暇を利用して、留学に行こうと思っている方も多いのではないでしょうか。
短期とはいえ、初めての留学経験は僕にとって素晴らしいものでした。海外に友達もできたし、行動力もついて大成功だったわけですが、後々思い返してみて「これは失敗したかな」ということもいくつかありました。
今回は、僕が初めての留学で失敗したことについてお話しようと思います。
ホストファミリーとの会話が少なかった

初めの数日はホストファミリーともよく話していたのですが、学校が始まると学校の課題をこなすのにいっぱいいっぱいになってしまい、平日は部屋にこもって勉強ばかりしていました。その結果、食事の時間くらいしかホストファミリーと会話をする機会がなくなってしまいました。休日はというと僕は基本的に外に出かけていて、家にはほとんどいませんでした。それはそれで有意義な時間だったとは思うのですが、ホストファミリーは会話を嫌がったりする人たちではなかったですし、コミュニケーションを取る時間がもっとあっても良かったのではないかと思います。
帰国する日、僕と同じプログラムに参加した人たちとそれぞれのホストファミリーが学校に集まりました。その時、他の皆がホストファミリーと仲良くしているのを見て、僕はホストファミリーとの会話が少なかったのかもしれないと思って後悔しました。
図書館をあまり利用しなかった

僕の行った学校には図書館がありました。小さい図書館でしたが、読む人の英語レベルに合わせて本が棚分けされて置いてあって、誰でも読めるようになっていました。ただ、初め僕は学校でもらったテキストを中心に勉強していて、ほとんど図書館を利用していませんでした。2週間くらい経って、友人に勧められて図書館で本を借りるようになってから、英語の本を読むことの面白さに気がつきました。
本を読んでて分からないところはルームメイトに教えてもらったりして、コミュニケーションツールにもなりましたし、最初から図書館を利用して多くの本を読んでいればもう少しリーディングの能力が上がったかなと思います。
終電を逃した

帰国する日まで1週間を切ったある休日、学校の皆でお別れ会みたいなものをしようということになりました。皆で一緒にお酒を飲めるのが最後ということもあり、僕は寂しいやら楽しいやらでお酒を飲みながらはしゃいでいました。途中で何人かが帰り、夜も更けてきたのでお別れ会は解散。僕は友人の家に泊めてもらうことになっていたので、その友人と2人で駅に向かいました。
と、なぜか駅が閉まっています。いつもならまだ電車がある時間です。そんなはずはないと駅員さんに話を聞いてみたのですが、何だかよく分からない。「ともかく電車は出ていないんだ」みたいなことを言われました。バスももう出ていません。パニックです。グーグルマップで調べてみると、家までの距離は約10キロ。さんざんはしゃいだ後ですから、すでに身体は疲れ切っていました。でももうどうしようもないので歩いて帰ることに。
僕たちが怖がりというのもありますが、海外の夜ってなんか怖い。人っ子一人いない暗闇の中、急に作動したスプリンクラーにビビッて叫んだり、「こんな深夜に歩いていたら車にさらわれる」と本気で思い込み、車が来るたびに慌てて物陰に身をひそめたりして無駄に体力を消耗していました。歩いても歩いても道は続くし眠いし足も痛い。途中、友人が何を思ったか好きな子の名前を連呼し始めました。めげそうになる自分を鼓舞していたのかもしれません。僕もおかしくなっていたのでしょう、友人が好きな子の名前を叫ぶたびに爆笑していました。夜が明ける頃には二人とも落ち着きを取り戻し、何とか家に到着することができました。
ちなみになぜ駅が閉まっていたのかは未だに分かりません。恐らく休日で終電の時間が平日と違ったのでしょう。
おわりに
あまり参考にならなかったかもしれませんが、初めての留学では思ってもいなかった失敗があります。悔しい失敗、笑える失敗、しょーもない失敗、色々な失敗があると思いますが、最終的には失敗も含めて良い留学だったと思えれば、それで良いのではないかと僕は思います。ぜひ、失敗も含めて有意義な留学生活を過ごしてください。
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