【ワーキングホリデー向け】オーストラリアでの住居探し・仕事探し

オーストラリア こんにちは。 前回の記事で、オーストラリアのワーキングホリデービザについて解説しました。 さて、ワーキングホリデービザ取得を目指している人の中には、「住む場所や仕事はどうやって探すの?」という不安を抱えている人もいると思います。 今回はそんな人に向けて、オーストラリアでの”住居探し”と”仕事探し”について解説したいと思います。 ※2016年8月23日現在の情報を基に作成しています。

1.オーストラリアで住居探し

オーストラリアでの滞在先 ワーキングホリデーとしてオーストラリアに滞在する場合、主に4つの方法があります。以下では、それぞれの滞在方法とその探し方について解説します。

①ホームステイ

ホームステイでは、現地の一般家庭に滞在することになります。食事や宿泊場所の心配がなく、現地のリアルな生活を体験することができる反面、その家庭の生活リズムやルールに従っての生活を強いられることもあります。 ユースホテル/バックパッカーズやシェアハウスに比べるとお金がかかるため、着いてから最初の1ヶ月~2ヶ月だけホームステイをして、その後シェアハウスに移るという人が多いようです。 <探し方> 探し方としては、ネット、現地の新聞や掲示板で探す、語学学校やエージェントに依頼するのが主な方法です。 ホームステイ先でのトラブルを避けるという意味では、エージェントに手配してもらうのが最も安全で確実ですが、その分だけお金がかかります。やっぱり個人で探したいという人は、以下のサイトでもホームステイ先を探すことができます。 ・HomestayWeb(日本語) このサイトではオーストラリアだけでなく世界中のホストファミリーが登録をしており、無料でホストファミリーを探すことができます。ゲストとしての登録、ホストファミリーの検索は無料で行えますが、ホストファミリーとEmailのやりとりをするためには、ゲストかホストファミリーがプレミアムパスポートという有料オプション(1ヶ月10ドル)を購入している必要があります。

②ユースホステル/バックパッカーズ

ユースホステルやバックパッカーズは低価格で宿泊できる施設です。ユースホステルの方がバックパッカーズに比べるとやや高めですが、セキュリティーがしっかりしています。どちらも基本的には相部屋で様々な国の人と交流することができますが、必要最低限の設備しか整えられてないため、一時的に利用する人が多いようです。 <探し方> ガイドブックやネットを使って探すのが主流です。ネットで探す場合は以下のサイトがおすすめです。 ・一般財団法人日本ユースホステル協会(日本語) 日本ユースホステル協会のホームページです。このサイトで世界各国のユースホステルの検索、予約が可能です。また、ユースホステル会員になるとユースホステルや美術館、博物館などを会員価格として通常価格より割引で利用することができます。ちなみに会員料金ですが、「中学生修了年齢から満19歳未満まで」は「年間1500円(登録を継続した場合:1000円)」、「満19歳以上」は「年間2500円(登録を継続した場合:2000円)」がかかります。 ・Booking.com(日本語) バックパッカーの間でも非常に人気の高いサイトです。日本国内から海外まで幅広い宿泊施設を検索することができます。情報量が多く、ホステルを含む格安宿の検索も可能です。また、多くの人が利用しているため英語の口コミも豊富です。

③シェアハウス

シェアハウスでは一軒家やマンションなどを共同で借り、複数人で一緒に生活します。お金をかけずに海外の人と交流することができるので、ワーキングホリデーの滞在方法で最もポピュラーです。一口にシェアハウスと言っても、1つの部屋を複数人で借りる”ルームシェア”や自分の部屋以外を共有する”オウンシェア(シェアルーム)”など種類がいくつかあるので、事前にチェックしておきましょう。 <探し方> シェアハウスの探し方としては、友人の紹介、現地の新聞や掲示板、ネットを使って探すのが主流です。ネットで探す場合には以下のサイトがおすすめです。 ・日豪プレス(日本語) 日本人向けのオーストラリア情報サイトでは最も力のあるサイトです。総合情報サイトなので、住居情報以外にも求人情報やイベント情報など多岐にわたるオーストラリアの情報が掲載されています。 ・Jams.TV(日本語) 日豪プレスの次に大きなサイトです。こちらも総合情報サイトで、求人情報、イベント情報などが掲載されています。 ・Gumtree(英語) 個人間売買のサイトで、求人情報や住居情報も載っています。このサイトの特徴は”情報量の多さ”。情報量が多すぎて若干見にくいですが、家賃が安めの物件も数多く掲載されていて、かなり人気の高いサイトです。 ・Domain(英語) 先に紹介したGumtreeに比べると情報量は劣りますが、デザインがスッキリしていて見やすく検索も簡単なのがこのサイトの特徴です。 なお、ウェブサイトを使って住居探しをする場合には、なるべく複数のサイトを併用すると効果的です。というのも複数サイトを併用することで、優良物件の見落としが減り、サイトごとの特徴も把握できるようになるからです。それなりに労力は必要ですが、失敗する確率はぐっと減ると思います。

④WWOOF

「WWOOF」とは「World Wide Opportunities on Organic Farms」の略で、農場で働く代わりに「食事・宿泊場所」、「力」、「知識・経験」を提供してもらうボランティアシステムです。ボランティアなのでお金を稼ぐことはできませんが、食事や宿泊場所の心配がいりません。 <探し方> 下記のサイトでWWOOFer(ホストに行き、手伝いする人たちのこと)として登録を完了すると、ホスト(受け入れ先)を探すことができるようになります。登録料は初年度は年間で5500円です(登録を継続した場合、2年目:5000円、3~4年目:3000円、5年目以上:1500円)。 ・WWOOF ジャパン

2.オーストラリアで仕事探し

オーストラリアで仕事探し 前回の記事でも書いた通り、オーストラリアは最低賃金が時給で17.7AUDと高く、ワーキングホリデーも多く働いています。 仕事の幅は英語力によっても変わってきますが、基本的にはホールスタッフ(ウェイター/ウェイトレス)やキッチンスタッフ(皿洗い/調理補助)、店頭での販売スタッフ、農場勤務(フルーツピッキングなど)といった仕事をする人が多いみたいです。 ところで、オーストラリアで仕事をするためには、”口座開設”と”Tax File Namber (TFN)の取得”が必要です。この2つについて少し解説しておきます。

①口座開設

オーストラリアの代表的な銀行は「Westpac Bank」「National Australia Bank(NAB)」「Commonwealth Bank」「Australia and New Zealand Bank(ANZ)」の4つで、中でも「National Australia Bank(NAB)」と「Commonwealth Bank」は口座維持費がかからないため、留学生やワーキングホリデーに人気が高いようです。また、「Australia and New Zealand Bank(ANZ)」は日本にいながら口座開設が可能です。現地での口座開設に不安がある人は、「Australia and New Zealand Bank(ANZ)」で開設することをおすすめします。 入国後6週間以内にオーストラリアで口座を開設する場合、必要になるのはパスポート、滞在先住所、携帯電話番号(なければ必要なし)、最低預金額(銀行によってまちまちですが、だいたい10~20AUD程度)です。入国後6週間が経過すると、これらに加えてオーストラリアの運転免許証や公共料金請求書などが必要になるので、6週間以内に開設することをおすすめします。

②Tax File Namber (TFN)

Tax File Namber (TFN)とはオーストラリアの納税者番号のことです。オーストラリアで働く場合には、必ず取得し、雇用主に見せる必要があります。オンライン申請が可能で、送付先はオーストラリア国内の住所での登録になるので、住所が確定してから登録しましょう。 なお1度取得した後は、ビザが変わっても再度取得する必要はありません。 Australia Taxation Office ーTax File Namber (TFN)登録ページ(英語)

仕事の探し方

現地の新聞や掲示板、友人の紹介、ネットでの検索が主流のようです。ネットで探す場合には、シェアハウスの項目で紹介した以下のサイトがおすすめです。 ・日豪プレス(日本語)Jams.TV(日本語)Gumtree(英語)

おわりに

今回は探し方としてウェブサイトを中心に解説しましたが、ネットの活用以外にも色々な方法があると思います。オーストラリアは見どころが多くフレンドリーな人も多いですから、ワーキングホリデーの滞在先としてかなり適していると思います。 留学エージェントに資料請求

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