ワーキングホリデーのよくある質問・疑問にお答えします!
「ワーキングホリデー」。留学したいと思った方なら、聞いたことがあると思いますが、意外とよく分からないことがありますよね?
今回は、ワーキングホリデーでよくお問い合わせがある質問をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ワーキングホリデーの基本
そもそもワーキングホリデーってなに?
ワーキングホリデー(通称ワーホリ)は、最長1年間の海外生活の中で休暇を楽しみながら、滞在資金を現地で補うための一定の就労が認められている制度です。
二国間の取り決めに基づいており、若い人たちが相手国の文化を学び、交流する目的で発足した制度のため、18歳から30歳(国によって多少異なります)が対象となっています。
ワーキングホリデー・ ビザを取得して、海外へ渡航する人たちは「ワーキングホリデー・メーカー」と呼ばれています。
ワーキングホリデーで行ける国はどこ?
日本と協定が結ばれている国は、下記の28か国です。(2022年8月現在)
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- 韓国
- フランス
- ドイツ
- イギリス
- アイルランド
- デンマーク
- 台湾
- 香港
- ノルウェー
- ポーランド
- ポルトガル
- スロバキア
- オーストリア
- ハンガリー
- スペイン
- アルゼンチン
- チェコ
- チリ
- アイスランド
- リトアニア
- スウェーデン
- エストニア
- オランダ
- イタリア
- フィンランド
アメリカはワーホリをやっていますか?
良く質問を受けますが、アメリカと日本は協定を結んでいませんので、ワーキングホリデーを行うことはできません。
もちろん、ハワイやグアムも受け入れがありません。アジア圏では、韓国、台湾、香港のみ。中国、インドや、タイなども行っていません。
また外国人は、現地に行って勝手にアルバイトすることもできません。国によって、外国人労働者の扱いは、アルバイトであっても規制がありますので、きちんと確認しましょう。
ワーキングホリデーの費用
ワーキングホリデーに行くのに、どのくらいの費用を持っていけばよい?
生活費にかかるお金は、渡航先の国や都市によっても異なりますので、一概には言えません。
基本的にすぐに仕事が見つからない可能性や、時給もあまり高くはありませんので、現地で稼いだお金で生活をする計画を立てることは、あまりオススメできません。
イギリスなど物価の高い国は、さらに多くの費用が必要になります。
自分の用意できる金額に応じて、しっかりと計画を立てましょう。
韓国でワーキングホリデーをする場合、どのくらい費用がかかりますか?
比較的、物価の安い韓国ですが、やはり生活するとなると、1年間で100万円以上の費用がかかります。
また仕事も見つかりにくい傾向がありますので、準備はしっかりしていきましょう。
オーストラリアには退職年金の払い戻しがあると聞いたのですが…
オーストラリアにはSuperannuation(スーパーアニュエーション)という退職年金制度があります。月々一定の給与がある方のみが積み立ての対象になり、退職時に払い戻しが可能になります。
日本に戻ってきてから、インターネットで申請することができます。
ワーキングホリデービザ
学生ビザ等を取得して語学留学した後、そのままワーキングホリデーのビザに変更することはできますか?
ワーキングホリデーのビザは現地で切り替えることはできません。
一度、日本に帰国後、ワーホリビザを申請・取得していただくことになります。
ワーキングホリデーの準備
ワーキングホリデーの準備は何をしたらいい?
留学1年前~
・情報収集
まずはワーキングホリデー全般や渡航先の情報を集めましょう。渡航先を決めたら、ビザの情報は必ずチェックしてください。国によって条件や時期、手続き方法などが大きく異なります。
・資金の貯蓄
取り急ぎ、現地で必要なお金を準備しましょう。
・語学学習
現地で使われている言語をあらかじめ学習しておきましょう。到着直後から、レストランで注文したり、人と交流したり、仕事先を探したりと、すぐに外国語を使って生活することになります。できるだけ早い時期に学習をスタートしましょう。
留学6ヶ月から3ヶ月前
・パスポートの申請
パスポートを持ってない人は、この時期に申請しましょう。
・ワーキングホリデービザの申請
行き先の国によって受付時期や条件が違うので、注意が必要です。
留学3ヶ月前~1ヶ月前
・計画を立てる
滞在中に何がしたいか、どこに行きたいか具体的な計画を立てましょう。
・健康診断を受ける
国によって事前の健康診断が必要なことがあります。
・保険の加入
歯科治療など一部の治療は除外されてしまうことがあります。
・歯の治療
歯の治療が必要な人は渡航前に済ませてしまいましょう。渡航先の国によっては、高い医療費がかかることも。
・航空券の手配
目的地までの航空券を用意しましょう。
・学校や滞在先の検討
学校によっては申し込み時期が、あらかじめ決まっていることもあります。必要に応じて手配もしましょう。
・クレジットカードの用意
クレジットカードを持っていない人は、1枚は作っておくと便利です。
留学1ヶ月前~直前
・役所での手続き
住民票や国際免許証など、必要に応じて手続きをしましょう。
・資金の準備
トラベラーズチェックや現金を両替しておきましょう。
・荷物の準備
当面の生活に必要な荷物をまとめましょう。生活用品は現地で購入すればいいでしょう。
このようにかなりたくさんの準備が必要です。ただしビザの申請や滞在先の手配などの一連の事務手続きは、留学エージェントに代理を依頼できます。
ワーキングホリデー中の仕事
ワーキングホリデーでできる仕事って?
国や語学力によっても就ける仕事は変わります。
一般的には、和食レストランやカフェ、ツアーガイド、ファームでの手伝い、ベビーシッター、ホテルなどの仕事が多いです。
国によって、仕事がなかなか見つからない場合もあるので、留学前によく調べておきましょう。
現地での仕事はどう探すの?
一般的に、webで探すことができます。各国の仕事探しは、各ページを参考にしてみてくださいね。
留学エージェント
留学エージェントとは?
留学エージェントとは、留学専門の代理店のことです。
留学関連の手続き代行や、学校やホームステイ先の紹介、留学前や留学中のサポートをしてくれます。海外との英語でのやり取りに慣れていない人や、何から手をつけていいかわからない人、忙しくて準備に時間が取れない人にも安心です。
上手に利用して楽しいワーキングホリデーにしましょう。
留学エージェントは何をしてくれるの?
「さぁ、ワーキングホリデーに行くぞ!」
と思ったはいいけれど、事前にやらなきゃいけない手続きが実はいろいろ。
まずはワーキングホリデー対象国の情報を集めて、専用のビザを用意して、航空券の手配をして、語学学校を探して、滞在先を見つけて、旅行保険に入って・・・。
わずらわしい一連の事務手続きを代行してくれたり、事前にどんなワーキングホリデーにしたいか相談にのってくれたり、パンフレットだけじゃわからない学校情報などを教えてくれたり、現地滞在中に日本語でサポートしてくれたり、帰国してから就職相談にのってくれたりと何かと頼れる存在。
面倒な事務手続きに手間取られたくない人は、留学エージェントに任せてしまいましょう。留学エージェントなら、一連の手続きも安心して任せられる上、現地にも幅広いネットワークをもっているので安心です。ただし行き先によっては、ビザの発給制限や締め切りの問題で、すぐに枠が埋まってしまい、ワーキングホリデービザの取得が難しいことがあります。
ワーキングホリデーに行くことに決めたら、できるだけ早い段階で、留学エージェントに相談することが重要です。
各国によって、ビザの申請なども異なってきますので、まずは留学会社さんに相談してみることがお勧めです。
年齢制限もありますので、行ってみたい!と思ったときに、ぜひチャレンジしてみましょう!
特に語学力が心配な方は留学エージェントさんを利用するのがお勧めです。
ワーキングホリデーの目的・希望、行き先の国や街、参加するプログラム、アクティビティ、サポートの範囲など様々な組み合わせで、費用は大きく変わります。
留学エージェントにも得意分野・不得意分野があり、あなたにピッタリの留学エージェントとの出会いが大切です。留学エージェントからまとめて見積りを取り寄せることで、留学エージェントの対応やおおよその費用感を掴むことができます。
その上で、質問やより詳しい希望を伝えながら、実際にコンタクトをとり、効率よくワーキングホリデーの第一歩を踏み出すことができるわけです。