イギリスに来てよかった！？留学先を選んだ理由と、理想と現実の差

「留学したい！」とは思っていても、行き先がなかなか決められない、という方も多いのではないのでしょうか。そもそも行ったことがなければ、どんな国なのかもいまいちわかりませんよね。多くの学生は、自分のなんとなく抱いているイメージで国を選んでいるのではないかと思います。来てみたらイメージと全然違った、なんてこともあり得ますよね。私も「絶対イギリスがいい！」と思うような強い理由があって選んだわけではありません。

私が留学前にイギリスを選んだ理由

イギリスを選んだ理由①　イギリス文化や雰囲気が好き

留学前の私がイギリスに抱いていた印象は、洗練されたおしゃれな国。ファッション誌でよく見るブリティッシュファッションや、お上品なアフタヌーンティーに憧れを抱いていました。また高校生の頃から軽音楽部に所属していたので、ロックの本場イギリスはとても魅力的でした。イギリスに留学したら、最先端のファッションに身を包み、ロックミュージックに浸り、おしゃれなカフェで紅茶を嗜んで…。とテレビやネットの情報からかなりステレオタイプな印象ですが、イギリスを選んだ大きな理由の一つです。

イギリスを選んだ理由②　全く新しい環境に飛び込んでみたい

せっかくなら今までに体験したことのない環境で生活して刺激を受けたい！と思ったのも理由の一つ。これはアメリカを選ばなかった理由ともいえますが、日本は生活や政治経済で強くアメリカの影響を受けているイメージを持っていました。そのため大学の授業においても、アメリカに行くよりイギリスに行った方が、今まで日本で培ってきた見方とは違った新しい発見があるのでは、と考えたのです。また、私は大学１年の時にした短期留学で少しだけカリフォルニアに住んだことがあったので、未開拓なヨーロッパの地により惹かれていました。

イギリスを選んだ理由③　ヨーロッパを旅行したい

決め手となったのがこれ。国内旅行をするくらいに気軽さで、いろんな国を旅できるなんてヨーロッパ留学の特権ですよね。旅行が大好きな私はイギリス、というよりもヨーロッパに留学したい！という気持ちはとても強かったです。留学が決まってからは、日本を発つ前からヨーロッパ旅行を計画し始め、期待をふくらませていました。これら３つが、私がイギリスを選んだ主な理由です。

実際にイギリスに留学して感じたギャップ

それでは、このイギリスに対するイメージが、実際に生活してみてどうだったか紹介します！

①多文化な都市に留学して、イギリス文化のイメージが変わった！

留学先がバーミンガム、という多人種な都市だったのもあり、絵に描いたようなイギリス文化のイメージとはギャップを感じました。ショックだったのはロックの国のはずなのに、学生にはクラブミュージックやアメリカのポップミュージックの方が人気なこと。学生のファッションもおしゃれでかわいい、というよりスタイリッシュというか、シンプルなファストファッションが基本。街には喫茶店よりも、スターバックスなどのチェーンコーヒー店があふれていました！思っていたのと違ったので初めは戸惑いましたが、生活したり友達と話す中で、本当のイギリス文化に触れることができて楽しいです。

イギリスバーミンガムの市庁舎 — バーミンガムの市庁舎（古い歴史的な建築物です）

②新しい価値観に出会えて刺激的！

特に授業では、イギリス、ヨーロッパの視点から世界について学ぶので、日本やアジアを客観的に考えたり、今までとは違う発見があったりといろいろと気づかされるきっかけがあって興味深いです。一方で、生活する中で、食べ物やファッションなど、イギリスもアメリカや他のヨーロッパの国々の影響を強く受けていることを実感しました。ただ、街中で見られるレンガ造りの古い街並みは歴史の長いイギリスならではだなあと感じます。

③旅行はほんとに気軽に行ける！ただし国際情勢の変化には要注意。

ヨーロッパ内の移動は本当にスムースで、日帰りで海外、なんてことも夢じゃありません！旅行好きにはたまらないですよね。ただ最近になってテロや事件が様々なところで発生したりと、情勢が悪化したために旅行にはかなり慎重になりました。これからまた状況が悪化した場合は潔くキャンセルしよう、と思いつつ計画を立てています。いかがでしたか。実際に生活を始めて、留学前とかなりイメージが変わった部分もありますが、たくさんの新しい経験ができるのでイギリスを選んで本当によかったと考えています！留学先選びの参考にしてみてください！

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