奇声、爆音、日常茶飯事!寮生活 ストレストラブル乗り越える
留学中の寮生活。楽しいことも、うれしいこともあります。そしてもちろん、嫌なこともあります。寮生活にストレスを感じ、寮を出る人もいます。今回は、寮生活で感じうるストレス、トラブルについて、実体験に基づいてご紹介します。個人的な対処策にも触れたいと思います。
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寮生活 悩みはみんな同じ
私は男子大学に留学していました。しかし、決して男子校あるある、というだけではない、たとえ男子大学といえど、寮生活あるあるは多くの人と共通したものがあると思います、 留学中の滞在先の最有力候補としてまっさきにあがるのは、学生寮。共学校、男子校、女子校にかかわらず、これはどの大学でも共通ではないでしょうか。男子校だろうと共学校だろうと寮生活において共通している点もはとても多いです。 加えて、共学の大学でも、男子寮、女子寮とわかれているところもあります。なので、男子大学に留学しない人(限りなく100%に近いと思いますが)も参考にしてもらってもよい記事になるはずです。ストレス、トラブル、その対処
1.奇声爆音
隣人がうるさい。これは寮生活を経験した学生のほとんどが同意するのではないでしょうか。私の場合、スイートメイトがとてもうるさく、迷惑していました。 スイートメイト、という言葉は日本ではなじみがないかもしれません。上の図にあるように、私の寮には、ルームメイトと共有している部屋(寝室)とスイートメイトと共有している部屋がありました。この計3つの部屋は鍵もなく、行き来が自由です。これをスイートと呼びます。ドアは常に開け放たれていました。 山積みの課題をコツコツこなそうという私と、割と日々を楽しみたいスイートメイト。このスイートメイト、よく奇声を発します。そして爆音で音楽をかけます。なかなかうるさかったです。 音楽を爆音でかけることが寮の文化のように思えてくるほど、スイートメイトに限らずみな音楽を爆音で流していました。シャウトの発生件数も多く、音楽以上に堪えます。しかも音楽の趣味が悪い。 フロアで良い趣味を持っているのは、巨大な黒人アメフト選手でした。マイケル・ジャクソンのLady in my LifeなどオシャレなR&Bを中心にかけてました。これは爆音でも心地よかったです。それ以外は、、、対策
あらかじめルールをつくっておくべきでした。スイートメイトも悪い人ではなかったので、繰り返し注意し、気分を害するのも嫌でした。これから留学する人にはまず、スイート内、できれば寮内でルールを作っておくことをおススメします。 もし私と同じように、ルールづくりに失敗したらどうするか。特に画期的なものはないのですが、イヤホンをして自分の好きな音楽などを聴いていれば騒音空間であろうと大丈夫な気がします。イヤホンから聞こえる音より、外部からの騒音が大きい時はなかなか焦りますが。一度、目には目を、ということでスメタナの『我が祖国』を大音量でかけてみました。スイートメイトに心配されました。2.就寝時間
留学生は慣れない環境、言語面でのハンデにより勉強が大変です。夜遅くまで勉強し、朝早くから勉強することも珍しくなかったです。しかし、ルームメイトが夜型出なかった場合、部屋の電気を消す必要があります。真っ暗な部屋で勉強は出来ませんね。私は、部屋でリラックスして勉強するのが好きだったので、少し困ってしまいました。ルームメイトは野球チームの選手だったので、あまり睡眠を妨げたくもありませんでした。対策
図書館で勉強する、という人が多いです。が、私の場合、暖かい寮から図書館へ移動するために、氷点下を経験するのがイヤでした。必然的に、寮内で済ます必要があります。結果、私はいつも、スイートの共有スペースを利用していました。ここはクローゼットや物置として使っていましたが、そこに机を置いて、勉強していました。目の前に私の自転車の車輪がある中、勉強するのもなかなか面白かったです。3.火災警報
火災警報、よく鳴ります。実際に火災が発生したわけではなく、また訓練でもありません。誤報が殆どで、それが日常化していました。警報がなると外へ出る必要があったので、みんなだらだらと「またかよ」と外へ。冬だと外はとても寒いです。温かい寮内から、マイナス10度以下の世界へ。 しばらくすると消防隊が到着し、各部屋を見て回ります。ちなみにこの警報、この世のものとは思えないほどうるさいです。耳を塞いでもうるさい。しかも、なる時間帯が夜中の3時だったりします。 これはなかなかイヤで、うんざりしていました。割りと私はマイペースなところがあるので、勉強などを途中でやめないといけないのもイヤでした。対策
誤報なのだから、無視をする。これは絶対にやってはいけません。もしものことがあったら大変です。が、一度この無視を実行してしまいました。警報が鳴り響く中、寮の空きスペースでひたすら自転車の室内トレーニングをしていました。ノッてきたところでやめたくなかったのです。外に面したドアは開けてあったので、大丈夫だろうと高をくくっていました。 するとどうなるか。消防員に怒られ、キャンパスセキュリティに怒られ、RAに怒られ、ディーンにまで呼び出されて怒られました。反省です。真似しないでください。この火災警報に関しては、これといった対処策が思いつきません。部屋でタバコを吸うな&イタズラするなキャンペーンでもするしかないでしょう。ストレスとうまく付き合う
今回取り上げた3つのトピックの中でも、寮生の奇声・爆音と火災報知機は留学あるあるではないでしょうか。自分なりに対処策を考えたり、身近な友達や学校の担当者に相談したりして、ストレスとうまく付き合う方法を模索してみてください。その過程でさえ、勉強になると思います。アメリカの都市