私にとっての実りある留学。それは、『友達は多ければ多いほどイイ!』です。異文化で言葉も違う海外においても、気の合う友人が居れば大変気が楽になります。それと単純ですけれど、異国の人と一緒にいると、色々楽しいです(笑)海外で友達作りで大切なことは、『とにかく話してみる』ことです。会話のキッカケは何でもいいんです。例えば授業で隣に座った人と仲良くしたい場合は・・・
“Is this the right class for ○○?”
・・・という風に質問してみましょう(○○はクラスの名前)。そして続いて
“I was afraid if I was in the right room, since this is the first class as a foreign student.”
と、自分が留学生で、教室を間違えたか心配だったことを伝えましょう。そうすれば「へぇ!どこから来たの?」という定番の質問をするので、後はそのまま会話しましょう。私もよくこの手を使いました。
汝、隣人と話せよ
相手の持ち物について聞くこともいいですね。
“Sorry, I really like that ○○ you have. Where did you got it?”
という風に、服や文房具、何か気になるアイテムがあったら「それどこで買ったの?」って興味を持って聞いてみましょう。(この場合の sorry は、すみません的なニュアンスです。)
もう一つ大切なことは、『知らないことは、聞いてみる』ことです。お互い異文化圏の出身。分からないことは山ほどあります。相手との会話で少しでも知らないことがあったら、「え、何それ知らない!教えてよ!」とツッコミましょう。そこからまた会話が広がって、知識も学べますから、一石二鳥ですよ!
「いや、言いたいことは分かるけど、外国人と友達になれって相当ハードル高いよ!」と言いたい気持ち、よ~く分かります。私だって、過去のアメリカ滞在の経験がなかったら、相当厳しかったと思います。しかし、長期滞在したからこそ分かったことがありました。それは、『外国人、特にアメリカ人は、話す人にはとてもフレンドリーだ』ということです。人によって違うこともありますが、基本的にこっちが言い終わるまで、相手は聞いてくれています。そして、話すときも、ゆっくり・ハッキリ発音して、こちらの反応を伺っています。ちょっとでも「?」って表情をすると、内容を繰り返してわかるまで伝えます。こちらが非英語圏出身でも、英語を話そうという努力が伝わるのです。