イギリス大学に語学留学〜リーズ大学付属の語学センターの場合

今回は、イギリスの大学付属の語学センターへの留学について紹介します。

大学付属の語学センターとは

イギリスの大学に付属している語学センターでは、日常会話だけでなく学部授業のために必要な英語など様々なプログラムが開講されています。それぞれが考え抜かれたカリキュラムとなっているため、語学留学の選択として非常におすすめします。 大学付属である利点としては、大学の施設を使えたり、現地の学生と同じ寮に住めたりと、英国の大学生活を味わうことができる点が挙げられます。 語学センターで開講される授業は時期が様々で、夏だけのものや、4月からのもので9月の学部留学を目指すというコースもあるため、日本の大学の学期に合わせて留学が可能です。 今回は英国大学の中でもUniversity of Leeds(リーズ大学)の語学センターについて紹介します。 イギリス リーズ大学

英国リーズ大学

リーズ大学は北部イングランドのウェストヨークシャーに位置しています。北部イングランドの人々の特徴としてフレンドリーさが挙げられますが、本当に優しい人が多く留学生に親切な街です。 リーズ大学自体も留学生を歓迎していて、日本語のホームページもあります。また、大学がシティセンターに面していて(普通はシティセンターから離れた大学が多いです)買い物や移動に便利です。最近はかこ様が留学されたことで話題になりました。 イギリス リーズの街並み

リーズ大学の語学センター

そんなリーズ大学の語学センターにはGeneral Englishコース、Academic Englishコースの2つのコースがあります。 Academic Englishのコースは学部進学に向けたものと、大学院進学に向けたものに分かれています。語学センターだけに通う人もいますが、Academic English コースに通う人は大抵その後の進学を目指した人が多いです。期間としては、10月、4月、7月、8月からスタートするコースに分けられます。 日本人は、4月から語学センターで語学留学をし、9月から1学期分の学部留学をして帰国するという10ヶ月のコースが日本の大学と合わせやすく留学しやすいと思います。

語学センターの授業内容

4月から始まるAcademic Englishの学部留学を目指したコースについて書きたいと思います。このコースは、10月から留学している生徒との混合クラスで授業が行われます。 生徒の国籍としては日本とクウェートが大半で、他の中東地域、中国で構成されています。授業は、reading&writing、listening&speaking、セミナーが主となっていて、他には、自分の疑問を調査しプレゼンすることを目的とした授業、自分の興味分野で選択できる授業があります。 reading&writing、listening&speakingはそれぞれIELTSのスコアでレベル別に分けられ、他の授業も全てメンバーが変わります。
  • reading&writing 週ごとにテーマが決められ(文系、理系どちらのテーマもやります)、アカデミックな文献の読み方、エッセイやレポートの書き方を学びます。テーマごとに毎週エッセイの課題が課せられます。
  • listening&speaking 同じく週ごとに(reading&writingと同じです)テーマが決められ、ディスカッションを行ったり、レクチャーのノートの取り方を学んだりします。
  • セミナー 1つのテーマについてセミナーが行われます。ディスカッションで自分の意見を求められるため、日本人が苦手とする授業だと思います。最終的に授業内エッセイと授業外エッセイ1,000字が課されています。
他の授業でもプレゼンを行ったり、アンケート調査を行ったり、学部留学に向けて必要な能力を身につけるために考え抜かれたカリキュラムで授業が構成されています。 イギリスの街

英国大学付属の語学センターに留学するには

私費で留学エージェントを通して受験するという手段が主だと思います。なかには日本の大学のプログラムとして来ている留学生もいます。 受験に必要なものとしては、IELTSのスコア、学校の成績、志望動機所などがありますが、始めから学部留学をするよりも求められるIELTSのスコアが低いので、比較的留学実現しやすいと思います。日本の大学と時期も合わせやすく、とてもおすすめしたい留学方法です。 留学エージェントに資料請求

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