大学では、プロフェッサーを制すものは成績を制す!

大学の教授 私は現在カナダの大学で文化人類学を専攻する大学1年生です。本日は数多くある課題で成功を収める方法をお伝えします!留学前必見です!

私は600人の生徒の1人にすぎない。

セメスター成功の為に私が強く主張したいのは、プロフェッサーに名前を覚えてもらうことの一点のみです。 教養コースとなると、履修生は何人になるかご存知ですか?心理学入門など人気の教科の生徒数は多くて600人に上ります。大勢の中の1人の生徒に過ぎないあなたのエッセーは、同級生のネイティブスピーカーのエッセーに埋もれ兎角欠点のみが目立ち豪快に減点されていくのです。 留学生としてハンデがあるあなたの苦悩など、プロフェッサーもアシスタントも知る由もないのですよ!

1分で名前を覚えてもらう。

では、プロフェッサーに自分の存在を知って貰う方法は2種類。どちらも1分とかかりません。簡単なのに意外にやる人が少ないのが現状で、点数が振るわずドロップしてしまう留学生は沢山います。

①恐れずに教授に話しかけろ!

1つ目。講義終了後にプロフェッサーと話すのです。 例えば、 “Hi, I could not catch _____ part because of my language issue.” (すみません、___の部分が分かりませんでした。私の英語の問題で…) とたどたどしく言うのです。1分で以上です。 プロフェッサーはとても人間味のある方達ですから、100発100中で「助けを求めることを恐れないで頑張りなさい。君の名前は?」と言います。私は5人のプロフェッサーに同じことを言い5人共から同じような返答を貰いました。

②教授にメールせよ!

2つ目。勉強の合間にメールを送る。 例えば、 “Hi, I am Yuki, who is an international student taking your HIST1000 course. … I have been working on the assignment, but I’ve got stuck in _____. I would like to see you to discuss n your office tomorrow or on Tuesday…” (こんにちは、私は留学生で歴史1000のコースを履修しているYukiといいます。…例の課題に取り組んでいるのですが、___の所で進まなくなってしまって。明日か火曜日にオフィスを訪ねてお話伺いたいのですが…)  送信に1分。返信は必ず来ます。 “Hi Yuki, come to see me in my office at 12:30 on Tuesday or….” とオフィス開放時間帯を教えてくれます。プロフェッサーも質問をして来てくれる生徒は決して嫌いではないのです。 さあ、次は元気にオフィスに行ってください。

オフィスは戦場!慎重に!

名前を覚えてもらったはいいが、名前と同時に的外れな質問をする生徒だという印象まで残すような愚かなことはしないで下さい。質問をする際には慎重に!質問前にして欲しいこと3つをまとめます。 大学教授

①課題の内容理解と指定されているページは熟読せよ

例えば私が「ソヴィエト政権の崩壊の主な原因(戦後編)」についての3500字のエッセーに取り組んでいた際、プロフェッサーのオフィスで開口一番で聞かれたことは、指定のページを読み終えた上で訪ねて来たかどうかでした。 もちろんYes I didと即答できるように。もし指定ページで質問が生じて困っているのであればページナンバーを控え教科書や資料ごと持参し準備をして下さい。

②エッセーはアウトラインを作成せよ

ここでのアウトラインというのは、私のエッセーはこのような事を書くつもりです、という段落ごとの「大見出し」と「小見出し」になります。 全てが英語なので簡単に出来る代物でもないのですが、それ位の手間を掛けて向かわねばならない戦場がプロフェッサーのオフィスなのです。例えば、ソヴィエト崩壊の原因ならば、 第一段落 フルシチョフ政権 -政治的観点 キューバ危機 → 冷戦緊張 -経済的観点 5か年計画 → 失敗 第2段落 ブルジネフ政権 -政治的観点 プラハの春 →世界的批判 -経済的観点 5か年計画 → 失敗 第3段落 ゴルバチョフ政権 -政治的観点 ペレストロイカ → 情報公開 -外交的観点 チェルノブイリ という形です。 エッセーの骨組みの作成なので大仕事なのですが、逆に言えばこの構成で良いぞとプロフェッサー様のお墨付きさえ貰えれば、勝敗はあったようなものです。

③質問リスト作成

プロフェッサーの脳みそは巨大です。よく分からないかっこいい英単語がやたら出てきます。 恐らく、ほぼ仰っている意味が分かりません。そこで圧倒されてしまえば、何も聞けぬまま肩を落としてオフィスを後にするだけになります。 ですからこちらも秘密兵器「質問リスト」を用意します。 例えば私が遺伝(genetics)のプロフェッサーのオフィスを訪ね時のこと。初めは普段使わない英語攻めでひたすら説明していたプロフェッサー。言っている意味が理解できませんでしたので、質問リストを手渡してしまいました。 すると私が留学生なのだと思い出していただけたようで、簡単な単語で何度も何度も言ってくれるようになりました。 「質問リスト」は聞きたいことが何も聞けなかったという消化不良を解消するのに役立つだけでなく、大きな脳みそをお持ちのプロフェッサーが咀嚼して話してくれうようにしむける緩衝材となるのです。

 最後に!

正規留学後のビジョンが浮かんだでしょうか?プロフェッサーを制する者は成績を制す! プロフェッサーが全てですので、あなたがどれだけやっているか分かってもらえれば、少々のミスがあろうともあなたの名前と顔を思い出して必ず応援してくれます。それは必ず成績に関わります。 媚びを売るのではないのです、頑張りを認めて貰うためなのです。あなたが600人のうちの1人ではなく、「599人とあなた」という認識になってもらえるように留学先では努めていきましょう!

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