イギリスの大学には、日本オタクのサークルがある？！

１０月に入りバーミンガムはかなり肌寒くなり、ヒートテックとコートが欠かせない毎日です。緑が多いキャンパスは紅葉がきれいで歩いているだけでも楽しいです！こちらに来て驚いたことといえば、

日本文化の人気の高さ。

学校の近くにある日本食レストラン（ちょっと豪華なお弁当が2000円以上もします！！）はいつ見ても混んでいるし、キャンパス内にハローキティやリラックマのグッズを販売する期間限定ショップが開かれていたりします。

日本食のお弁当 — 日本食レストランのBENTO-BOX（１３ポンド）。味は普通です笑

授業で仲良くなった友達にたまたま持っていたハローキティのストラップをあげたら大喜びされました。その友達いわく「どうやったら日本人はこんなに可愛いものを考えつくのー？」と。私たち日本人にとっては何気ないものでも海外からしたら不思議な魅力があるようです。

例えば私が入会したサークル、Japan Society

合計200人ほどもの学生が所属しています。これは日本文化に興味がある人たちが集まって楽しむ、というコンセプトのサークルで、『風立ちぬ』を鑑賞するFilm Night、Halloween Karaoke nightなど日本に関連したイベントが開かれます。

メンバーの国籍は様々で、もちろん日本人や中国人（どこに行ってもたくさんいます笑）などアジアの学生も多いですが、イギリス人やフランス人などヨーロッパの学生も半数を占めています。みんな何かしらの日本カルチャーが大好きな学生なので、話題が尽きず仲良くなりやすいです！特に人気なものはONE PIECEやNARUTOなどの漫画、『花より男子』などのテレビドラマやジブリ映画。中にはきゃりーぱみゅぱみゅの大ファンのフレンチガールや進撃の巨人が大好きなイギリス男子なども。

言ってしまえばみんな「オタク」

なのでその知識と情熱の深さには圧倒されます。日本人でも知らないような漫画やアニメにはまっているマニアも多く、話についていけないこともしばしば。日本人なのにNARUTOを読んだことがない、と言うと「信じられなーい！」と非難を受けてしまいます（笑）。友達ができるだけでなく、日本ってこんなイメージなんだ、と分かって面白いですし、イギリス漬けの留学生活の中でちょっと日本を思い出してほっとする良い居場所ができました！