【体験談】フィリピン留学はどのくらいの滞在期間がベスト？短期は意味ない？
フィリピンで1か月間の語学留学を経験した、イツキです。
フィリピン留学は最短1週間から可能で、目的は人によって違い、観光がてらの留学、英語力向上のための留学など様々。
英語力を上げるための留学なら、どのくらいの期間が適切なのか、フィリピンに行ったことがないので分からないという方もいるのではないでしょうか？
そこで今回の記事では、フィリピンに実際留学した経験から、目的にあった留学期間をおすすめしたいと思います。
【滞在期間まとめ】フィリピン留学は何か月行くべき？
| 期間 | 英語力の向上 | おすすめの目的 |
| 1～2週間 | あまり期待できない | 語学学校を体験、英語を話してみたい人に |
| 1～2か月 | 英語が理解でき、少しずつ通じるようになる | 会話力アップ、欧米諸国への留学の準備 |
| 3か月以上 | 言いたいことが自然と話せるようになる | 日常会話レベル、英語試験のスコアアップ |
「意味なかった」と後悔する前に！留学期間を決めるポイント
休学や休職、予算など現実的な問題もありますが、自分に合った留学期間を決めるポイントは次の2点！
- どこまでの英語力を目標にする？
- 今の自分の英語力だと、目標達成のためにどのくらいの留学期間が必要？
まずどこまでの英語力を目指すか？という点。
日常会話レベル、ビジネス英語レベル、TOEICやIELTSなど英語試験のスコアアップなど、目標値をなんとなくでも決めてみましょう。
そして、今の自分の英語力はどの程度なのか、実力をしっかりと把握しておくこと！
例えば「リスニングはできるけど、スピーキングは苦手」という人なら、1ヶ月未満など短期でも、英語漬けの生活をしてみることで、会話に慣れるでしょう。
一方で、「中高生の英語の授業レベルかも…」という初心者さんが、日常会話レベルまで英語力を伸ばしたい場合、1～2週間の留学だと目標達成は難しいです。3ヶ月以上しっかり留学するのがオススメですよ。
【超短期留学（1～2週間）】英語力向上は難しい
まずは最短である1週間、または2週間の留学について。
この期間だけでは残念ですが、英語力の向上はあまり見込めません。
わたし自身もそうでしたが、大体の人は、1週間前後でフィリピンの現地生活に慣れてきて、ようやく先生の英語が分かりはじめてきます。
1週間の留学では「折角慣れ始めたのに、もう帰国」となってしまう可能性が高いでしょう。
もちろん全く英語力が伸びないわけではありませんが、「ある程度、英語が話せるようになりたい」という目的の方には、1～2週間の留学はおすすめできません。
とりあえず語学学校を体験してみたい人向け
1～2週間の超短期留学は「現地の英語や語学学校を体験してみたい」という目的ならベストだと思います。
語学学校では朝から夕方まで1日中授業が行われますし、英語漬けの数日間を体験できます。
また学校の授業終了後に、レストランに行ったり、買い物できたりするので現地の生活を楽しめます。帰国日を数日伸ばせば、1日かけて観光地やビーチに遊びに行ったりもできますね。
英語でのコミュニケーションもチャレンジしてみたい、という体験留学くらいの気持ちなら満足できるでしょう。
1～2週間のフィリピン留学料金（例）
フィリピンの語学学校「CIA（Cebu International Academy）」を例に挙げると、1～2週間の留学料金は次の通りです。
【ESL(一般英語)コース-Regular ESLの場合】
1日10コマ（マンツーマン4コマ+グループ4コマ+自習2コマ）
- 1週間：680＄～
- 2週間：1,020＄～
仮に1ドル140円で計算すると、1週間で95,200円、2週間で142,800円となります。
※上記金額は授業料+宿泊費です。部屋タイプによって金額が異なります
【短期留学（1～2か月）】会話力アップ！文法や単語が理解できるように
私がフィリピン留学した時は、1～2か月未満（4～6週間ほど）の留学者が多かったです。大学生の方なら、夏休みを利用して留学が可能な期間ですよね。
4週間以上あれば、もともとの英語スキルからの成長を実感できると思います。
実際に私も4週間の語学留学を経験しましたが、特にスピーキングが向上していると感じられました！
欧米への留学・ワーホリ準備におすすめ！
1～2か月未満のフィリピン留学は「欧米圏の留学、ワーキングホリデーを控えている人」に向いていると思います。
当然ですが、欧米諸国では日常会話はすべて英語。英語が全く分からないのに生活をするのは、とても難しい話ですよね。
1～2か月というフィリピンへの短期留学であっても、英語の基本的な文法や単語、簡単なスピーキング、リスニングをしっかり学べます。
現地のレストランやカフェなどで、英語でのコミュニケーションも実践できるので、「とりあえずこちらの意図は通じるし、相手が言ってることもわかる」くらいの英語力なら見につけられます。
「英語が通じた」「会話できた」という自信にもなると思いますよ。
実際私は、フィリピン留学を4週間経験した後に、オーストラリアに留学に行きました。
オーストラリアに留学してすぐの段階で、「フィリピンで学んだことが役に立ってる！」と感じました。
スーパーの店員さんがフィリピンの語学学校で習ったフレーズを言っていたり、日常生活のなかでフィリピンでの留学経験が活きていることを実感できましたよ。
1～2ヶ月のフィリピン留学料金（例）
フィリピンの語学学校「CIA（Cebu International Academy）」を例に挙げると、1～2ヶ月の留学料金は次の通りです。
【ESL(一般英語)コース-Regular ESLの場合】
1日10コマ（マンツーマン4コマ+グループ4コマ+自習2コマ）
- 1ヶ月（4週）：1,700＄～
- 2ヶ月（8週）：3,400＄～
仮に1ドル140円で計算すると、1ヶ月で238,000円、2ヶ月で476,000円となります。
※上記金額は授業料+宿泊費です。部屋タイプによって金額が異なります
【長期留学（3か月以上）】英語試験のスコアアップ、英会話に余裕も出てくる
3ヶ月（12週間）以上の滞在となると、フィリピンにおいては長期の留学になります。
基本的に、毎日朝から夕方までマンツーマンの授業を行うフィリピン留学なので、かなりガッツリと英語が学べます。
土日を使って観光したり、街で買い物をしたり、必然的に英語を使う機会も増えますので、コミュニケーションにも慣れてきます。自分の言いたいことが、自然と言えるようになるでしょう。
TOEIC,TOEFL,IELTS対策にもおすすめ
3ヶ月（12週間）以上のフィリピン留学は、英語が話せるようになりたい、という人はもちろん、TOEIC,TOEFL,IELTSなど英語試験で高スコアを得たい方にも向いていると思います。
実際に私のまわりで、12週間以上の留学をしていた方は、これらの英語試験の高スコア獲得の為に留学をしていましたよ。
現地でできた友人は、就職先で必要とされたTOEIC700点以上の取得を目的に、16週（約4ヶ月）のフィリピン留学をしていました。
その友人の留学前のスコアは500点弱でしたが、16週の留学の結果、スコアは815点に！なんと300点以上伸びたそう！
TOEICのスコアアップを目的としたコースの受講だけでなく、マンツーマンレッスンと自習の結果、このスコアを獲得できたそうです。
海外の大学留学のために、TOEICやTOEFL、IELTSのスコア向上が必要な人は、3か月ほどの長期のフィリピン留学がおすすめです。
3ヶ月以上のフィリピン留学料金（例）
フィリピンの語学学校「CIA（Cebu International Academy）」を例に挙げると、1～2ヶ月の留学料金は次の通りです。
【ESL(一般英語)コース-Regular ESLの場合】
1日10コマ（マンツーマン4コマ+グループ4コマ+自習2コマ）
- 3ヶ月（12週）：5,100＄～
- 4ヶ月（16週）：6,800＄～
仮に1ドル140円で計算すると、3ヶ月で714,000円、4か月だと952,000円となります。
※上記金額は授業料+宿泊費です。部屋タイプによって金額が異なります
フィリピン留学の期間まとめ
| 期間 | 英語力の向上 | おすすめの目的 |
| 1～2週間 | あまり期待できない | 語学学校を体験、英語を話してみたい人に |
| 1～2か月 | 英語が理解でき、少しずつ通じるようになる | 会話力アップ、欧米諸国への留学の準備 |
| 3か月以上 | 言いたいことが自然と話せるようになる | 日常会話レベル、英語試験のスコアアップ |
今回の記事はフィリピン留学の期間についてご紹介しました。自分の目的を見直し、どのくらい留学すべきかをしっかり考えてみましょう。
またご紹介した料金は一例ですので、学校やコースによって異なります。
フィリピン留学に興味がある方は、無料で複数のエージェントに資料請求できますので、お気軽にお問い合わせください！
