【体験談】フィリピン留学生活で気をつけるべき3つのこと
フィリピン留学をする際、生活面で気をつけるべきことは食事、治安の面だけではありません。
そこで今回は現地についてから気づく、気をつけるべきことについて紹介していきたいと思います。
1:フィリピンの飲み水には注意
まずは水についてです。
フィリピンでは市販のペットボトルやレストランで提供される水、ウォーターサーバー等以外の水は飲んではいけません。高い確率でお腹を壊してしまいます。
フィリピンの水道水は人の口に入っていいように、ろ過はされていませんのでくれぐれも気をつけてください。
日本の水道水の感覚で、フィリピンでも水道水を口に含んでしまってお腹を壊す方が何人かいました。
ちなみにフィリピン語学学校ではほぼ100%といってもいいくらい、どこもウォーターサーバーを設置しているので困る事はないでしょう。
歯磨き等をして口をゆすぐ際も、水道水は控えてウォーターサーバーから汲んで行うようにすれば、お腹を壊す事はないです。
私は徹底的に水道水を口に入れることを避けていたので、1ヶ月の留学期間の間一度もお腹を壊す事はありませんでした。
レストランで飲み物を飲む際も多少注意が必要です。その理由として飲料に含まれる氷。
フィリピンの氷のタイプには大まかに2種類あり、丸い筒状のものと、日本と同様に四角っぽいものに分かれます。
丸い筒状のものは現地の製氷業者から仕入れられたものなので安全なのですが、四角っぽい方は製氷方法が不明で水道水から作られた物があるということ。
この氷に引っかかってお腹を壊す人日本人の方が現地で多いのでこれも気をつけて置くべき事です。
丸い筒状以外の氷が入っていたときは、その氷は必ず含まないようにしてください。
2:道端の犬には絶対触らない
フィリピンでは野良犬が至るところにいることが当たり前です。
私が通っていた語学学校の前の通りにも毎日野良犬がいました。この野良犬たちですが、絶対に触ってはいけません。
何故かというと、狂犬病を持っている可能性が高いためです。
狂犬病は発症すれば致死率100%とも言われる恐ろしい病気。フィリピンでは、今でも毎年200人以上が狂犬病により命を落としていると言われています。
また狂犬病という名前から犬だけから感染する病気のように思えますが、その他哺乳類も感染する可能性があるとされています。犬だけでなく、他の動物にも触らないに越したことはないでしょう。
普通にしていれば向こうから近寄ってくる事はありません、大抵の場合は道端でぐったりしていたと思います。
自分から触りにいこうとすればかまれる可能性もあるので、犬好きだからといってくれぐれも撫でにいこうとしないように。
ちなみにフィリピンの野良犬ははっきり言って全くかわいくない。むしろ怖いです。
ガリガリなもの、斑点みたいなものができているものなど、生活環境からか見た目からして危ない犬が多いので、さすがの犬好きでも自分から近づきたい人はいないでしょう。
自分から近づくことはおそらくないと思うので、もしも近寄られた際は、すぐに離れるようにしましょう。
3:蚊に注意
フィリピンは常に亜熱帯の気候であるため、虫は年中います。その中でも一番気をつけて欲しいのは蚊です。
ただの蚊ではありません、デング熱のウィルスを持った蚊が中にたくさんいるのです。
デング熱は何年か前に東京で発症者が現れて、一時は問題になったのでご存知の方が多いでしょう。
デング熱にかかると、高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛さらに吐き気、血圧の上昇と低下などの症状を感染者に起こします。
その苦しみは通常の熱よりも苦しくといわれており、四六時中嘔吐や激痛に苦しむそうです。
そしてこのデング熱はワクチンが存在しないため、対処療法として点滴を打って回復を待つ事になり、数週間は安静にしておかなければなりません。
短期留学でデング熱にかかってしまえば、それだけで全てが台無しなためデング熱の発症をさけるためにも蚊はなるべく避けるようにしてください。
対策としては、虫除けスプレー、香取線香といった蚊の撃退グッズの持参。室内で現れた際に役に立ちます。
外出時、特に自然に囲まれたところにでかける際は長袖シャツ、長ズボンを着用して肌の露出は控えましょう。必要に応じて虫除け剤を使用すると効果的です。
蚊だけではなく、他にもウィルスの媒体となっている虫はたくさんいますので、防虫対策はしっかりしておきましょう。
生活環境が日本と比べガラリと変わるフィリピンでの生活、楽しんで留学を終えるためにも気をつけて生活しましょう。