夏休みのフィリピン留学費用は?サマースクール・大学生・社会人まで解説!
「7月~8月の夏休み期間で、語学留学をしてみたい!」という人は、フィリピン留学がおすすめです!
このコラムでは、夏休みの短期留学先としてフィリピンを選ぶ魅力を紹介していきます。
小学生・中学生・高校生、大学生、社会人と、年代に区切ってポイントを解説します。
短期留学にフィリピンがおすすめの理由
アメリカやカナダなどの定番留学先ではなく、あえてフィリピンをおすすめする理由は、主に3点!
- 留学費用が安い
- 日本から近い
- マンツーマン授業が充実している
留学費用が安い
まずフィリピン留学は、他国に比べると比較的費用が安いです!
語学学校の授業料+寮費がそもそも安いのですが、物価も安いので現地での食費や日用品代も少なくなります。トータルで支払う金額に大きな差が出てきますよ。
日本から近い
また日本から近いというのは、短期留学ではかなり重要なポイント!
直行便で5時間程度なので、移動で丸1日つぶれてしまうことがありません。現地に就いたら次の日から授業に参加ができ、時間を有効活用できますよ。もちろん飛行機代が安いメリットも!
マンツーマン授業が充実している
そしてフィリピン留学の魅力は、マンツーマンレッスンの充実度!1日10コマ程度ある授業のうち、半分はマンツーマンレッスンになります。
積極的に発言できる人ならグループレッスンにも馴染めますが、英語力にまだ自信が無かったり、恥ずかしがり屋だったりすると、10名など複数人数のクラスは合わない可能性があります。
「やっとコミュニケーションに慣れてきた…」と思った頃には留学期間が終盤に差し掛かり、思ったように勉強ができなかった、なんて失敗も。
その点マンツーマン授業なら、必ず発言しなければならない状況になりますし、自分の苦手な部分を指導してもらえるので、上達が早いです。
短期留学は自分の苦手分野を集中的に学習したほうが効率がいいので、マンツーマン授業が多いフィリピンはぴったりですよ。
【小学生・中学生・高校生編(サマーキャンプ)】夏休みに行ける!フィリピン留学
フィリピンは小学生・中学生・高校生を対象にした夏休み留学プログラム(サマーキャンプ・ジュニアキャンプ)も充実しています。学校によって異なりますが、以下のようなプログラムがあります。
- ジュニアキャンプ(子供が1人で参加)
- 親子留学(親子が一緒に行く留学)
- ジュニア留学(15歳以上)
このうち「ジュニアキャンプ」は夏限定の短期留学で、語学学校の引率者が付き、保護者の同伴無しで子供が1人で参加できるプログラムです。
語学力が上がるのはもちろん、世界各国の子供たちと共同生活を送る中で自立心がアップしたり、協調性が上がったり、ひと夏でグンと成長が見込めますよ。
マンツーマンやグループでの英語レッスンはもちろん、スポーツや工作などの授業もあり、楽しみながら学べるプログラムになっています。週末はマリンアクティビティや周辺観光など、自由に楽しめますよ。
サマースクール・ジュニアキャンプの期間と費用
親子留学とジュニア留学(15歳以上の単独留学)は、通年で留学が可能。最短1週間から3ヶ月間など、滞在期間も自由です。
一方「サマースクール・ジュニアキャンプ」は夏季限定で、8月初旬から2週間くらいのプログラムが主流です(語学学校により異なります)。
いつでも入学可能なわけではなく、学校によってプログラムの開始日が異なりますので注意しましょう。
ジュニアキャンプの費用は、30~40万円ほど(授業料や宿泊費、食費、その他の雑費含む)。
航空券や海外保険、WEG申請費(15歳未満の単独渡航に必要な申請)、現地でのお小遣いは含まれませんので、トータルで50~55万円くらいの金額になるでしょう。
【大学生編】夏休みに行ける!フィリピン留学
フィリピンは他国に比べて留学費用が格段に安いので、大学生のはじめての留学先としても人気が高い国のひとつです。
留学期間は最低でも1ヶ月、スケジュールが調整できれば2ヶ月間がおすすめ。夏休みが長い大学生のうちに、海外留学を楽しみましょう!
校内では日本語禁止ルールの語学学校も多いので、朝から夕方まで英語漬けの毎日。1~2ヶ月過ごせば耳が英語に慣れ、英会話レベルがグッと上がりますよ。
夏休み留学の費用相場(1~2ヶ月間)
フィリピン留学の費用は、1ヶ月で35万円ほど。2ヶ月だと60万円ほどです。授業料・寮費・航空券・ビザなどすべて込みで、このくらいの金額が目安になります(現地でのお小遣いは含まれません)。(※)
もっと安く留学したい!という人は、以下のような工夫をしてみましょう。うまくやりくりすれば、節約が可能ですよ。
- 航空券は早割や学割で、安く購入する
- 学生寮は1人部屋ではなく、4人や6人などの大部屋にする
- クレジットカード付帯の海外旅行保険を使う
※1ドル=150円、1ペソ=2.5円で計算。
1~2ヶ月の短期留学の効果は?英語が話せるようになる?
夏休み中の短期留学だけでは、ネイティブ並みに英語が話せるようにはなりません。現在の自分の英語力を少しレベルアップさせる、くらいの目標にしておきましょう。
たとえば英語力ゼロで、現状全く話せない人は、相手の言っていることがわかる程度には英語レベルが上がるでしょう。カフェや買い物など、簡単な英会話ならできるようになりますよ。
日常会話レベルの英語力や、外資系企業への就職を目指すなら、夏休みだけじゃなく春休みにも留学するなど、毎年の長期休みで留学して徐々に英語力を上げるのがおすすめです。
【社会人編】夏休みに行ける!フィリピン留学
フィリピンは日本からの直行便で5時間ほどで行けるので、長期休暇の取りづらい社会人留学におすすめの留学先です。
お盆休みに土日を絡めるなど、工夫して休暇を取れば、夏休みに1週間程度の語学留学ができるでしょう。1週間だけならビザ申請の必要もないので、留学準備もラクちんです。
ただし、1週間の語学留学では劇的に英語力が上がることはありません。
「苦手意識のあるスピーキングだけを強化する」「TOEICのスコアアップを目指す」など、科目を絞って専門コースを選び、短期集中で勉強するのがおすすめです。1週間だけでもスキルアップを実感しやすいですよ。
夏休み留学スケジュール例(1週間)
金曜日 | 仕事終了! |
土曜日 | 荷造り・渡航準備 |
日曜日 | フィリピン到着!入寮 |
月曜日 | オリエンテーション・入学テストなど(授業無し) |
火~金曜日 | 授業 |
土曜日 | 退寮・帰国 |
日曜日 | 荷ほどき |
月曜日 | 仕事へ |
例えば1週間留学のコースの場合、週末にフィリピンに到着し、平日は語学学校で朝から夕方までしっかり勉強、次の週末に帰国というスケジュールになります。
語学学校や選択するコースにもよりますが、毎週末の入学を受け入れている学校が多いです。ご自身の仕事や休暇のスケジュールに合わせて、比較的気軽に短期留学ができますよ。
夏休み留学の費用相場(1週間)
フィリピンで1週間の語学留学をした場合、約20~25万円の費用相場になります(授業料・寮費・渡航費などすべて込み)。
もちろん語学学校や選択するコースによっても異なりますので、あくまでも目安として参考にしてくださいね。
なおフィリピン留学は基本的に学生寮での滞在となり、1人~大人数部屋(4~6人程度)まで部屋タイプを選べます。
大人数部屋の方が安くなりますが、現地で仕事をする人や、落ち着いて勉強がしたいという社会人の方には、少し割高になりますが快適に過ごせる1人部屋がおすすめです。