イツキです。カナダ留学の際、決めなければならない重要な事の一つはどこの都市に滞在するか。カナダは土地が広大、そのため各都市によって特色が違います。
そこで今回は留学の候補地の都市をいくつか紹介していきたいと思います。
バンクーバー
最初に紹介すると都市はバンクーバー。日本でも馴染み深いとしだと思います。4年前の冬季オリンピックの開催地として話題になりましたね。
バンクーバーは海や山の自然と都市が見事に共存する西海岸の街。気候は年間を通して温暖で、カナダでは珍しくあまり雪が降る地域ではありません。ガラス張りの高層ビルが立ち並ぶダウンタウンに、企業や学校、ショッピングセンターや博物館、スタジアム、図書館などが集結しています。
アジア系を始めとして、多くの移民が生活しているバンクーバーは、人口のおよそ52%は第一言語が同州の公用語にあたる英語ではないため、様々な文化を日常から感じることが出来ます。そういった文化的背景もあり、ワーキングホリデーで訪れる人も多く、仕事も見つけやすいのも特徴です。
トロント
続いて紹介する都市はトロント。トロントはアメリカとの国境にある五大湖のひとつ、オンタリオ湖の湖畔に位置するカナダ最大の都市であり、オンタリオ州の州都です。ミュージカルをはじめエンターテイメント産業も盛んで洗練された都市であり、カナダで一番栄えているとしいっても過言ではないです。
五大湖に面していることから、10月ごろから本格的に寒くなり、11月には雪が降り始め気温が氷点下になることもしばしばあります。また寒い冬は、飲食店の客足も遠のき閑散期になるので、どうしても仕事の求人が減ってしまいます。現地のカナダ人でも冬の仕事探しは困難するので、カナダでの就労経験が少ないワーキングホリデー中の人の仕事探しはとても大変です。英語にある程度自身があり、海外経験が多い人に向いた都市であると思います。
モントリオール
続いて紹介する都市はモントリオール。モントリオールはトロントに次ぐカナダ第2の都市で、ケベック州に属し、歴史深いセントローレンス川に浮かぶ小さな島にできた古い街です。歴史があることから街並みも綺麗で、19世紀そのままの姿をもつ旧市街と近代的街
を楽しむ事ができます。
カナダの公用語が英語とフランス語の国として知られるカナダですが、ここモントリオールは国内でも有名なフランス語圏です。その影響からフランス語が日常的に話されているため、街中ではフランス語を耳にすることが多い場所です。そのため、フランス語を学びたいという方や日本でフランス語の勉強をしている方などには最適の都市でしょう。
オタワ
最後に紹介する都市はオタワ。あまり聞いた事がない都市かと思いますが。オタワはカナダの首都なんです。そのため政治、行政機関が集まる政治都市であるだけでなく、オタワ大学など多くの教育機関が集まっています。さらに、カナダ全土より集まった優秀な人材の受け皿として、また首都の為カナダの主要企業及び外資系の本社があり、関連企業も含め企業が多く進出する経済都市しての一面も持っています。なおかつ治安も良く、生活環境が整い暮らしやすい街として知られています。
日本からの留学生もまだまだ少なく、英語を勉強するには理想的な環境です。またトロントやモントリオール、バンクーバーのような大都市でなくちょっと田舎で暮らしたいという方にもおすすめの都市です。
それぞれ特色が違うので、自分の目的や好みにあった留学先を選んでみてください。
カナダ留学 関連記事